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4.今月の購買力平価
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5.今月の世界の株価収益率
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6.自腹で資産運用中!(15年6ヵ月目)
https://www.ginkou.info/column/20211018.html
7.16年10ヵ月目のひとりごと:
「円安破綻」
+19,000本+381万円
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5.今月の世界の株価収益率
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6.自腹で資産運用中!(15年6ヵ月目)
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7.16年9ヵ月目のひとりごと:
「ハトでもタカでもいいので○○はイヤ」
+18,900本+378万円
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・16年9ヵ月目のひとりごと
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■「ハトでもタカでもいいので○○はイヤ」
先月の当欄では急増するコロナ感染者に対してかなりの危機感を持って行政と個人それぞれの対策の緊急性を訴えたわけですが、1ヶ月経ってまるで魔法のように感染者数が減少しています。
ワクチン接種が間に合ったということなら喜ばしいことですが、未だ2回接種は全国民の55.8%にとどまり、ワクチンの効果は限定的に感じます。
緊急事態宣言についても、やはり影響は限定的だったのかなと思います。「これだ」という理由は目にしていない気がしますが、大きいのはこの2つの要因なのかもしれません。
・知り合いに感染者が増え始め、さすがに危機感が高まった。
・感染のコアだった20代以下の層で集団免疫の状態になった。
いずれにしても感染が毎回自然とピークアウトするのは不思議ですが、感染症というのはそういうものなのかもしれません。このままワクチン接種がさらに進み、いよいよ「アフターコロナ」となることを期待したいと思います。
ちなみにワクチン接種率について「1ヶ月後に8割」と思っていたものが足元では約6割ということで思ったより少ないですね。計算違いをしていたかもしれませんが、とは言えこのまま確実に接種が進むことを期待したいと思います。
さてこの1ヶ月での大きな変化と言えば自民党の総裁選ですね。菅総理が出馬を断念したことにより俄然、盛り上がってきました。そして面白いのは野田氏には申し訳ないですが、主要3候補の政治ポリシーが対照的なことですね。恐らくこういうことかと思います。
・岸田氏:ハト派
・河野氏:中道
・高市氏:タカ派
与党の中でこれだけ選択肢があると、他の政党からすれば「そりゃないよ」と言う気になるでしょうし、実際のところ世論調査によれば自民党の支持率が上昇する一方で、野党の支持率は下がっているとのことです。
ある意味それは自民党に明確な政治ポリシーがないということでしょうし、「ポピュリズム」「日和見主義」と言えなくもないですが、政治の安定性や柔軟性という観点からはポジティブに捉えられなくもありません。
民主党時代はひどかったですからね・・・政権交代にも功罪があります。個人的には野田政権は評価していますが。
それはともかくとして、同じく世論調査によれば議員票でも党員票でも河野氏がリードしている状況のようです。とすると河野氏がそのまま決まっても良さそうなものですが、実際には河野氏が1回の投票で過半数を取るのは難しく、2番目の候補者と決選投票が行われることになり、仮に2番目が岸田氏だとすると、高市氏・野田氏の議員票が誰に流れるかがカギとなります。
派閥の推しは「岸田氏か高市氏」という感じがしますので、派閥中心の数の理論が通れば岸田氏が勝ちそうですが、果たしてどうなるでしょうか。
しかし河野氏はベテラン議員から警戒されているのかもしれませんが、「岸田氏か高市氏」というのは「ハトでもタカでもいいので河野はイヤ」ということでもあり、政治ポリシーとしてはメチャメチャです。そうした節操の無さもまた自民党、ということなのですかね・・・。
この3候補の間で経済政策についてはさしたる違いもなく、今のアベノミクスがそのまま続いていくことになりそうです。それで良いと思いますし、それ以外に方法はないと思います。
違いが出てくるのが福祉政策で、
・岸田氏:分配重視
・河野氏:最低年金
がメイン政策であり、どちらも増税路線となるのが気になるところです。「分配重視」は世界の政治潮流ではあるのですが。
とは言いつつ
・高市氏:インフレ率2%になるまで借金
というのも怖いですね。靖国神社参拝にこだわる姿勢も理解できません。
そんなわけで筆者は岸田氏か河野氏かどちらかという政治スタンスで、実際にそうなるのではないかと思っていますが、あと数日でその答えが分かりますね。
そして菅総理は安倍総理の投げ出した課題を見事に後始末したわけで、最後まで「素晴らしい官房長官」だった気がします。お疲れさまでした。
さて株式市場の方は、新総理への期待からか日本株だけが強く、海外は中国恒大問題もあって上がったり下がったりですね。恒大問題が今度どうなるかは誰にも分かりませんし、株式市場が正しく織り込んでいるとも思えませんので、まだまだ一波乱も二波乱もありそうです。
加えて、世界経済の中心であるアメリカもデルタ株の影響で回復が足踏みしている状態です。
今年はもう株価が大きく上昇する局面は来ないのかもしれませんね。
ただ今年はすでにもう十分すぎるほど上昇していますのでそれはそれで調整としては健全な気もします。
引き続き一喜一憂することなく、じっくり株式相場に向き合いたいと思います。
<御礼>
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