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住信SBIネット銀行:円定期1年0.10%、5年0.40%

執筆者: ginko (2024-05-04)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:円定期1年0.10%、5年0.40%」です。

先週の当欄で「そろそろ政府・日銀が為替介入をしてもいい頃」と書きましたが、ものの見事に介入が実施され、しかも複数回続き、1ドル=160円から一時151円台まで円高に持っていったのは全くもって素晴らしい腕前でした。

アメリカの金融政策決定会合であるFOMCが無風であったことに加え、3日発表のアメリカの雇用統計が弱いという「追い風」があったのも事実ですが、しかし10円近い円高はお見事でした。

筆者も為替介入の可能性は強く感じていたものの、1ドル=160円の円安も1ドル=151円の円高も全くの予想外でしたから、どちらに張っていたとしても焼け死んでいたと思います。

言い換えれば、今回の為替介入に賭けていた投機勢もその多くが焼け死んだのではないですかね?投機勢を駆逐するという点でも今回の介入は十分だったような気がします。

ただそうは言いつつ、日米金利差の基調が変わらない限りはまた円安トレンドに戻っていくものと思います。本当にトレンド転換するとすれば、アメリカの「利下げ」が始まる時ですね。もう1年以上、アメリカの利下げを待ち続けているわけですが、一体いつ利下げとなるのでしょうねぇ。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スタードリーム10」を取り上げました。気になる金利条件はこういうことになります。

■東京スター銀行「スタードリーム10」

・最長10年 : 1.00%
・最長15年 : 1.30%

通常の定期預金と比較すればかなり良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。

加えてやはり前回取り上げた時から金利が少し上がっていますね。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★ですからまずまず良い評価ですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月28日まで。

>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1977


前回のコラム:「東京スター銀行:スタードリーム円定期1.3%」


今回は住信SBIネット銀行の円定期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下してきました。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2016年1月末の「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

しかし2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

加えて2018年7月、2021年3月、2022年12月、そして2023年7月と、日銀が長期金利の変動幅を拡大してきたことから、長期金利の上限は「1%」まで引き上げられました。

そして2024年3月にはついにマイナス金利政策とイールドカーブコントロールが終了し、日本の金融緩和政策は歴史的なターニングポイントを迎えています。

他方、懸念されるのはアメリカの金融政策が「利下げ」に向かい始めたことですね。本日の長期金利は「0.900%」と再上昇していますが、楽観はできないですね・・・。

そうは言いつつここまでの金融政策の変更と金利上昇を受けて、各銀行の店頭金利もようやく上昇し始めています。住信SBIネット銀行の円定期預金についても通常金利自体が引き上げられていますね。

その気になる金利は・・・

■住信SBIネット銀行/円定期預金

・1年:0.10%

・3年:0.20%
・5年:0.40%

1年ものはともかく、3年ものは0.2%、5年ものは0.4%となかなかの金利水準となっています。

繰り返しになりますがこれは通常金利ですから、キャンペーン金利になるとさらにどれくらい上昇するのかも気になるところです。

いよいよ「金利がある時代」に入って来たということですね。上記の通り金利上昇がずっと続くかというとあまり楽観できませんが。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 1.00% ※新規顧客向け、3ヶ月
・東京スター銀行 0.45% ※新規顧客向け
・UI銀行 0.30%
・東京スター銀行 0.25%
・あおぞら銀行BANK 0.21%
・オリックス銀行 0.20%
・イオン銀行 0.12% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.12%
・新生銀行 0.10%
住信SBIネット銀行 0.10%
・auじぶん銀行 0.05%
・PayPay銀行 0.05%
・三菱UFJ銀行 0.03%
・ソニー銀行 0.03%
・楽天銀行 0.02%

ただ1年もので比べてしまうと住信SBIネット銀行の金利は目立ちませんね・・・。

ではこの、1年ものが0.10%、5年ものが0.40%となる住信SBIネット銀行の円定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」としておきます。投票は6月4日まで。

>>>住信SBIネット銀行の円定期預金について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】1年ものが0.10%、5年ものが0.40%となる住信SBIネット銀行の円定期預金。あなたの評価は?(投票は6月4日まで)  >>>投票はこちら

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