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SBI証券:SBI債2年0.93%

執筆者: ginko (2023-06-03)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:SBI債2年0.93%」です。

少子化が加速していますね。コロナの影響もあったと思いますが、出生率はついに1.26とのことです。もはや世代ごとに人口が半減していくペースですね・・・100年後の日本はどうなってしまうのでしょうか。

対策として「こども未来戦略方針」の素案が報道されていますが、小粒な感は否めないですね。

加えて、移民の拡大も待ったなしかと思います。100年後を見据えて大胆な政治の決断に期待したいと思います。

もちろん、我々有権者にも責任があるのは間違いありません。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、UI銀行の定期預金を取り上げました。金利はこうなっています。

■UI銀行/定期預金

・1ヶ月:0.12%
・3ヶ月:0.12%
・6ヶ月:0.12%
1年:0.20%
・2年:0.20%
・3年:0.20%
・5年:0.20%

上記金利の中で一番バランスがいいのは、1年0.20%ですね。2年・3年・5年も0.20%ですから、1年もので十分です。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.7」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月28日まで。

>>>UI銀行について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1728

前回のコラム:「UI銀行:円定期1年0.20%、2年0.20%」

今回はSBI証券のSBI債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月、そして2022年12月に日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.50%~+0.50%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.50%」と低いままです。

とは言いつつこれまでと比べればその「上限」は随分と上がりましたので、定期預金金利も多少上昇することを期待したいと思います。

本日の長期金利も「0.410%」という事で一時よりは下がりましたが、それでも以前の水準からは上昇していますね。

さて本題に戻りまして、6月に入りつつもまだ積極的なキャンペーンは始まっていませんね。そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手です。

そうした場合に候補になりそうなのでが、SBI証券SBI債です。要はSBI証券の発行する社債です。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBI債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第44回SBI債

・2年:0.93%


期間2年で0.93%ということですから高金利ですね!2年前に取り上げた時は0.6%でした。

また、2年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありませんし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性があります。

過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

SBI証券の格付けはR&Iの評価で「A-」ということですから、悪くはありませんが。とすると、この金利はやはり相場よりは高いとは思います。

加えて今回も「先着順」というのも良いですね!買いたい方はお急ぎください。

残念ながら興味はあるけれども間に合わないという方は、口座を開設し、購入用の資金を準備した上で「次回」を待っていただければと思います。

ちなみにSBI証券の業績はどうなっているかと言うと、2022年3月期連結決算は409億円の黒字決算となっています!巨額ですね。

引き続き着実に利益を稼いでこのSBI債のような形で顧客還元が図られることを祈りたいと思います。

ではこの、SBI証券の発行する社債である2年0.93%の「SBI債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、高金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。先着順というのもいいです。投票は7月3日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】SBI証券の発行する社債である2年0.93%の「SBI債」。あなたの評価は?(投票は7月3日まで)  >>>投票はこちら

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