執筆者: ginko (2025-03-01)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:光通信第社債7年2.60%」です。
トランプ政権にてマスク氏が米政府効率化省=DOGEを率いて大胆な改革を進めようとしているのは、皆さんご存知の通りですが、報道によれば早くもマスク氏と閣僚との間で亀裂が表面化しているようです。マスク氏とルビオ国務長官らが6日の閣議で言い争ったとのことですね。
人員削減はただでさえ簡単なことではありませんし、実情を無視して頭ごなしに言われれば反発されるのも当然です。マスク氏の権限は「勧告」と定義されたようですので、今後は政府改革もややマイルドな形で進められることになりそうです。
ちなみにトランプ政権の施策に関して、どちらかというと否定的な筆者ではありますが、ことマスク氏の主導する改革については大いに期待しています。官僚組織は放っておくとどんどん肥大化していきますからね。どこかで大ナタを振るって贅肉を削ぎ落す必要がありますが、アメリカではいよいよそのタイミングが来たということですね。
アメリカの「大きな政府」が今般の改革で「小さな政府」に生まれ変わることができるのか、期待を持って見守りたいと思います。
そしてそれが世界最大の覇権国であるアメリカで起こっているというのもすごいですね。良い面も悪い面もありますが、彼の国のダイナミズムはすごいです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行の定期預金を取り上げました。具体的な金利水準はこうなっています。
■イオン銀行/定期預金
・1年 : 0.45%
・4年 : 0.55%
・5年 : 0.70%
1年0.45%、そして5年は0.70%と高水準ですね!存在感が増しそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.9」。真ん中が3つ★ですので少し残念な評価です。
金利はそこまで悪くないと思うのですけれどね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月1日まで。
>>>イオン銀行について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2162
前回のコラム:「イオン銀行:円定期1年0.45%、5年0.70%」
今回はイオン銀行の定期預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月には追加利上げもありましたしね。
他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」にシフトチェンジしたことです。インフレ率の再上昇や日銀の追加利上げ観測を受けて本日の長期金利は「1.520%」と上昇基調ではありますが、今後の金利動向については予断を許しません。
さて、そうは言いつつ金利が上昇する中で、単なる預金以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げる楽天証券が取り扱う「株式会社光通信第51回無担保社債(新発債)」です。要は光通信が発行する社債です。
公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の通りです。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。
そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、この株式会社光通信第51回無担保社債(新発債)の金利はと言うとこうなっております。
■楽天証券:株式会社光通信第51回無担保社債(新発債)
・正式名称:株式会社光通信第51回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・期間:7年
・格付け:A(R&I)/A+(JCR)
・販売期間:2025年2月27日(木)9:00~3月11日(火)14:30
・利率(年率):2.60%
期間7年で2.60%ということですから高利回りであるのは間違いありません。昨年のこの時期に取り上げてから0.6%くらいは金利が上がっていますかね?
光通信社が7年後まで存続しているかどうかはよく分かりませんが、ただ格付けはR&IでAということですから十分高いです。
最低額は100万円以上ということで決して低くはありませんが、ポートフォリオの一部に持っておくのはアリかもしれません。
販売期間は「2025年2月27日(木)9:00~3月11日(火)14:30」と残りわずかですが興味がある方はチェックしてみてください。SBI証券では既に売り切れたようです。
ではこの、利率が2.60%で期間が7年の、楽天証券が取り扱う株式会社光通信第51回無担保社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。アンケートの投票は4月9日まで。
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■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】利率が2.60%で期間が7年の、楽天証券が取り扱う株式会社光通信第51回無担保社債。あなたの評価は?(投票は4月9日まで)
>>>投票はこちら
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