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SBI証券:三井住友FG劣後債10年約2.35%

執筆者: ginko (2025-10-05)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:三井住友FG劣後債10年約2.35%」です。

自民党の総裁選は大方の予想に反して高市氏が選ばれました。ある意味、永田町の理論と言えますが、とは言いつつ党員票の結果が素直に反映されたという意味ではより民主的な結果と言えるのかもしれません。

少数与党としての立ち位置を考えると、より穏健・中道な小泉氏の方が収まりが良いと思う一方で、恐らく独自色を出すのは難しいでしょうから「次の機会に」という考え方もできそうです。

もちろん党員としては党利党略というよりは、素直に右寄り・保守寄りの高市氏の主張の方が響いたということでしょうけれど。

リベラル&財政再建派の筆者としては政策的には小泉氏の方が近いですが、とは言いつつ、「投資家」目線で言うとアベノミクス継承が期待できる高市氏にも相応に期待はできそうです。

また、世の中がやや右寄りになりつつある中で、高市氏への国民の支持が続き、政治が安定するのであれば、それはそれで良いと思ったりもします。あとは有権者の「手のひら返し」が起きないことを祈るばかりです・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI新生銀行のSBIハイパー預金を取り上げました。新しくサービスを開始した「SBIハイパー預金」はSBI新生銀行の口座とSBI証券の口座を直接つなぐ預金で、言ってみれば「SBI証券の普通預金」と言った位置づけの商品ですが、金利が0.42%とこれまた抜群の高水準ですね。

■SBI新生銀行「ハイパー預金」

・0.42%

SBI新生銀行の口座を持っている人にも、SBI証券の口座を持っている人にも、魅力的な預金だと思いますので検討してみてはいかがでしょうか。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.2」。真ん中が3つ★ですので、そこそこの評価と言った感じでしょうか。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月27日まで。

>>>SBI新生銀行について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2246


前回のコラム:「SBI新生銀行:SBIハイパー預金0.42%」


今回はSBI証券の「三井住友FG劣後債」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月にも追加利上げがありましたしね。

足元ではトランプ関税の混乱も収束し、「1.660%」と再び上昇傾向にあります。今度はどこまで上昇するでしょうか。

さて、そのように金利が上昇する中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、個人向けの社債ですね。今回取り上げる社債はSBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債です。

社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

加えてこの三井住友FG劣後債は「実質破綻時免除特約及び劣後特約付」ということで経営が傾いたら、まずお金が返ってくることがありませんので尚更ですね。

ではこのSBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債

・株式会社三井住友フィナンシャルグループ第22回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)

・期間:10年

・利率:年2.05%~2.650%

利率は期間が約10年と長いですが、金利はまだ仮条件ではあるものの、真ん中くらいになるとすれば約2.35%の高水準ですね!定期預金では実現の難しい利回りとなります。

加えてこの株式会社三井住友フィナンシャルグループ債の格付けはR&Iという格付け機関で「AA-」ということでめちゃくちゃ高いですね!三井住友銀行の信用力なので当然かもしれませんが、安心して運用できそうです。

販売期間は「10/14(火)12:00~10/27(月)14:00」ですね。気になる方は早めに手続きをお進めください。

ではこの、期間が10年で利率が約2.35%のSBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスク低めで好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。アンケートの投票は11月5日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、三井住友FG劣後債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】期間が10年で利率が約2.35%のSBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債。あなたの評価は?(投票は11月5日まで)  >>>投票はこちら

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