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銀行キャンペーンを斬る!

楽天証券:光通信債約1.16%

執筆者: ginko (2023-05-21)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:光通信債約1.16%」です。

少子高齢化はなかなか悩ましい問題ですが、先日の日経新聞の記事によれば生涯未婚率は、男性28.3%、女性17.8%ということで、インパクトのある数字ですね!男性の3人に1人が結婚しない時代ということです。ナルホド。

しかもグラフを見ると右肩上がりで上昇していて、このまま行けば「2人に1人が結婚しない時代」もすぐそこまで迫っていそうです。

独身の理由について「結婚資金が足りない」と答えている人も多いそうですが、こればっかりはお金の問題ではない気がしますね。「結婚しなければいけない」という社会(家族)の圧力が減ったのが一番大きいような気がします。

それはそれで時代の流れであり、あるべき自然な姿なのかもしれませんが、一方でこうした状況を見据えた上で少子高齢化問題にどう対応していくのか、もっと真面目に議論すべきなのでしょう。

個人的には何度も書いていますが、「3人目以降の子どもにバラまく」「積極的に移民を受け入れていく」の2つしかないと思いますが、何にしても大胆な政策に期待したいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「SBJモアアップキャンペーン」を取り上げました。金利はこうなっています。

■SBJ銀行「モアアップキャンペーン」

・3年:0.30%
・5年:
0.35%

どの金利も通常金利から大幅に引き上げ、かなりの好金利ですね!特に5年ものは0.35%の高水準です。

キャンペーン期間は7月31日までと十分余裕がありますね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★ですからちょうど真ん中の評価です。

金利の割には思ったより評価が伸びなかったですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月14日まで。

>>>SBJ銀行の「SBJモアアップキャンペーン」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1719

前回のコラム:「SBJ銀行:円定期3年0.30%、5年0.35%」

今回は楽天証券が取り扱う株式会社光通信第42回無担保社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。

とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.395%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも上昇していますね。

さて本題に戻りまして、時期的には5月ということで定期預金キャンペーンについては閑散期となっていますが、そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手ですね。

候補になりそうな商品の1つが、楽天証券が取り扱う株式会社光通信無担保社債です。要は光通信が発行する債券です。

公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、この光通信社債の金利はと言うとこうなっております。

■楽天証券:株式会社光通信第42回無担保社債

・5年:0.86%~1.46%


まだ仮条件ですので金利に幅がありますが、大体真ん中あたりで決まることが多く、仮にちょうど真ん中となれば「5年1.16%」ということですね!

定期預金の金利とは比べ物にならない高水準であるのは間違いありません。

また、5年後に光通信が返済不能になっている可能性はさほど高くないと思いますから、その点でも検討の余地があります。

実際のところ、光通信の格付けはR&Iの評価で「」。信用力は高いです。

そう考えると、この金利はそれなりに魅力的だと言えます。発行額はいくらなのでしょうね?あっと言う間に売り切れそうです。

募集期間は5月29日(月)~6月8日(木)14:30となっていますので気になる方はチェックしてみてください。金利が決まるのは5月26日ですね。

ではこの、楽天証券が取り扱う5年約1.16%の「株式会社光通信無担保社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月21日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】楽天証券が取り扱う5年約1.16%の「株式会社光通信無担保社債」。あなたの評価は?(投票は6月21日まで)  >>>投票はこちら

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