銀行.info

銀行キャンペーンを斬る!

イオン銀行:お買い物応援トラスト3年1.30%

執筆者: ginko (2025-10-12)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「イオン銀行:お買い物応援トラスト3年1.30%」です。

高市総裁の誕生で政治が安定するのであればそれはそれで良いと当欄で書いたのが1週間前ですが、何と連立を組んでいたはずの公明党が自民党と袂を分かち、自民党はますます少数勢力となって不安定さが増すという皮肉な結果となってしまいました。

経済もそうですが、政治の世界も一寸先は闇ですねぇ。

そうは言いつつ野党もまとまり切れないところを見ると、引き続き自民党が少数与党となり、高市総理誕生ということになりそうですが、足し算だけで言えば野党が与党になる可能性もあるわけで、ここから歴史が動くのかどうか気になるところです。

今後は政策ごとに野党と協議することになるのでしょうけれど、あまりにも政治が動かないとなると解散総選挙になるものと思います。そうなった場合に有権者はどの党に投票するのでしょうね。

いずれにしてもトランプ大統領の訪日も近づいており、政治の混迷が国益を損ねることのないよう祈りたいと思います・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券の「三井住友FG劣後債」を取り上げました。気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う三井住友FG劣後債

・株式会社三井住友フィナンシャルグループ第22回無担保社債(実質破綻時免除特約及び劣後特約付)

・期間:10年

・利率:年2.05%~2.650%

利率は期間が約10年と長いですが、金利はまだ仮条件ではあるものの、真ん中くらいになるとすれば約2.35%の高水準ですね!定期預金では実現の難しい利回りとなります。

加えてこの株式会社三井住友フィナンシャルグループ債の格付けはR&Iという格付け機関で「AA-」ということでめちゃくちゃ高いですね!三井住友銀行の信用力なので当然かもしれませんが、安心して運用できそうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.3」。真ん中が3つ★ですので、そこそこの評価と言った感じでしょうか。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は10月27日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、三井住友FG劣後債について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2248


前回のコラム:「SBI証券:三井住友FG劣後債10年約2.35%」


今回はイオン銀行の金銭信託「お買い物応援トラスト」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月にも追加利上げがありましたしね。

足元ではトランプ関税の混乱も収束し、「1.690%」と再び上昇傾向にあります。今度はどこまで上昇するでしょうか。

さて本題に戻りまして10月は定期預金キャンペーンとしては「閑散期」となっているわけですが、そうした中では通常の銀行預金以外の金融商品の利用を検討しても良いかもしれません。

そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるイオン銀行の「お買い物応援トラスト(金銭信託)」です。

これまで何度かご説明しましたが、金銭信託は以前は(と言っても30年くらい前かもしれませんが)それなりにメジャーな商品で、金銭信託が扱える各信託銀行がそこそこ力を入れて販売していました。新聞でも広告をよく見かけましたしね。

その魅力はなんと言っても定期預金と比べて高金利という点にあったわけですが、世の中の金利低下が進み、さらに各銀行で「預金余り」が目立つようになるにつれ徐々に信託商品と定期預金との金利差が縮小し、優位性が薄れ、販売量が減り、現時点ではほぼフェードアウトしている商品です。

そのようにレトロな響きのある金銭信託ですが、商品性はというと銀行が販売してきたことからも分かる通り、極めて定期預金に近い商品です。利率=予定配当率に基づき、満期の時点でほぼ間違いなく、元本と利息が戻ってきます。

とは言いつつ仕組みとしては「固定金利の投資信託」という感じですかね?社債やMMFに近いと言ってもいいかもしれません。つまりは厳密に言うと元本保証ではなく、預金保険の対象とはならず、また中途解約の取り扱いも銀行によって異なります。

デメリットの分、定期預金と比べれば金利がよくなる構造にあると言えます。

すっかりマイナー商品となってしまった金銭信託ですが、今回のイオン銀行の「お買い物応援トラスト(金銭信託)」の気になる条件はと言うと・・・

■イオン銀行/お買い物応援トラスト(実績配当型合同運用指定金銭信託 イオンフィナンシャルサービス株式会社 第3号)

・信託期間 : 3年
・受託 : 三菱UFJ信託銀行株式会社
・募集期間 : 2025年10月10日(金)~2025年11月18日(火) ※募集総額に達し次第、締め切り。
・募集総額 : 200億円
・申込単位 : 10万円以上1円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可

ということになっています。前回取り上げた時の募集額は100億円でしたが、今回は200億円ということで増えました。予定配当率はこうです。

・1,000万円未満:1.30%
・1,000万円以上:1.33%

かなりの高水準ですね!魅力的です。

なお運用対象はこのように説明されています。

・マザーファンドを通じて、イオンフィナンシャルサービス株式会社への貸付債権などを裏付けとする金銭信託受益権等で運用されます。

具体的な格付け等の情報はありませんが、イオンフィナンシャルサービス株式会社の格付けがR&Iで「A-」なので大きな問題はなさそうです。

ではこの、3年1.30%となる、イオン銀行の金銭信託「お買い物応援トラスト」。あなたの評価を教えてください。筆者は利回りを評価して「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は11月12日まで。

>>>イオン銀行の「お買い物応援トラスト(金銭信託)」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】3年1.30%となる、イオン銀行の金銭信託「お買い物応援トラスト」。あなたの評価は?(投票は11月12日まで)  >>>投票はこちら

>>>間違いだらけの銀行えらび ~ 銀行.info<<<

思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!



スポンサードリンク

Copyright© 2017 Ginkou.info All Rights reserved.

PAGETOP MENU MENU