執筆者: ginko (2017-8-18)
ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBJ銀行:1週間定期0.10%」です。
東京は8月に入ってずっと雨ですね。16日まで16日連続の雨で、8月としては40年ぶりということです。とすると記録を伸ばしてほしいものですが、昨日(17日)も少し雨が降っていましたね。これで17日連続ということになるのでしょうか。
ちなみに本日以降の東京の天気予報は、
・18日/曇り時々雨 → 19日/曇り→ 20日/曇り時々雨 → 21日/曇り時々雨 → 22日/曇り → 23日曇り時々晴れ
ということで晴れ間が出てくるのは23日以降ということになりそうです。連続降雨記録の更新も気になりますが、月間の「曇天率(?)」もかなりのものとなるのでしょう。
暑いより涼しい方がいいですが、ただレジャー産業、特にプール運営者は悲鳴をあげているのでしょうね・・・お察しします。また農作物への影響も心配です。
ただ全国を俯瞰すると関西はすでに真夏の暑さを取り戻しつつあるようですね。
最近は「異常気象が通常気象」のように感じていますが、今回の季節外れの曇天も地球温暖化と何か関係があるのでしょうか?
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行インターネット支店の普通預金特別プログラムを取り上げました。あおぞら銀行といえば比較的高水準の定期預金金利が人気ですが、そのインターネット支店では普通預金の金利も良いということですね。気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラム
・普通預金特別プログラム特別利率 : 年0.10% ※2017年8月18日現在、税引き前
メガバンクの普通預金の金利は概ね0.001%ですから、それと比較すれば「100倍」の金利、ということになりますね。なかなか魅力的です。
このプログラムの少しややこしい点は、店頭表示金利はメガバンクと同じ0.001%ですが、条件を満たせば上乗せ金利年0.099%がプラスされるという仕組みですね。
その条件ですが、100万円以上の最終残高が必要とされるなど、細かなものがありますのでご利用前に詳細をご確認ください。
>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ
加えて、「特別プログラム」という名前がついている以上「特別」なわけで、いつまで続くかということですが、現行のプログラムは2018年2月9日まで、ということになっております。
となるとそこでプログラムが終了となった場合には、引き続き好金利で運用しようと思うと預け替え等を検討しないといけないわけです。
とはいえ、これまでの取り扱い経緯を踏まえれば2月以降も同じようなプログラムが継続されることは、それなりに期待しておいてもよさそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.4」。真ん中が3つ★なので、それを上回る「まずまず良い評価」ということですね。
残高条件はあるものの普通預金ですからね。それなりの支持を集めるのも理解できます。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は9月11日まで。
>>>あおぞら銀行インターネット支店/普通預金特別プログラムについて詳しくはこちらのページからリンク先へ
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=168
前回のコラム:「あおぞら銀行:普通預金特別利率0.10%」
今回は、SBJ銀行の1週間定期預金「なのかちゃん」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。
足元では+0.045%ということで、やはり昨年までの水準と比較すればかなり回復しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さてこのような金利環境の中で、しばらく普通預金か何かに預けておいて、もう少し良い金利の定期預金が出てくるのを待ちたいという方もおられると思います。
そうした方にお勧めできる預金の1つが、韓国の新韓銀行の日本法人であるSBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」です。
ふざけているのかふざけていないのかよく分からないネーミングですが、文字通り満期が1週間後に来る定期預金です。
気になる金利はこのようになっています。
■SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」
・1週間:年0.10%
預入期間は1週間なのに年利0.1%ということで・・・好金利ですね!いまどき1年もの定期預金でもなかなか0.1%に届きませんので、1週間でこの金利というのはかなり魅力的です。
メガバンクの普通預金が0.001%ということを考えれば100倍の金利ということになります。積極的ですね。
また、満期が1週間ごとに来るので利便性も高いですね。中途解約は原則としてできないようですが。普通預金にお金を眠らせている方は検討してみてよさそうです。
さらにいくら利率が高くても、最後引き出すときにATM手数料や振込手数料がかかるとその大半が消えてしまう悲しい結果もありえるわけですが、SBJ銀行はインターネットでの振込手数料が月7回まで無料ということですのでうれしい配慮と言えますね!
ちなみにSBJ銀行は他の定期預金も高水準で、金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「円定期預金」
・1年:0.15%
・3年:0.25%
・5年:0.30%
これだけでもかなりの好金利ですが、新規口座開設者には上限100万円ながら、更なる金利優遇プランが用意されています。その「ミリオくん
特別金利キャンペーン」を利用すると金利はこのようになります。
■SBJ銀行「ミリオくん 特別金利キャンペーン」
・1年:0.30%
0.3%という金利水準はなかなか無いと思いますのでお得ですね!ほとんどの方はSBJ銀行の口座をお持ちではないと思いますのでご興味がある方はご活用ください。
ちなみにSBJ銀行自体は日本に本店のある日本の銀行ですので、その円預金は1,000万円まで預金保険の対象となります。その点では元本が1,000万円以下である限り、何があろうと安心して利用して良いですね。
ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。
■普通預金~2週間預金金利比較
・SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・あおぞら銀行 0.10% ※インターネット支店限定
・オリックス銀行 0.10% ※2週間満期
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%
やはりメガバンクの普通預金などと比較すればはるかに好金利ですね。
ではこの1週間0.10%の、SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・好金利を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は9月18日まで。
>>>SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1週間0.10%の、SBJ銀行の「1週間定期預金なのかちゃん」。あなたの評価は?(投票は9月18日まで)
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