執筆者: ginko (2025-01-18)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:ソフトバンク社債7年約1.75%」です。
ついにイスラエルとハマスの間で停戦が実現しますね。現在でもガザで拘束されている人質は98人で、半分が生存しているとのことですが、言い換えれば既に半分は亡くなっているようです。
一方、ガザ側の死者は4万7千人に上っています。当初は奇襲攻撃で1,200人が殺害されたイスラエルに同情的な筆者でしたが、自衛権があるにしても「40倍返し」はさすがにやりすぎです。とにもかくにも一般市民が巻き添えとなる戦争が一旦停止されることを歓迎したいと思います。
この戦争を総括するのは早いですが、イスラエル側から見た場合、「テロの再発防止」と「人質の奪還」という2点で評価すると、前者については一定の効果があるのではないでしょうか。ガザの人々にイスラエルへの恨みは長年残るでしょうけれど、被害を考慮すれば似たようなテロを起こすことはなさそうです。今回の停戦も実質的にはハマスが降参したということでしょうしね。
他方で後者については人質の解放を最優先するのであれば、もう少し穏当な方法があったように思います。上記の通り、半分の人質が亡くなったのであればむしろ大失敗という気すらします・・・。
いずれにしてももう二度とこのような悲惨な出来事が起こらないことを祈るばかりです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。最新の金利はこうなっています。
■オリックス銀行「eダイレクト預金」
・1年:0.85%
・3年:0.65%
・5年:0.70%
・7年:0.75%
※2025年1月18日現在、年利、税引き前、100万円以上
今月から金利を引き上げていますね!素晴らしい。
加えて新規口座開設者限定の優遇金利プログラムを利用すると金利は以下の通り上昇します。
■オリックス銀行「eダイレクト定期預金優遇金利プログラム」
・6ヶ月:1.00%
・1年:1.00%
・5年:1.30%
※2025年1月18日現在、年利、税引き前、100万円以上
特に5年1.3%が目を惹きます。まだ口座をお持ちでない方は検討してみてはいかがでしょうか。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★ですからめちゃ高い評価です。
1%近い金利ですから当然かもしれませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月5日まで。
>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2141
前回のコラム:「オリックス銀行:円定期1年0.85%、7年0.75%」
今回はSBI証券が取り扱うソフトバンク社債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月には追加利上げもありましたしね。
他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」にシフトチェンジしたことです。日銀の利上げ観測やトランプトレードもあって本日の長期金利は「1.200%」と上昇基調ではありますが、今後の金利動向については予断を許しません。
さてそのように市場金利の方向性が不透明な中ではありますが、高金利での運用を求めている人にとって検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介するSBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債です。
社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。
2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。
このソフトバンク株式会社無担保社債はその名の通り「無担保」ですから尚更ですね。簡単に言えば、ソフトバンク株式会社が経営破綻した場合にお金が取り戻せる可能性はかなり低いということです。
逆に言えばその分だけ金利が高いということですが。
ではこのSBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う、ソフトバンク株式会社無担保社債
・商品名:ソフトバンク株式会社 第27回無担保社債(社債間限定同順位特約付)/愛称:ソフトバンクみらい創出ボンド
・満期償還日:2032/2/4
・期間:7年
・利率:年1.45%~年2.05%
まだ仮条件ではありますが、この真ん中くらいで決まるとすれば7年約1.75%ということで高利回りですね!
ちなみに注意しておかないといけないのはこの「ソフトバンク株式会社」と「ソフトバンクグループ株式会社」では信用力が全く違うということですね。格付けをチェックするとこうです。
・ソフトバンク株式会社:A+(R&I)
・ソフトバンクグループ株式会社: BB+(S&P)
前者は投資適格なのに対して後者は「投資不適格」です。とすると金利が違うのも当然ですね。
ソフトバンク株式会社は盤石な携帯ビジネスがあるのに対して、ソフトバンクグループ社はビジョンファンドの運用成績によってジェットコースターのように業績が変わるので結果的に信用力が変わってくるということなのでしょう。
その点ではこの金利水準は妥当なのだと思いますが、ソフトバンクグループの高利回りを見てしまうとちょっと物足りない気もするかもしれません。
ちなみにこの社債の販売期間は「1/22(水)10:00~2/3(月)14:00」となっていますが、どのような売れ行きを示すのか気になるところです。
ではこの、期間が7年で金利が約1.75%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。アンケートの投票は2月18日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンク株式会社無担保社債について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】期間が7年で金利が約1.75%の、SBI証券が取り扱うソフトバンク株式会社無担保社債。あなたの評価は?(投票は2月18日まで)
>>>投票はこちら
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー