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東京スター銀行:スタードリーム円定期1.3%

執筆者: ginko (2024-04-28)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期1.3%」です。

歴史的な円安が続いていますね。金曜には何と3円近く円安が進み、1ドル=158円台となっています。こうなってくれば逆張り勢をどんどん焼き殺し、順張り勢が行けるところまで行くのでしょう。

こうした急激な為替変動によって困るのは実需勢かと思うと、為替レートの投機化に違和感を感じなくもないですが、市場経済は行き過ぎたり戻りすぎたりしながら適正値を探っていくものなので一般市民としてはできることはありません。

そろそろ政府・日銀が為替介入をしてもいい頃だと思いますが、どうなのでしょうね・・・。

ちなみに現在の円安について、植田日銀総裁が「「基調的な物価上昇率への大きな影響はない」とコメントしたことには驚きました。輸入物価の値上がりを通じてインフレ率に影響を与えそうですがそうではないのですかね?

加えて「基調的な物価上昇率は2%を下回っている」とのことですから、円安が進むのは当然と言えます。果たして円安はどこまで進み、政府・日銀がいつ介入するのか、神経戦が続きそうです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI新生銀行の「パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)」を取り上げました。気になる条件はと言うと・・・

■SBI新生銀行/パワートラストNeo(ソフトバンクグループ)

・信託期間 : 1年
・運用、管理 : 新生信託銀行
・募集期間 : 
2024年4月12日(金)~2024年5月13日(月)
・申込単位 : 50万円以上 10万円単位
・中途解約 : 原則として中途解約不可

ということになっています。運用先はSBI新生銀行ではなく、新生信託銀行ということですね。そして予定配当率はこうです。

・1年(50万円以上) : 0.48%
・1年(1,000万円以上) : 0.50%

1年0.48%ということで定期預金とは比較にならない高利回りですね!また1,000万円以上の場合はさらに0.50%に金利がアップします。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.1」。真ん中が3つ★ですから可もなく不可もなくという評価ですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月13日まで。

>>>SBI新生銀行の「新生パワートラスト(ソフトバンクグループ)」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1972


前回のコラム:「SBI新生銀行:パワートラストNeo1年0.48%」


今回は東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことですね。本日の長期金利は「0.925%」と再上昇していますが、楽観はできないですね・・・。

とは言いつつ長期金利が再上昇する中で、ダイレクトに金利に影響しそうなのが仕組み預金です。と言うのも仕組み預金は一般的に預入期間が10年以上と長く、より長期金利に連動しやすいからですね。

ちなみに仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。

・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)


そうした制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。

そして今回取り上げる東京スター銀行の「スタードリーム10」は、「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。

楽天銀行住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 1.00%
・最長15年 : 1.30%

通常の定期預金と比較すればかなり良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。

加えてやはり前回取り上げた時から金利が少し上がっていますね。来月はさらに上がるかもしれません。

なおこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですが、最長15年タイプの場合、仮に1年で償還となれば1年=1.30%、5年で償還となれば5年=1.30%の金利となります。

もちろん「10年もしくは15年償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。

どういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、

・今より金利が下がる:償還される
・今より金利が上がる:償還されない

ということになります。原則的には。

つまり預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。

参考になさってください。

ではこの東京スター銀行の、最短1年で満期が繰り上がる可能性がある、最長10年タイプ=1.00%、最長15年タイプ=1.30%の仕組み預金「スタードリーム10」 。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★★」としておきます。つまりは満点ですね。投票は5月28日まで。

>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年で満期が繰り上がる可能性がある、最長10年タイプ=1.00%、最長15年タイプ=1.30%の仕組み預金「スタードリーム10」 。あなたの評価は?(投票は5月28日まで) >>>投票はこちら

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