ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.3%」です。
昔ながらのスナック菓子「カール」が東日本で販売終了というニュースもなかなか衝撃的でしたが、それより印象的だったのが、米ギャラップ社の調査によると、日本企業では「熱意あふれる社員」がわずか6%しかいなかったという記事です。詳しくはこういう内訳ですね。
・熱意あふれる社員 : 6%
・周囲に不満をまき散らしている無気力な社員 : 24%
・やる気のない社員 : 70%
筆者はナショナリストではありませんが、さすがにこれは悪意を感じる調査結果ですね!(苦笑) 仕事上関わる人々の顔を思い出してみても、みなさん相応の責任感にあふれ仕事をなさっておられて、もちろん責任感とやる気は同列ではないかもしれませんが、しかしやる気がないと普通は責任感も薄れるわけで、そう考えると「やる気のない社員」の割合はかなり低いと思います。
ちなみにこうした「やる気社員」の比率は一般的にはこういう割合で紹介されることが多いですね。
・やる気社員 : 20%
・普通社員 : 60%
・やる気なし社員 : 20%
これはアリやハチなどでも同じ比率とのことですから一定の必然性があるのでしょうし、筆者自身の感覚とも一致します。
さらに面白いのは、アリやハチで「やる気なし群」を取り除くと、やっぱり全体の20%が「やる気なし」になってしまう他、個体を詳しく見てみると「やる気あり群」が減るなど集団が危機になった時は、この「やる気なし群」が「やる気」を出してピンチを救うとのことです。ウロ覚えなので多少美化しているかもしれませんが・・・。
いずれにしてもギャラップ社のお眼鏡にはかなわなかったのかもしれませんが、日本企業の社員の質は高いと思います。最近の企業の不祥事などを見るにつけ、質が低いのはおそらく経営層なのでしょうね・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、じぶん銀行(現auじぶん銀行)の「BIG付き定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はこのようになっています。
■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「BIG付き定期預金特別金利キャンペーン」
・1年 : 0.20%
1年0.2%ということで足元の金利水準からすればトップクラスの金利ですね!加えて「BIG」という夢ももらえるわけですから、それなりに人気が出そうです。
なおこのキャンペーンは6月30日までということでボーナスシーズンが始まるギリギリ手前で終わってしまいますので、ご検討の方はご注意ください。
ちなみにいつもご案内している新規客向けのプログラムはこのようになっています。
■じぶん銀行(現auじぶん銀行)「新規限定デビュー応援プログラム」
・3ヶ月 : 通常金利0.04% + 特別金利0.26% = 0.30%
3ヶ月とはいえ0.30%という金利水準は相対的に魅力的ですね!
加えて「お知らせ」を見ると、6月1日から金利上乗せが0.26%→0.46%に引き上げられるようですから、出来上がりで0.50%になるということでしょうか?こちらも要チェックですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.9」。真ん中が3つ★なので、それを上回る「かなり良い結果」ということですね。
ただ金利水準より、評価は高めのような気がします。とするとやはりBIGの魅力が評価されたのでしょうか・・・。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月19日まで。
>>>じぶん銀行(現auじぶん銀行)「BIG付き定期預金特別金利キャンペーン」
について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=108
前回のコラム:じぶん銀行(現auじぶん銀行)/BIG付定期1年0.20%
今回は、東京スター銀行の「スタードリーム円定期」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。
足元では+0.040%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、そのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆にこれ以上金利が下がる前に長めの定期預金で金利を固定してしまう、ということではないかと思います。
後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高い定期預金というわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、東京スター銀行の「右肩上がり円定期」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■東京スター銀行「右肩上がり円定期」
・3年タイプ : 現在募集しておりません。
・5年タイプ : 現在募集しておりません。
・10年タイプ : 現在募集しておりません。
残念ながら引き続き、募集を停止している状態ですね!停止前はまずまずの金利だったかと思いますので募集再開を期待したいと思います。
そんな東京スター銀行ですが、気が付けば別のタイプの仕組み預金の販売を開始しています!こちらは「金利は期間中変わらず、満期が繰り上がる=預入期間が短縮される可能性がある」仕組み預金ということになります。
楽天銀行や住信SBIネット銀行も同じタイプの仕組み預金を販売していますが、気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.30%
0.3%・・・個人的にはもう一声行ってほしい気もしますが、しかし上記の通り10年金利=長期金利は「0.04%」なわけですから、途中解約できないといった制約を考慮しても魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.30%、5年で償還となれば5年=0.30%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
ちなみにどういう場合に繰り上げ償還されるかということですが、もちろん銀行の損得によって決まりますので、
・今より金利が下がる : 償還される
・今より金利が上がる : 償還されない
ということになります。原則的には。その点では預金者の金利観によってこの商品の魅力は変わってくるということですね。
なお念のため楽天銀行と住信SBIネット銀行の同タイプの商品の金利をチェックしてみるとこうなっています。
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・最長10年 : 0.101%
■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ<フラット型>」
・最長10年 : 0.25%
こうしてみると、相対的にはこの東京スター銀行の「スタードリーム10」は良い金利ということですね!
ではこの東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.3%の仕組み預金「スタードリーム10」 。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的には金利が良さそうであることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は6月26日まで。
>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】東京スター銀行の、最短1年・最長10年と満期が繰り上がる可能性がある、金利0.3%の仕組み預金「スタードリーム10」。あなたの評価は?(投票は6月26日まで)
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