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SBI新生銀行:パワートラストNeo1年0.48%

執筆者: ginko (2024-04-20)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI新生銀行:パワートラストNeo1年0.48%」です。

長引くガザ侵攻については、パレスチナを支援するイランとイスラエルが互いに直接本土を攻撃するという新たなステージに移行しました。

エスカレーションしないよう、限定的な攻撃に留めるという「大人の」報復合戦となっていますが、とは言え相手に正確にメッセージが伝わるかどうかは分かりませんし、仮に迎撃に失敗して多数の死者が出ればそれぞれの世論が黙っていないでしょうから、危険な賭けであるのは間違いありません。

イランの指導者にとっては国内世論とイスラエルとの板挟みでなかなか難しい舵取りが続いていると言えそうです。

一方、イスラエルのネタニヤフ政権にとってみれば、イランとの緊張を高めることで国内の引き締めを計り、低迷する支持率を向上させたいという意図もあるのかもしれませんね。

虚々実々の駆け引きなのかもしれませんが、人命と国際平和を弄ぶような政治的チャレンジはやめてほしいものです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、UI銀行の定期預金を取り上げました。金利はこうなっています。

■UI銀行/定期預金

・1ヶ月:0.12%
・3ヶ月:0.12%
・6ヶ月:0.30%
・1年:0.25%
・2年:0.25%
・3年:0.35%

・5年:0.20%

特に6ヶ月ものは0.30%、3年ものは0.35%の高水準です!人気が出そうです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月13日まで。

>>>UI銀行について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1967


前回のコラム:「UI銀行:円定期6ヶ月0.30%、3年0.35%」


今回はSBI新生銀行の「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことで、日本の金利もピークアウトしたように見える点ですね。本日の長期金利は「0.845%」と上がったり下がったりですが、ピークに比べれば低下しています。

短期的には預金金利に上昇圧力が加わりますが、中長期的にはまた下がりそうです。楽観はできないですね・・・。

さて、そうは言いつつ定期預金金利は全体的にはまだまだ低迷している中で、単なる預金商品以外での運用を検討したいという方もおられるかもしれません。そうした時に候補に入ってくるかもしれないのが、今回取り上げるSBI新生銀行の金銭信託「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」です。

これまで何度かご説明しましたが、金銭信託は以前は(と言っても30年くらい前かもしれませんが)それなりにメジャーな商品で、金銭信託が扱える各信託銀行がそこそこ力を入れて販売していました。新聞でも広告をよく見かけましたしね。

その魅力はなんと言っても定期預金と比べて高金利という点にあったわけですが、世の中の金利低下が進み、さらに各銀行で「預金余り」が目立つようになるにつれ徐々に信託商品と定期預金との金利差が縮小し、優位性が薄れ、販売量が減り、現時点ではほぼフェードアウトしている商品です。

そのようにレトロな響きのある金銭信託ですが、商品性はというと銀行が販売してきたことからも分かる通り、極めて定期預金に近い商品です。利率=予定配当率に基づき、満期の時点でほぼ間違いなく、元本と利息が戻ってきます。

とは言いつつ仕組みとしては「固定金利の投資信託」という感じですかね?社債やMMFに近いと言ってもいいかもしれません。つまりは厳密に言うと元本保証ではなく、預金保険の対象とはならず、また中途解約の取り扱いも銀行によって異なります。

デメリットの分、定期預金と比べれば金利がよくなる構造にあると言えます。

すっかりマイナー商品となってしまった金銭信託ですが、今回のSBI新生銀行の「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」の気になる条件はと言うと・・・

■SBI新生銀行/パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)

・信託期間 : 1年
・運用、管理 : 新生信託銀行
・募集期間 : 
2024年4月12日(金)~2024年5月13日(月)
・申込単位 : 50万円以上 10万円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可

ということになっています。運用先はSBI新生銀行ではなく、新生信託銀行ということですね。そして予定配当率はこうです。

・1年(50万円以上) : 0.48%
・1年(1,000万円以上) : 0.50%

1年0.48%ということで定期預金とは比較にならない高利回りですね!また1,000万円以上の場合はさらに0.50%に金利がアップします。

次に、この商品のリスクですがサイトを見るとこのように説明されています。

ソフトバンクグループ株式会社を貸付先とする無担保貸付金を主たる運用対象とします。

・株式会社日本格付研究所から「J-1」の短期格付を取得しています。

黒字と赤字との変化が激しいソフトバンクグループ株式会社への投資ということでリスクは相応に高そうですが、後段の格付け「J-1」というのはあまり聞いたことがありません。こういうことのようです。

・短期債務履行の確実性が最も高い。

思ったより高い評価ですが、馴染みのある長期格付けで読み替えると「」相当ということのようですね。であれば少なくとも1年後の満期まではそれなりに安心して投資できそうです。



ソフトバンクグループの長期での信用力はともかく、短期での信用力はそこまで低くないということですかね。

ではこの、1年0.48%(1,000万円以上の場合は0.50%)となる、ソフトバンクグループへの貸付を主たる運用対象とした、SBI新生銀行の「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスク内容からすると悪くない金利水準であることを考慮して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月20日まで。

>>>SBI新生銀行の「新生パワートラスト(ソフトバンクグループ)」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年0.48%(1,000万円以上の場合は0.50%)となる、ソフトバンクグループへの貸付を主たる運用対象とした、SBI新生銀行の「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」。あなたの評価は?(投票は5月20日まで)  >>>投票はこちら

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