ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「楽天証券:楽天モバイル債3年0.7%?」です。
世界的なインフレが進行していますが、今日の国内のインフレ率は2.1%とついに2%の大台に乗りましたね!
日銀が9年かけて目指していた目標が達成されたわけですが、ただこれで金融緩和が終了し、金利が上がっていくかと言うとどうやらそれはなさそうです。
と言うのも、今般のインフレはコロナ下での供給制限やウクライナ危機、あるいは歴史的な円安に伴う一時的なものであり、さらには「景気が過熱する中での良いインフレ」ではないからですね。
そもそも日本でインフレが起こるような景気の過熱が起こるかと言われればちょっと想像がつきません。やはり人口が増えないと消費が右肩上がりで増えていくというのは考えにくいです。
グローバル企業が海外に飛び出して外需を獲得していくのは良いことですが、国内の景気を考えるととりあえずは国を開放してインバウンドを増やしていきつつ、中長期的には移民政策によって人口を増やす施策が必要な気がしますね。
世界ではまだ人口が増えているわけですし。
そろそろ大局的な視点からの景気対策に期待したいところです。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、東京スター銀行の「スタードリーム円定期」を取り上げました。気になる金利条件はこういうことになります。
■東京スター銀行「スタードリーム10」
・最長10年 : 0.42%
0.42%・・・これまでの金利水準と比較すればだいぶ上昇してきました。ついに0.4%台に乗りましたね!もちろん通常の定期預金と比較しても良い金利です。途中解約できないといった制約を考慮してもそれなりに魅力的な金利水準と言えます。
加えてこの仕組み預金は1年ごとに「繰り上がり償還」する可能性があるわけですから、仮に1年で償還となれば1年=0.42%、5年で償還となれば5年=0.42%の金利となります。
もちろん「10年間償還されない」前提で運用の是非を検討すべきなのは言うまでもありませんが、結果的により魅力的な金利条件になる可能性があるということですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.8」。真ん中が3つ★なので良い評価です。
やはり金利が0.4%台となると目を引きますね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月7日まで。
>>>東京スター銀行「スタードリーム10」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1453
前回のコラム:「東京スター銀行:スタードリーム円定期0.42%」
今回は楽天証券の「楽天モバイル債」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.235%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
さて本題に戻りまして5月は定期預金キャンペーンが始まるのにはまだ早く、つまりは「閑散期」ということですが、そうした時に候補に上がってくるのが「定期預金以外の運用商品を探してみる」ということかもしれません。
そうした預金者の方の検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介する楽天証券が取り扱う楽天モバイル債です。
社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。
ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。
2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。
ではこの楽天証券が取り扱う楽天モバイル債の気になる金利はと言うと以下の通りです。
■楽天証券が取り扱う楽天モバイル債
・楽天グループ株式会社第21回無担保社債(社債間限定同順位特約付)
・利率:未定(0.40%~1.00%)
利率はまだ決まっていませんが、上記の通り「0.40%~1.00%」とのことなので、ちょうど真ん中は0.70%ですね。恐らく0.70%前後で確定すると思いますがどうなるでしょうか。
条件決定日は5月27日のようですので気になる方はチェックしてみてください。
またこの楽天モバイル債の格付けはJCRという日本の格付け機関で「A」となっています。「甘い評価」だとは思いますが、それでもA評価であれば一定の安心感はあります。
パっと見た感じこの社債の発行額は発表されていませんが、少なくとも販売初日に売り切れてしまうことはないと思います。とは言いつつ、どうしても購入したい方は早めに申し込まれることをお勧めしたいと思います。販売期間は「5月30日10:30から6月10日14:30まで」ですね。
ではこの、期間が3年で当初の利率が0.7%前後となりそうな、楽天証券が取り扱う楽天モバイル債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・多少のリスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。アンケートの投票は6月20日まで。
>>>楽天証券が取り扱う、楽天モバイル債について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】期間が3年で当初の利率が0.7%前後となりそうな、楽天証券が取り扱う楽天モバイル債。あなたの評価は?(投票は6月20日まで)
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