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SBI証券:SBIホールディングス債4年約1.85%

執筆者: ginko (2025-05-26)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:SBIホールディングス債4年約1.85%」です。

夏の参議院選挙に向けて、各党で消費税率のディスカウント合戦が始まっていますね。個人的にはインフレがコメなどを中心に食料品を直撃していることを考慮すれば、食料品の軽減税率を8%→5%に時限的に引き下げるのはアリかなぁ、計算もしやすくなるし、などと思っていましたが、減収規模が「数兆円」と聞くとやっぱり効率が悪く、「困っている人に絞った給付がいいよね」と考え直したところです。

ちなみに日経新聞の世論調査によれば、「消費税率を維持すべき=減税に反対」という方が55%もおられるとのことです。なんと、過半数の方が減税すべきではないと考えているのですね!恐れ入りました。

減税に反対する理由は様々でしょうけれど、もしかすると国会議員より世論の方がよっぽど賢く、将来世代への負担を憂慮しているのかもしれません。こうなってくると筆者も自民党に投票すべきということになるのですかね・・・うーむ。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI新生銀行のダイヤモンドステージを取り上げました。SBI新生銀行の円普通預金とSBI証券の口座を連携させるだけで、いきなり「ダイヤモンドステージ」が適用されるのですね!

ダイヤモンドステージになると以下のような優遇を受けられます。

・普通預金金利 : 0.40%
・他行あてネット振込手数料 : 月10回無料
・コンビニATM手数料 : 何回でも無料

分かりやすいのはネット振込みとコンビニATM手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。真ん中が3つ★ですのでまずますの評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月18日まで。

>>>SBI新生銀行について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2192


前回のコラム:「SBI新生銀行:円普通預金0.4%」


今回はSBI証券が取り扱うSBIホールディングス社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月にも追加利上げがありましたしね。

足元ではトランプ関税の混乱も徐々に収まり、「1.530%」と再び上昇傾向にあります。今度はどこまで上昇するでしょうか。

さてそのように市場金利が上下する中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるSBI証券が取り扱うSBIホールディングス株式会社無担保社債です。要はSBIホールディングスが発行する債券です。

公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。

そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBIホールディングス株式会社無担保社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:SBIホールディングス株式会社 第43回無担保社債(社債間限定同順位特約付)

・4年:1.350%~2.350%


まだ仮条件ではありますが、この真ん中くらいで決まるとすれば4年1.85%ということですから、かなりの高利回りです!十分魅力的だと言えそうです。

格付けもR&Iで「A-」とまずまずです。リスクはゼロではないものの、お得と言えそうです。

募集期間は6月4日(水)10:00~6月16日(月)14:00となっていますので気になる方はチェックしてみてください。

金利が決まるのは6月3日(火)ですね。

ではこの、SBI証券が取り扱う4年約1.85%の「SBIホールディングス株式会社無担保社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月26日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】SBI証券が取り扱う4年約1.85%の「SBIホールディングス株式会社無担保社債」。あなたの評価は?(投票は6月26日まで)  >>>投票はこちら

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