まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「民間調査によれば、FIRE=投資によって早期にリタイアしたいという人が8割近くになったようですが、あなたはFIREしたい?」では・・・
1位:したい 69%
2位:したくない 15%
〃:どちらとも言えない 15%
となりました。1位は「FIREしたい」で7割となっています。なるほど。想像以上に差がつきましたね!
FIREとはただ単にリタイアするだけでなく、「投資で一生暮らしていけるだけの利益を得る」という意味も含まれていますので、「できるならFIREしたい」と思うのは当然かもしれません。
投資で利益を得られるのであれば、賃金関係なく好きな仕事をすることも可能になりますしね。
ただ好きな仕事をする前提なのであれば、FIREの概念はかなり曖昧になってしまいます。最近では「サイドFIRE」と言った言葉もありますが、もはやその状態をFIREと言っていいのか違和感を感じるのは筆者だけではないと思います。
筆者自身はもちろん投資も有用だと思いますが、一方で「好きな仕事で十分な収入を得られる」のがベストだと感じますねぇ。
これには職業観が絡んでくることに加え、実際にリタイアした時にどう感じるかはリタイアしてみないと分からないという深淵な問題もあります。
その点では実際にFIREされた方の意見が有用そうですね。
ネット記事に出てくるような人々は概ね「FIREしてもつまらなかったからビジネスの世界に戻って来た」という意見が多数派のように感じますが、そのままリタイアした人は表舞台から消えるとすると、情報が偏っているのかもしれません。
いずれにしても、FIREを検討できるほど投資で儲かることを祈りたいと思います。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは5月4日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1959
〔前回のコラム〕FIREしたい?したくない?
--- Ginkou ---
立民・玄葉元外相、代表選「野田元首相に期待」
https://www.nikkei.com
立憲民主党の玄葉光一郎元外相は9日配信のラジオNIKKEIのポッドキャスト番組「NIKKEI切り抜きニュース」に出演した。泉健太代表の任期満了を9月に控える同党の代表選に向けて「野田佳彦元首相への期待が出てきている」と述べた。
「潜在的なものでまだ数字には出てこない。議員でも(野田氏への)期待が高まっている」と語った。自民党の政治資金問題などで「政権交代に現実味が出てきた。『変えてやろう』という地殻変動が起きている気がする」と強調した。
旧民主党は2009年の衆院選で政権を獲得したが、野田政権のもとでの12年衆院選で敗北し下野した。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
自民党の裏金問題は関係議員への党の処罰で節目を迎えましたが、ただ不記載額が500万円未満の人は対象外になったり、岸田総理も自身の派閥の不記載について対象外になるなど、曖昧な線引きにモヤモヤした気持ちを抱えている人は多いと思います。
真の問題はもらった裏金がどのように使われたのかという点ですが、そこが一切明らかになっていないのも釈然としません。
良からぬことに使われたと考えるのが自然ですね。
こうした金権政治を根元から正すためには政権交替が一番いいです。20年ぶりに政権交替の機運が高まっていると言えるのかもしれません。
ただ問題は自民党の支持率が下がれど、野党の支持が広がっていないという点です。順番的には維新や立憲民主がその役を担うはずですが、なかなかそうならないのはやはり民主党政権の失望感が尾を引いているということなのでしょう。
かく言う筆者も立憲民主に投票したいかと言われれば、なかなかハイとは言えないですね。
とは言いつつ立憲民主の「顔」が変わればまた気持ちも変わるかもしれません。政治的には中道の筆者が支持できるとすれば上記記事でも名前が挙がっている野田元首相ですかねぇ。
左に純化している今の立憲民主では野田元首相の支持が広がることはなさそうですが。
と言うことで今回の読者アンケートは、「9月に控える立憲民主党の代表選挙。誰が代表になれば応援したい?」でいきましょう。投票は5月10日まで。
■【読者アンケート】9月に控える立憲民主党の代表選挙。誰が代表になれば応援したい?(5月10日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1964
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