ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「イオン銀行:Myステージ普通預金最大0.12%」です。
米共和党の顔ともいえるポール・ライアン氏が引退するというニュースは個人的には結構衝撃的でした。何と言っても若いですからね!まだ48歳だそうです。
引退する理由は「家族と過ごす時間を増やすため」とのことで何となく釈然としなかったのですが、「将来の大統領選への出馬をにらんだ対応」という見方もあるようです。なるほど。
中間選挙を控え、共和党やライアン氏自身の苦境を考えると、ここはいったん身を引いて将来の可能性に備えようと判断した可能性があるとのことです。真実かどうかは分かりませんが、はるかに説得力のある説明ですね。
今年の中間選挙、そして2年後の大統領選挙に向けて、アメリカ政治の混乱はまだまだ続きそうです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行:普通預金0.10%を取り上げました。スターワン口座で給与を受け取ると、金利が以下のようにアップするとのことです。
■東京スター銀行「スターワン円普通預金 給与振り込み優遇」
・普通預金 : 0.001%→0.100%にアップ
たかが0.10%ではありますが、通常金利と比較すれば「100倍」と言えるわけですし、何と言っても普通預金ですからね!普通預金の金利としては最高水準と言えます。
加えて以下4つのお得が強調されています。
1.ATM手数料月8回無料
2.振り込み手数料月3回無料
3.つみたてNISA相談無料
4.新規口座開設でnanaco1,000ポイントプレゼント
3つ目の「つみたてNISA相談無料」はちょっと意味が分かりませんが(笑)、それ以外の3つは確かにお得です。特に2つ目の「振り込み手数料月3回無料」というのは筆者も知りませんでした。前から提供されていたのでしょうか?
そうしたわけで金利水準だけでなく、利便性も結構高そうですね!nanacoポイントももらえるわけですし。
こうしたお得なサービスを永続的・恒常的に提供していってほしいものです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★なのでかなり高い評価ですね!
普通預金金利0.1%だけでここまで高い評価はないとすると、上記の通りATM手数料や振り込み手数料の優遇が評価につながったのかもしれませんね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は5月6日まで。
>>>東京スター銀行の「スターワン円普通預金」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=351
前回のコラム:「東京スター銀行:普通預金0.10%」
今回は、イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.035%ということでプラス水準を維持しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。2月上旬に金利が0.1%に近づいたタイミングでは「指値オペ」が通達され、長期金利は0.1%以下の水準に戻っています。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年以降、金利はほとんど全く上昇していません・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして最近はリテールビジネスの苦境もあり、各銀行は「顧客優遇制度」を導入して「優良客にフォーカスする」戦略をとっていますね。そうした動きは新規参入銀行も例外ではなく、イオン銀行がこの4月から独自の顧客優遇制度である「イオン銀行Myステージ」を導入しています。
気になる優遇内容はこのように紹介されています。
つまり
1.ATM手数料無料回数
2.振り込み手数料無料回数
3.普通預金金利
の3つに集約されているわけで的確かつ必要十分ですね。その回数もそれぞれ「1回~5回」「0回~5回」「0.05%~0.12%」ということで上位の優遇を受けられるのであれば検討に値します。
では具体的にどのような取引内容でステージが決まるのかということですが、ベースとなる「イオン銀行スコア」は以下のような配点となっています。
まず簡単にクリアできるものをピックアップしていくと以下が挙げられます。
・イオンカードセレクトまたはキャッシュ+デビット、イオンデビットカードの契約 : 10点
・インターネットバンキングの登録 : 30点
これで40点ですね。ただまだ最下層のブロンズです。
そうしたわけでもう少しがんばってみるとこれらを加えられそうです。
・イオンカード利用代金の口座振替 : 10点~100点
・WAONの利用金額 : 10点~100点
・WAONオートチャージの利用 : 10点
ただイオンカードもWAONも必要最低限しか使わないとするとどちらも10点ずつとなり、全体では70点ということになります。結果は「シルバーステージ」ですね。その優遇内容はこうなります。
1.ATM手数料無料回数 : 月2回
2.振り込み手数料無料回数 : 月1回
3.普通預金金利 : 年0.10%
悪くはないですが、ちょっともの足りないですね。やはり他行の顧客優遇と比較すると「ゴールドステージ」を狙いたく、そのためには100点が必要で、あと30点をどこでクリアするかが問題になってきます。
筆者なら・・・投信を買って残高を維持しておきますかね。30点には残高200万円が必要になってきます。
そう考えるとちょっとハードルは厳しいですかね。円預金の残高条件などがあればいいのですが。
では、ここで最近の1ヵ月未満の預金の金利をまとめるとこんな感じです。
■普通預金~2週間預金金利比較
・イオン銀行 0.12% ※Myステージプラチナ
・イオン銀行 0.10% ※Myステージシルバー、ゴールド
・東京スター銀行 0.10% ※給与受取特典
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・あおぞら銀行 0.10% ※インターネット支店限定
・オリックス銀行 0.05% ※2週間満期
・新生銀行 0.05% ※2週間満期
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%
こうしてみると「シルバーステージ」でも金利としては決して悪いわけではありませんが。
ではこの、普通預金の金利が最大0.12%となるイオン銀行の「イオン銀行Myステージ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・金利と利便性を考慮して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月13日まで。
>>>イオン銀行の「イオン銀行Myステージ」について詳しくはこちらから
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