執筆者: ginko (2025-06-28)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:近鉄グループホールディングス債5年約1.55%」です。
参院選は7月20日に決まりましたね。時々解散される衆議院と違い、参議院は3年に1回半分ずつしか変わりません。つまりは最長で6年、選挙の影響が続くわけである意味、「衆院選より参院選の方が大事」と言えるのかもしれません。
仮に衆議院と参議院がねじれた場合、6年もの間「決められない政治」が続くと思うと有権者の責任は重大ですね。都議選の結果を見る限り国民民主党のブームは続いているようですが、果たしてどのような結果となるのでしょうか。
そのカギとなるのが消費税減税ですね。与党は減税反対、野党は減税賛成ですから分かりやすい対立軸と言えます。昨今のインフレは特にコメを始めとした食料品で顕著ですので、「食料品の税率を下げる」というのは理屈の上では分かりやすいです。
ただ意外にも有権者の受けは良くないですね。世論調査では「減税反対」の方が多かったのではないでしょうか?筆者は財政再建派ですので減税しなくて済むのであればそれに越したことはありませんが、世論調査の結果と実際の投票行動はどこまで正直に結びついているのか気になるところです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券の「東京建物債」を取り上げました。金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う東京建物債
・東京建物株式会社第36回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(サステナビリティボンド)(愛称:東京建物 Brillia サステナビリティボンド)
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・期間:約7年
・利率:1.76%
利率は期間が約7年と長めですが、金利は1.76%に設定されており高水準です!定期預金では実現の難しい利回りとなります。
またこの東京建物債の格付けはJCRという格付け機関で「A」となっていて一定の安心感がありますね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.8」。最高が5つ★ですので良い評価です!
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月22日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、東京建物債について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2206
前回のコラム:「SBI証券:東京建物債7年約1.75%」
今回はSBI証券の「近鉄グループホールディングス債」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月にも追加利上げがありましたしね。
足元ではトランプ関税の混乱も徐々に収まり、「1.425%」と再び上昇傾向にあります。今度はどこまで上昇するでしょうか。利上げ観測は後退しているようですが。
さて6月に入り夏のボーナスシーズンとなりましたが、そうしたボーナス資金を当てにしているのかどうか、個人向けの社債も多く発行されていますね。今回取り上げる社債はSBI証券が取り扱う近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債です。
社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。
2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。
ではこのSBI証券が取り扱う近鉄グループホールディングス債の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■SBI証券が取り扱う近鉄グループホールディングス債
・近鉄グループホールディングス株式会社第133回無担保社債1(近畿日本鉄道株式会社保証付および社債間限定同順位特約付)
・期間:約5年
・利率:1.250%~1.850%(仮条件)
期間は約5年と手ごろですが、金利はまだ仮条件ではあるものの1.250%~1.850%に設定されており、仮に真ん中に決まるとすれば1.55%の高水準です!定期預金では実現の難しい利回りとなります。
ちなみにこの近鉄グループホールディングス債の格付けはR&Iという格付け機関で「BBB+」、JCRという格付け機関で「A-」となっていて意外とやや低めですね。もちろん5年以内に潰れてしまうことはないと思いますが。
この社債の発行額は250億円ということですぐに売り切れてしまうかもしれませんが、販売期間は「7/11(金)10:00~7/24(木)14:00」です。
気になる方は早めに手続きをお進めください。
ではこの、期間が5年で利率が約1.550%のSBI証券が取り扱う近鉄グループホールディングス債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・多少のリスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。アンケートの投票は7月28日まで。
>>>SBI証券が取り扱う、近鉄グループホールディングス債について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】期間が5年で利率が約1.550%のSBI証券が取り扱う近鉄グループホールディングス債。あなたの評価は?(投票は7月28日まで)
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