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SBI証券:アイフル債3年1.13%

執筆者: ginko (2024-06-09)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:アイフル債3年1.13%」です。

株式市場はこの2年くらいずっとアメリカの利下げ待ちの状態ですね。期待が高まると株価が上がり、期待が後退すると株価が下がるという、片思いのようなことをずっと続けています。

アメリカの中央銀行であるFRBは株価のことなどほとんど気にしていないでしょうから、その点でも片思いというのは正しい表現なのかもしれません。

そして足元では思いのほか強かった雇用統計によって再び利下げ期待が後退している状況ですね。今のところ「年1回」という予想が最多となっています。

見えるのに一向に着かない蜃気楼のようなものとなっているアメリカの利下げですが、EUではついに利下げが始まりましたからね!その時は徐々に近づいている・・・と信じたいです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券が取り扱う東北電力株式会社債を取り上げました。金利はと言うとこうなっております。

■楽天証券:東北電力株式会社第565回社債(一般担保付)

・期間:3年
・格付け:A+(R&I)/AA(JCR)
・販売期間:2024年6月3日(月)9:00~6月20日(木)14:30
・利率(年率):0.75%

期間3年で0.75%ということですから高利回りであるのは間違いありません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.3」。最高が5つ★ですから高い評価です!

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月1日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2000


前回のコラム:「楽天証券:東北電力債3年0.75%」


今回はSBI証券が取り扱うアイフル債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことですね。本日の長期金利は「0.970%」と以前に比べればハッキリ上昇していますが、中長期的には金利低下圧力が出てきそうです。

さて、高金利での運用を求めている人にとって検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介するSBI証券が取り扱うアイフル債です。

社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

逆に言えばその分だけ金利が高いということですが、ではこのSBI証券が取り扱うアイフル債の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、アイフル債

・商品名:アイフル株式会社第68回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・満期償還日:2027/6/18
・期間:約3年
・利率:年1.13%

3年1.13%ということですね。定期預金と比較すれば高利回りであるのは間違いありません!

3年後にアイフルが破綻しているということもなさそうですしね。

実際、アイフル社の格付けは、JCRという日本の甘い格付け機関ではありますが「A-」とまずまず良い評価です。

販売期間は「6/6(木)10:00~6/17(月)14:00」となっていますのでご注意ください。

ではこの、利率が約1.13%で期間が約3年の、SBI証券が取り扱うアイフル債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。アンケートの投票は7月9日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、アイフル債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】利率が約1.13%で期間が約3年の、SBI証券が取り扱うアイフル債。あなたの評価は?(投票は7月9日まで)  >>>投票はこちら

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