ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:日照時間連動型マネックス債0.61%?」です。
ずっと気になっている日本と世界の人口動態・・・というか人口減少ですが、最新の国連の推計によれば世界の人口は2084年をピークに減少に転ずるようです。2084年・・・筆者が生きていないのは間違いありませんが、短いような長いようなしかし短い時間ですね。
一方、既に人口減少が始まっている日本の2100年の人口推計は7700万人となっています。まだそんなにいるのかという気もする反面、今からほぼ半減するわけで日本の在り様が大きく変わるのは確実です。2100年と言えば76年後。今の小学生くらいまでの子であれば直面することになるリアルです。うーむ。
人口減少を食い止めようと思えば新生児を増やすか、移民に頼るかということになりますが、その両方が必要なのでしょうね。個人的には3人目の子どもが生まれた夫婦には専業主婦(主夫)できるくらいの資金援助をしてもいいと思いますし、移民についてもどんどん受け入れればいいと考えます。円安の日本に人が来るのかという話もありますが、人手不足の日本には仕事がありますからね!仕事があるというのは大きいです。
外国人との摩擦についてもいろいろ報道されたりしていますが、正直、筆者の同世代の若者の方が遥かに荒れていました。先生と殴り合いするのは普通でしたし、校内でも喧嘩は日常茶飯事で、グランドに原付が走り回ったり、窓ガラスが割られたり。それを肯定しているわけではなく、言いたいのは日本人もそんなに品行方正ではなかったですよ、ということです。みんな忘れてしまうのですかねぇ。
人口が減れば社会が穏やかになり、温暖化問題も資源問題も環境問題も解決していくと思わないではないですが、とは言え急激に人口が減るのは悲劇ですし、次世代に無責任です。今のうちにできることはしないと、です。
なお投資家目線で言えば人口が増え続けるアメリカへの投資一択ですね・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.30%
・3年:0.35%
・5年:0.50%
・7年:0.60%
※2024年7月6日現在、年利、税引き前、100万円以上
今月から全体的に金利を引き上げていますね!素晴らしい。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★ですからかなり高い評価です!
この金利が今の好金利の目安となりそうですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は8月6日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2025
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.30%、7年0.60%」
今回はマネックス証券の取り扱う「日照時間連動型債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。
他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことですね。本日の長期金利は「1.045%」と以前に比べれば高水準ですが、中長期的には金利低下圧力が出てきそうです。
さて7月に入り夏のボーナスシーズンとなりましたが、マネックス証券もこの時期に恒例となっている「日照時間参照型クーポン付
円建債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)」の募集を開始していますね。「夏祭り」という微妙なネーミングですが、金融商品としてはマネックスファイナンス社が発行する社債です。
社債とは、利率は最初から決まっていて満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の点が挙げられます。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、今回のマネックス債にもいつものようにユニークな商品性が付加されています。何かと言えば金利が「観測地点(広島県
広島)の10時間以上の日照日数により0.45%~1.07%の間で決定する」というものです。具体的にはこう説明されています。
■マネックス証券/日照時間参照型クーポン付 円建債券(愛称:個人向けマネックス債 夏祭り)」
・金利 : 0.45% + 0.02% × 10時間以上日数
・観測期間 : 2024年8月1日(木)~2024年8月31日(土)まで
・観測地点 : 気象庁が公表する「広島県 広島」
・10時間以上日数 : 気象庁が公表する日照時間が10時間以上の日数
つまり広島の日照時間が10時間以上になれば金利が0.02%ずつ増加していくということです。
ただこれだけだと全然イメージがわかないので過去10年の平均をチェックしてみると「8日」ということのようです。
とすると金利はこうなります。
・10時間以上の日=8日 → 0.61%
であれば金利は悪くなさそうですが、今年の夏はどうなるのでしょうか。酷暑となりそうではありますが。
なお格付けはBBB+ということで今ひとつですが、1年後にマネックスグループが破綻していることはまずなさそうですし、1万円から投資できるのは手軽ではあります。
申し込み期間は7月30日までとなっていますのでご注意ください。
では、このマネックス証券が取り扱う、広島の8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.61%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は8月13日まで。
>>>マネックス証券が取り扱う「個人向けマネックス債
夏祭り」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】マネックス証券が取り扱う、広島の8月の日照時間によって金利が変動し、過去データからすると0.61%程度になりそうな「個人向けマネックス債
夏祭り」。あなたの評価は?(投票は8月13日まで) >>>投票はこちら
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