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オリックス銀行:eダイレクト金銭信託年0.8%

執筆者: ginko (2024-10-27)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「オリックス銀行:eダイレクト金銭信託年0.8%」です。

大谷選手が主軸のドジャースがワールドシリーズに進出し、アメリカだけでなく日本でも大いに盛り上がっていますね。ワールドシリーズと言えばヤンキース時代の松井選手の活躍が印象的ですが、ただリアルタイムで観た思い出がありません。

とするとやはり今回の方がテレビ中継も含めて注目されているということなのでしょう。日本人がメジャーリーグで大谷選手ほど活躍することは、一生の中でもう二度とないかも知れませんから、当然かもしれませんが。

その第1試合目は「逆転・満塁・サヨナラホームラン」という漫画のような展開でドジャースが勝利しましたが、しかし実力が拮抗する中、数cmの差でセーフになったりアウトになったりするのを見ると、勝利するには幸運の女神が微笑んでくれる必要がありそうです。

どちらが勝利するのか全く分かりませんが、存分に楽しみたいと思います。

しかし野球のようにスッキリ終わらなそうなのが、日本の衆院選であり、アメリカの大統領選挙ですね。衆院選で与党が過半数を割り込めばその後の政治は大いに混乱するでしょうし、アメリカの大統領選はどちらが勝利するにしても僅差でしょうから、投票結果について揉めることになりそうです。忖度しないところが民主主義の真骨頂と言えますが・・・果たしてどのような結末が待っているのでしょうか。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券が取り扱う川崎市グリーンボンドを取り上げました。募集内容はと言うとこうなっております。

■楽天証券:第2回川崎市グリーンボンド5年公募公債(個人向け)債

・期間:5年
・格付け:未詳
・販売期間:2024年11月15日(金)9:00~2024年12月6日(金)14:30
・利率(年率):未定

条件決定は11月14日ということでまだ先ですが、今回のグリーンボンドは「0.6%前後」ということが予想されます。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.7」。真ん中が3つ★ですから意外とイマイチな評価ですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月19日まで。

>>>楽天証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2087


前回のコラム:「楽天証券:川崎市グリーンボンド公債約0.6%」


今回はオリックス銀行のeダイレクト金銭信託を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月には追加利上げもありましたしね。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」にシフトチェンジしたことです。本日の長期金利も「0.945%」と以前に比べれば下がりましたが、中長期的にも金利低下圧力が出てきそうです。

さてそのように市場金利の方向性が不透明な中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるオリックス銀行の金銭信託「eダイレクト金銭信託」です。

これまで何度かご説明しましたが、金銭信託は以前は(と言っても30年くらい前かもしれませんが)それなりにメジャーな商品で、金銭信託が扱える各信託銀行がそこそこ力を入れて販売していました。新聞でも広告をよく見かけましたしね。

その魅力はなんと言っても定期預金と比べて高金利という点にあったわけですが、世の中の金利低下が進み、さらに各銀行で「預金余り」が目立つようになるにつれ徐々に信託商品と定期預金との金利差が縮小し、優位性が薄れ、販売量が減り、現時点ではほぼフェードアウトしている商品です。

レトロな響きのある金銭信託ですが、商品性はというと銀行が販売してきたことからも分かる通り、極めて定期預金に近い商品です。利率=予定配当率に基づき、満期の時点で「ほぼ」元本と利息が戻ってきます。

とは言いつつ仕組みとしては「固定金利の投資信託」という感じですかね?社債やMMFに近いと言ってもいいかもしれません。つまりは元本保証ではなく、預金保険の対象とはならず、また中途解約の取り扱いも銀行によって異なります。

デメリットの分、定期預金と比べれば金利がよくなる構造にあると言えます。

すっかりマイナー商品となってしまった金銭信託ですが、今回のオリックス銀行の「eダイレクト金銭信託」の気になる条件はと言うと・・・

■オリックス銀行/eダイレクト金銭信託(予定配当率型) 株式会社日産フィナンシャルサービス第2号

・信託期間:3年
・予定配当率:年0.80%
・格付け:A(JCR)
・主な運用対象:株式会社日産フィナンシャルサービスを貸付先とする無担保貸付金
・募集期間:2024年9月20(金)0:00~2024年11月5日(火)12:00
・受託者:オリックス銀行株式会社

ということになっています。予定配当率は3年0.80%ということで定期預金とは比較にならない高水準ですね!

とは言いつつ主な運用対象は「株式会社日産フィナンシャルサービスへの無担保貸付金」ということで、オリックス銀行ではないことに注意が必要ですが、格付けはJCRのもので「」ということですから、満期までそれなりに安心して投資できそうです。

ではこの、3年0.80%となる、日産フィナンシャルサービスへの貸付を主たる運用対象とした、オリックス銀行の「eダイレクト金銭信託/株式会社日産フィナンシャルサービス第2号」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスク内容からすると悪くない金利水準であることを考慮して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は11月27日まで。

>>>オリックス銀行の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】3年0.80%となる、日産フィナンシャルサービスへの貸付を主たる運用対象とした、オリックス銀行の「eダイレクト金銭信託/株式会社日産フィナンシャルサービス第2号」。あなたの評価は?(投票は11月27日まで)  >>>投票はこちら

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