まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「マイボイスコム社のアンケートによればメインバンクは1位:地方銀行、2位:ゆうちょ銀行、3位:三菱UFJ銀行となっていますが、あなたのメインバンクは?」では・・・
1位:三菱UFJ銀行 23%
2位:みずほ銀行 18%
3位:信用金庫・信用組合 14%
〃 :新生銀行 14%
5位:楽天銀行 9%
〃 :イオン銀行 9%
〃 :住信SBIネット銀行 9%
7位:三井住友銀行 5%
メインバンクを聞くアンケートでしたので、いつもと顔ぶれが異なっていて興味深いですね。
1位はメガバンクオブメガバンクの三菱東京UFJ銀行ですね。2位もメガバンクの一角であるみずほ銀行で合わせて約4割となっています。
ただ一方で三井住友銀行は存在感が薄く、りそな銀行に至っては投票すらありません。メガバンクと言っても十把一絡げにはできないということですね・・・。
続く3位に信用金庫・信用組合がランクインしているのもユニークです。地方ですとメガバンクの支店がありませんので地域金融機関がメインバンクになってくるわけですが、その点ではランクインしても良さそうな地方銀行やゆうちょ銀行には投票がありませんし、銀行比較サイトの読者の方々の投票であることを勘案すると、そうした利便性ではなく、純粋に金利の高さで選んでいるのかもしれませんね。
筆者も完全にカバーできているわけではありませんが、信用金庫・信用組合の中にはかなり高金利なところもあったように記憶しています。
同様に、同率3位に新生銀行や5位に楽天銀行やイオン銀行、住信SBIネット銀行がランクインしているのも、銀行比較サイトならではと言えそうです。どれも人気の銀行ではありますが、こうした銀行を「メインバンク」としている点が印象深いです。
そのうち、こうした新規参入銀行がメインバンクとしても一番人気となる日が来るのでしょうか?
今の経営環境ですと、銀行側からすれば積極的にメインバンクになりたいということはないのでしょうけれど・・・。
ではアンケートへの投票がまだの方は、ぜひ投票をお願いいたします。アンケートは7月20日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=401
〔前回のコラム〕あなたのメインバンクは?
--- Ginkou ---
マネックス証券、ボーナスの使い道についてアンケート調査を実施
https://www.toushin.com/
マネックス証券は、全国のマネックス証券口座開設者を対象に、ボーナスの使い道についてインターネットによるアンケート調査を実施した。調査は、5月28日より6月4日まで実施し、計532名の回答を得た。
ボーナスの使い道について調査したところ、「資産運用・投資」と回答した割合が54%と、「預貯金」の54.9%とほぼ同じレベルとなった。「生活費」と回答した割合が過去調査と比較して一番少なくなったことが分かった。マネックス証券では、「株価上昇を受けて、徐々に投資・資産運用への意欲が高まってきていると考えます」とコメントしている。
ボーナスのうち何割、投資にまわしているかを調査したところ、6割以上がボーナスの5割を資産運用・投資にまわしていることが分かった。2割強の人は、ボーナスの9割を資産運用・投資にまわすなど、半年前と比べてかなり投資にまわすという傾向があることが分かった。
ボーナスで投資したいと考えている金融商品について調査したところ、「株式(日本株)」との回答が最も多く、次に、「投資信託」、「株式(米国株)」、「ETF(国内・海外)」となった。
マネックス証券では、「ボーナスで投資をする比率が上がっていることから、これから新たに投資を始める方が増えていると考えられ、その際にはやはり身近な日本株から投資を始めるという選択になっていると考えます」とコメントしている。
〔 出典:投信資料館 〕
--- Ginkou ---
6月も下旬となり、すでに夏のボーナス支給が始まっているのではないかと思います。幸いにして支給された方は大いに使い、大いに貯めて、有意義にご利用いただければと思います。
さて実際にボーナスが振り込まれ始めると気になってくるのがその使い道ですね。上記の通りマネックス証券ではボーナスの使い道に関するアンケート調査を実施したようですのでその中身をチェックしてみたいと思います。まず使い道としてはこういうことですね。
・預貯金:54.9%
・資産運用:54.0%
・生活費:35.7%
・高額商品:14.9%
・未定:11.5%
・その他:3.0%
さすがにマネックス顧客へのアンケートだけあって、「資産運用」の割合がかなり高いですね!ちなみにこの「資産運用」の回答シェアの推移を過去2回と比較するとこうなっています。
・2017年夏:50.7%
・2017年冬:50.8%
・2018年夏:54.0%
わずかではありますが、増加傾向にあることが分かります。となると気になるのがその投資先ですがこのような結果となっています。
・日本株:73.2%
・投資信託:37.8%
・米国株:25.2%
・国内ETF:15.7%
・海外ETF:16.5%
米国株や海外ETFの存在感が大きいのもマネックスならではという感じがしますが、ただ不動の1位はどこの調査でもそうですが日本株ですね!というわけで日経平均の過去1年のグラフを見てみるとこのようになっています。
全体的には上昇傾向である一方、足元では2月の下落からの回復局面であるという点も投資意欲を刺激しているのかもしれませんね。ただその日本株のシェアを同じく過去2回と比較するとこうなります。
・2017年夏:71.2%
・2017年冬:75.2%
・2018年夏:73.2%
大きな変化があるわけではなく、その点では細かな株価動向を意識してのものということではない、ということになりそうです。
ちなみに消費者庁が、一般消費者を対象にしたアンケート結果はこのようになっています。
こちらを見ても、「貯蓄」や「金融商品への投資」の割合が過去2回と比較して増加傾向にあることが分かります。全体的に見れば賃上げやボーナス増額の動きが出ているようですので、そうした点も貯蓄や投資に追い風になっているのかも・・・しれませんね。
では今回の読者アンケートは、「<複数回答可>2018年夏のボーナス、何で運用する?」でいきましょう。投票は7月27日まで。
■【読者アンケート】<複数回答可>2018年夏のボーナス、何で運用する?(7月27日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=405
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