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楽天証券:川崎市グリーンボンド公債約0.6%

執筆者: ginko (2024-10-13)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:川崎市グリーンボンド公債約0.6%」です。

オーストラリアのグリーン水素事業が停滞しているようですね。石油から作るブルー水素と違ってグリーン水素は再生エネルギーから作る100%カーボンフリー。しかも持ち運びも出来て夢が膨らみますが、普及の目安が1キロ2豪ドルに対して、現状、1キロ5.5~13豪ドル。いくらコストダウンが進んだとしても1/6に出来ますかね・・・。

筆者は日々ガンガン石油を消費してビジネス活動をしているものの、電気自動車は充電する設備も時間もないし、電池の劣化も心配です。加えて震災を何度も経験した身としては電気インフラは今一つ信用できません。

その点では水素自動車に憧れがあるものの、販売されているものはセダンタイプ。なぜ人気のSUVタイプはないんでしょうねぇ。せめてステーションワゴンタイプでもあれば・・・トヨタさんよろしくお願いします。

そうしたわけで、脱炭素には全面的に賛同するものの、いざ日常生活に結びつけるとなかなか具体的な行動に結びつかないのが難しいところです。太陽光発電もどちらかというとイメージが悪化しているのですかね。筆者の温暖化防止の道のりは遠いです・・・グレタ氏に怒られそう。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行の定期預金を取り上げました。具体的な金利水準はこうなっています。

■イオン銀行/定期預金

・1年 : 0.30%
・4年 : 0.40%
・5年 : 
0.55%

1年0.30%、そして5年は0.55%と高水準ですね!存在感が増しそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.5」。真ん中が3つ★ですからそこそこ良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月13日まで。

>>>イオン銀行について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2085


前回のコラム:「イオン銀行:円定期1年0.30%、5年0.55%」


今回は楽天証券が取り扱う川崎市グリーンボンドを取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月には追加利上げもありましたしね。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」にシフトチェンジしたことです。本日の長期金利も「0.970%」と以前に比べれば下がりましたが、中長期的にも金利低下圧力が出てきそうです。

さて10月に入り定期預金のキャンペーンとしては閑散期となっていますが、そうした中で個人向けの社債を検討されてもいいかもしれません。今回取り上げる社債は楽天証券が取り扱う「第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債」です。要は川崎市が発行する公債です。

公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。

そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、とは言いつつ今回は川崎市が発行しているわけですから、リスクは限りなく低いです。この第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債の募集内容はと言うとこうなっております。

■楽天証券:第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債

・期間:5年
・格付け:未詳
・販売期間:2024年11月15日(金)9:00~2024年12月6日(金)14:30
・利率(年率):未定

川崎市の格付けは調べてもよく分かりませんでしたが、日本国内において最高級であるのは間違いありません。

また利率も条件決定は11月14日ということでまだ先ですが、ただ1回目の条件は昨年11月に条件が決定されたもので0.408%となっています。

昨年11月の5年もの国債金利がおよそ0.4%前後でしたから、この公債はおよそ国債と同じ条件ということですね。

そして足元の5年もの国債の市場金利は0.591%。つまり今回のグリーンボンドは「0.6%前後」ということが予想されます。

であれば国債を買えばよいという気もしなくはないですが、川崎市の発展に使われるわけですから、社会的意義を考えてこちらの債券を買うと言う人もおられるのかもしれませんね。

販売期間は上記の通り「2024年11月15日(金)9:00~2024年12月6日(金)14:30」となっていますので興味がある方はチェックしてみてください。

ではこの、期間5年・利率0.6%前後と予想される、楽天証券が取り扱う第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。アンケートの投票は11月19日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】期間5年・利率0.6%前後と予想される、楽天証券が取り扱う第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債。あなたの評価は?(投票は11月19日まで)  >>>投票はこちら

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