ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI新生銀行:円普通預金0.15%」です。
円安による輸出好調やインバウンドの拡大、インフレ経済の定着などを受けて企業業績も好調ですね。さらには大幅な賃上げなど景気の良い話が続いていますが、となると企業の先行き見通しも明るく、経営者のマインドもアゲアゲ・・・かと思いきや、日経新聞の社長100人アンケートによれば「景気拡大」の認識は一服し、前回から20ポイント以上減の50%だそうです。
まだ半分の経営者が「景気拡大」と回答していることを考慮すれば、むしろ「強気な結果」と言えるのかもしれませんが、とは言え前回の72.5%から50%に低下したというのはかなりハッキリした変化です。代わりに増えたのが「景気は横ばい」という回答で45.2%とのことですが、その理由は複数回答で
・個人消費の伸び悩み:80.3%
・中国経済の停滞:40.9%
・人手不足の常態化:37.9%
となっています。 なるほど、確かに賃金上昇よりインフレの方が先に進んでいるのであれば個人消費が伸び悩むのも当然ですね。とは言いつつ遅ればせながら上記の通り大幅な賃金が実施されてくることを考慮すれば、伸び悩みは一時的な気もしますがいかがでしょう?
ちなみに家計の視点から言えば、インフレに負けないためにも一定の投資はしておいた方が良さそうです。さすがに足元の株価はバブルの感がありますが・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、三菱UFJ銀行のスーパー定期を取り上げました。金利はこのようになっています。
■三菱UFJ銀行「スーパー定期」
・1年 : 0.002%→0.025%
・3年 : 0.002%→0.150%
・5年 : 0.070%→0.200%
1年ものはともかくとして、3年0.15%、5年0.20%はこれまでの水準からすればそこそこ良いですね!
今後他の銀行も金利を引き上げてくると思いますが、高金利銀行がどこまで金利を上げるのか楽しみです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「1.6」。最低が1つ★ですからめちゃくちゃ低い評価です。
思ったより低かったですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月24日まで。
>>>三菱UFJ銀行のスーパー定期について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1952
前回のコラム:「三菱UFJ銀行:円定期3年0.15%、5年0.20%」
今回はSBI新生銀行のSBI新生コネクトを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。
そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。
他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことで、日本の金利もピークアウトしたように見える点ですね。本日の長期金利は「0.725%」と上がったり下がったりですが、ピークに比べれば低下しています。
短期的には預金金利に上昇圧力が加わりますが、中長期的にはまた下がりそうではあります。楽観はできないですね・・・。
さてそのように預金金利の先行きは不透明ではありますが、一足早く定期預金金利を引き上げている銀行もあります。そうした銀行の1つがSBI新生銀行です。気になる金利はと言うと・・・
■SBI新生銀行「パワーダイレクト円定期」
・6ヶ月 : 0.10%
・1年 : 0.10%
・3年 : 0.35%
・5年 : 0.50%
いずれも高水準ですが、特に目を惹くのはやはり5年ものですね。0.50%と断トツの金利水準です。
加えて銀行名からも分かるように、すでにSBIグループの傘下に入っていることもあり、SBI証券との提携も深化させています。具体的には、SBI新生銀行の円普通預金とSBI証券の口座を連携させる手数料無料の自動入出金サービスである「SBI新生コネクト」を利用すると、いきなり「ダイヤモンドステージ」が適用されるのですね!
ダイヤモンドステージになると以下のような優遇を受けられます。
・普通預金金利 : 0.15%
・他行あてネット振込手数料 : 月50回無料
・コンビニATM手数料 : 何回でも無料
分かりやすいのはネット振込みとコンビニATM手数料無料ですが、手数料削減メリットが利息のメリットよりはるかに大きいのは間違いありません。
一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月50回無料というのは月15,000円相当。コンビニATMの手数料が200円としてこちらは月10回使うとすると月2,000円相当。合わせて年間20万4,000円。元本が100万円とすると金利に換算すれば「年20.4%」相当の利回りということになりますね。
振込を月50回使う人はほとんどいないでしょうけれど、0.50%の金利を上回る経済的メリットがあるということです。
こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。
最後に主要な銀行の5年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■5年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・SBI新生銀行 0.50%
・東京スター銀行 0.45%
・オリックス銀行 0.40%
・あおぞら銀行BANK 0.40%
・UI銀行 0.20%
・SBJ銀行 0.20%
・ソニー銀行 0.10%
・三菱UFJ銀行 0.20%
・auじぶん銀行 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
SBI新生銀行はやっぱりトップクラスの水準だということですね。
ではこの、円普通預金が0.15%となる、SBI新生銀行のSBI新生コネクト。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月29日まで。
>>>SBI新生銀行について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】円普通預金が0.15%となる、SBI新生銀行のSBI新生コネクト。あなたの評価は?(投票は4月29日まで)
>>>投票はこちら
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