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楽天銀行:円定期1年0.12%

執筆者: ginko (2016-6-24)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 楽天銀行:円定期1年0.12%」です。

いよいよイギリスのEU離脱を問う国民投票の開票が始まりました。締め切り直後の世論調査では「残留52%vs離脱48%」で「残留派優勢」と受け止められたわけですが、実際に開票が始まってみると「離脱支持」の地区が優勢で、慌てた金融市場では大幅な円高になるなどドタバタしておりますね・・・。

ただその後の報道によれば、

・開票結果は離脱派が優勢とみられる地区から先に判明しており、徐々に残留派が優勢とされる地区の結果が明らかになる

とのことですから、やはり最終的には「残留」ということになるのでしょうね。だとすればとりあえずは無難な結果に落ち着くことになります。

もし予想通り残留となると上記の通り僅差なわけですから、不幸な事件の犠牲になってしまった残留派議員の文字通り「命を賭けた訴え」がこの結果を導いた、ということになりそうです・・・ご冥福をお祈りしたいと思います。

しかし今回の結果はどうあれ、EUが大きくなればなるほど、ますます遠心力が高まっていくのでしょうね。大きい組織というのは外から人を引き付けるのと同時に、中の人を遠ざけます。永続している「帝国」はどこにもないわけですが、果たして「EU帝国」の場合はいかがでしょうか?



※ドル円チャート

さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、住信SBIネット銀行の「円定期預金 特別金利キャンペーン」を取り上げました。このキャンペーンの具体的な金利はこのようになっています。

■住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」

・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%


6ヶ月0.15%、1年0.15%ということで・・・絶対水準としてはそれほどではないものの、今の「マイナス金利ワールド」では欲張ることはできません。これでもトップ水準の高金利でしょうからね。

ちなみに念のため1年ものの市場金利をチェックしてみるとやはりマイナスですね!そうした中ではプラス金利で預金を集めると銀行から見れば「損をする」と言えるわけで、「出血覚悟の高金利」であるのは間違いありません。

ガッカリせずに積極的にご活用いただければと思います。

なおこうした定期預金金利に満足できない方は、仕組み預金を利用するという手もあります。仕組み預金とは、「満期が選べない(銀行が満期を判断する)」といった点や「中途解約できない」といった点が制約となるかわりに金利が高い円定期です。

その住信SBIネット銀行の仕組み預金である「プレーオフ」の具体的な金利はと言えば・・・

■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」

<フラット型>

・最短1年、最長10年タイプ : 0.27%

<ステップアップ型>

・最長10年タイプ : 当初1年/0.15% → 延長された場合10年目/0.60%


※2016年6月27日まで募集分の条件

さて投票結果ですが、5つ★満点で、「3.0」。真ん中が3つ★ですからちょうど真ん中ということですね。なるほど。

現在の読者の皆さんの期待値としては、1年=0.15%が「最低ライン」ということなのかもしれませんね。参考にしたいと思います。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月17日まで。

>>>住信SBIネット銀行の「円定期預金  特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1273

前回のコラム:http://www.old-ginkou.info/modules/news/article.php?storyid=863

今回は、楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利は何とマイナス水準まで低下してきました!本日の長期金利も-0.155%とやはりマイナスです・・・恐ろしいことです。

本日の英国民投票の結果を受けて変動するのでしょうけれど、今後の動きが気になるところです。

それでも預金金利がマイナスになることはないと思いますが、預金者の忍耐の日々はまだまだ続くということですね。まことに残念です・・・。

さてそのように市場金利については無残な「価格破壊」が起きていますが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づき、いよいよ夏のキャンペーンが出始めておりますね。

その1つが楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」ですが、その気になる金利はと言うと・・・

■楽天銀行「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」

・1年:0.12%


今回はシンプルに1年もののみ、という設定ですね。「0.12%」という金利水準は多くの読者の方からすれば物足りない水準ではないかと思いますが、それでも他の銀行の金利と比べれば相対的に高金利であるのは間違いありません。

実際のところ6月24日現在の1年ものの市場金利は-0.055%でありやはりマイナスです。

つまり銀行からすれば預金を集めれば集めるほど損をする状態とも言え、そうした中でのこの金利水準は「赤字覚悟」だと言うことですね。

それなりに預金が集まるのではないでしょうか。

これから7月にかけてボーナスシーズンが盛り上がる中で、どういった定期預金キャンペーンが出てくるのか期待せずに期待しておきたいと思います・・・。

ここで楽天銀行の最近の業績をチェックしてみると、2016年3月期決算では経常利益が157億円、当期利益が101億円となかなか堅調ですね。黒字と赤字の間を行ったり来たりしていたイーバンク時代を思い起こせば、こうした100億円を大きく超える利益を安定的に計上できるようになっているということだけで隔世の感があります。

引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。

では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。

■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)

・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行インターネット支店 0.20%
・オリックス銀行 0.15%
・住信SBIネット銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.14% ※新規顧客向け、3ヶ月
楽天銀行 0.12% ※キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・ソニー銀行 0.07%
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%


楽天銀行の金利はやはりまずまずの好金利水準ですね。

ではこの、1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月24日まで。

>>>楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

1年ものが0.12%となる、楽天銀行の「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」。あなたの評価は?(投票は7月24日まで) >>>投票はこちら

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