6月号の内容はこのようなものです。
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4.今月の購買力平価
https://www.ginkou.info/column/20230604.html
5.今月の世界の株価収益率
https://www.ginkou.info/column/20230618.html
6.自腹で資産運用中!(17年3ヵ月目)
https://www.ginkou.info/column/20230619.html
7.18年6ヵ月目のひとりごと:
「死生観」
+21,000本+441万円
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5.今月の世界の株価収益率
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6.自腹で資産運用中!(17年2ヵ月目)
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7.18年5ヵ月目のひとりごと:
「おじーちゃんと扇動家」
+20,900本+438万円
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・18年5ヵ月目のひとりごと
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■「おじーちゃんと扇動家」
目下、広島にてG7=サミットが開催されています。先進国のトップが一堂に会するというのはなかなか壮観ですが、岸田総理はそうした中でも一定の存在感を発揮しているように感じます。これは長らく外相を務めた経験もあるのでしょう。
ホスト国のトップなわけですからそうでないと困るわけですが、しかしロシアによる核の脅威が増しているこのタイミングで、出身地が広島だったという点も含めて、岸田総理は外交面については「持ってる」気がしますね。雨予報だった割に天気が持ったのも象徴的です。
国内政策面では何1つ具体的な成果がないような気がするのですが、一方で韓国との関係改善も劇的に進みそうですし、追い風というか「運の良さ」を感じます。「河野総理」では安定感も含めてこうした状況にはなっていないでしょうね。それはそれで別の面で成果を出していたのでしょうけれど。
さてそのサミットですが、なんとゼレンスキー大統領が直接参加するというサプライズなおまけがつきました。おかげで今般の広島サミットの重要性がさらに増したのは間違いありません。やはり岸田総理は持っている・・・。
西側先進国のウクライナ支援はこれでさらに強化されるのでしょうけれど、しかし今、ロシアが広島にミサイルを一発打ち込めば目障りな敵国側指導者たちを一瞬で抹殺できるわけで、そのあたりの危機管理はどうなっているのか、違和感を感じないでもありません。
首脳たちが宿泊するホテルにそうしたシェルター的な機能はないでしょうしね。
各国の指導者を殺害すれば次は自分が殺されてしまうわけで、そんな馬鹿なことはしないという冷静な判断があるのかもしれませんが、筆者は心配性なためかちょっと危ういものを感じてしまいます・・・筆者だけですかね?
そのロシアですが、ウクライナ東部の激戦地であったバフムトを「解放した」と喧伝しています。隣国に侵略して民間人を殺害しながらの占領に対して、「解放」などという言葉をよくつかえるなと思わないでもないですが、1つのターニングポイントを迎えたのは間違いないですね。
ウクライナの反転攻勢が噂される中でのロシアのバフムトへの兵力集中と攻勢。これが戦局に果たしてどういう意味を与えるのでしょうか?短期的に考えればバフムト陥落は当然悲劇ですが、中長期的にはウクライナに良い結果をもたらすものであると信じたいですね。
サミットに関連して、突貫で意見集約されたLGBT法案が国会に提出されました。国民の過半数がLGBTへの理解を示し、同性婚に賛同している状況ですので当然と言えば当然ですが、ただ政治の保守層だけでなく、識者の中でも反対を表明している人がそれなりにいることに驚きです。
率直に言えば「時代の変化に追い付けていないおじーちゃんたちが反対している」ように見え、まぁおじーちゃんたちは早晩この世からいなくなりますので大きな問題はないのかもしれませんが、ただそれ以外にも、おそらく少数の「扇動家」たちがヒステリックな反対論を継続しているのが目に入って、嫌な気持ちになりますね。
「女風呂に男性が入ってくる」「女子トイレで性犯罪が誘発される」等々。
そんなものは個別にルールを作れば良いだけですし、マイノリティの権利だけ守られてマジョリティの権利が守られないわけではありませんし、そのうちインフラも時代のジェンダー観に合わせたものに変わっていくでしょうし、そもそもそうした扇動的なメッセージを発する時点で偏見に満ち満ちているわけで、だからこそLGBT法案のようなものが必要なのでしょうね。
「あなたたちのような考え方をする人たちがいるからだ」と。
好む好まざるにかかわらず社会も価値観も変化していくわけで適応していくしかありません。であれば、前向きに・楽観的に・柔軟に、受け入れていきたいものですね。
さて金融市場は不思議なくらい好調を維持しています。金利が上がり、ドルが上がり、その割には株価も上昇傾向です。本来、金利と株価は逆相関なはずなのですが・・・。
インフレがまだ続くとなれば金利が上がり、ドルが上がり円安となる一方で株価は下がるはずです。逆にインフレが終わっていくとなれば、株価は上がる一方で金利が下がり、ドルも下がって円高となるはずです。
つまりは
・円安×株安
か
・円高×株高
のどちらかになると考えるのが自然で、筆者は後者の「円高×株高」を予想しているわけですが、なぜか足元では
・円安×株高
という、日本の個人投資家にとっては非常に都合のいい「適温相場」となっています。この状況がずっと続けばいいですが・・・さすがにそんなうまい話はない気がしますねぇ。
「嵐の前の静けさ」でないことを祈りたいと思います。「セルインメイ」は大過なく過ぎそうですが。
<御礼>
今月もいくばくかの寄付を行いました。
1.植樹活動への寄付 :累計で20,900本相当になりました。
2.震災への寄付 :累計で438万円となりました。
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2023年5月/本間
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