
執筆者: ginko (2025-10-19)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:SBIホールディングス債2年約1.60%」です。
先週の当欄では自公連立の解消を受けて、「政治の世界は一寸先は闇」と感想を述べましたが、何と今度は自民と維新が連立を組む流れとなりましたね!こっちはこっちで「一寸先は闇」と言えるのかもしれませんが、いずれにしてもこれで政権安定につながるのであれば素直に歓迎したいと思います。
となると気になるのが維新の公約ですが、改めて見てみると「副首都構想」や「社会保険料改革」など悪くないですね。
「政治とカネ」問題についても、企業団体献金の禁止ということで、これを自民が飲めるならそもそも公明党と別れる必要はなかった気もしますが、いずれにしてもどれも実現していってほしいものです。
高めのボールと思えた定数削減も受け入れそうですので、「維新経由の改革」が現実味を帯びてきています。もし解散総選挙となったら維新に投票しますかねぇ。
実際のところ、支持率の浮上を確認したところで、高市氏が解散総選挙に挑む可能性は十分ありそうです。その点でも「一寸先は闇」ですね。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、イオン銀行の金銭信託「お買い物応援トラスト」を取り上げました。気になる条件はと言うと・・・
■イオン銀行/お買い物応援トラスト(実績配当型合同運用指定金銭信託 イオンフィナンシャルサービス株式会社 第3号)
・信託期間 : 3年
・受託 : 三菱UFJ信託銀行株式会社
・募集期間 : 2025年10月10日(金)~2025年11月18日(火) ※募集総額に達し次第、締め切り。
・募集総額 : 200億円
・申込単位 : 10万円以上1円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可
ということになっています。前回取り上げた時の募集額は100億円でしたが、今回は200億円ということで増えました。予定配当率はこうです。
・1,000万円未満:1.30%
・1,000万円以上:1.33%
かなりの高水準ですね!魅力的です。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.8」。最高が5つ★ですので、良い評価と言った感じでしょうか。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月12日まで。
>>>イオン銀行の「お買い物応援トラスト(金銭信託)」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=2252
前回のコラム:「イオン銀行:お買い物応援トラスト3年1.30%」
今回はSBI証券が取り扱うSBIホールディングス社債を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。2024年7月に続き2025年1月にも追加利上げがありましたしね。
足元ではトランプ関税の混乱も収束し、「1.620%」と再び上昇傾向にあります。今度はどこまで上昇するでしょうか。
さてそのように市場金利が上昇する中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるSBI証券が取り扱うSBIホールディングス株式会社無担保社債です。要はSBIホールディングスが発行する債券です。
公社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
が、注意事項としては以下の通りです。
・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその公社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。
・発行団体が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その団体が解散したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。
素人としては特に後者の、発行団体が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。
そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBIホールディングス株式会社無担保社債の金利はと言うとこうなっております。
■SBI証券:SBIホールディングス株式会社 第48回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・2年:1.30%~1.90%
まだ仮条件ではありますが、この真ん中くらいで決まるとすれば2年1.60%ということですから、かなりの高利回りです!十分魅力的だと言えそうです。
格付けもR&Iで「A-」とまずまずです。リスクはゼロではないものの、お得と言えそうです。
募集期間は10月22日(水)10:00~10月30日(木)14:00となっていますので気になる方はチェックしてみてください。
金利が決まるのは10月21日(火)ですね。
ではこの、SBI証券が取り扱う2年約1.60%の「SBIホールディングス株式会社無担保社債」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は11月19日まで。
>>>SBI証券の口座開設はこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】SBI証券が取り扱う2年約1.60%の「SBIホールディングス株式会社無担保社債」。あなたの評価は?(投票は11月19日まで)
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