まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「日経平均がいくらまで下がれば投資のチャンス?」では・・・
1位:もう投資のチャンス 50%
2位:14,000円 25%
3位:10,000円 17%
4位:18,000円 8%
となりました。1位は「もう投資のチャンス」で5割です。なるほど。2位は「14,000円」、3位は「10,000円」ですね。
以前は割と「10,000円」というのは分かりやすい底値でしたが、さすがにもうそこまで下がることはないとすると、14,000円あたりが底値になってくるのですかねー。明確な根拠があるわけではありませんが。
筆者自身は日本株にはあまり魅力を感じていませんが、しかし他の株に比べれば身近なのは間違いありませんし、実際に関心も高いですね。
ここまで分かりやすい株価の暴落は10年に1回かと思いますので、じっくり投資の是非をご検討ください。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは4月12日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=863
〔前回のコラム〕コロナショックは投資のチャンス!
--- Ginkou ---
新型コロナ終息は「今年の11月以降」 インフルエンザ専門家の見通し
https://dot.asahi.com
世界で広がる感染拡大の終息の見通しについても、楽観論に傾く要素は見つけにくいという。インフルエンザ対策の権威で、けいゆう病院(横浜市)の菅谷憲夫医師はこう指摘する。
「夏場になって日本など北半球でいったん終息しても、冬季に突入する南半球で感染拡大の危険性がある。世界のインフルエンザ研究者は概ね終息の見通しを『第2波以降』とみています」
第2波とは、シーズンをまたいだ次の冬、つまり今年の11月以降ということだ。
※抜粋
〔 出典:AERA dot. 〕
--- Ginkou ---
性懲りもなくまたもやコロナショックについてです。ご家庭に小さい子や高齢のご家族がおられる方は心配だと思いますし、投資家の方も大損が発生して慌てておられるかもしれません。
そうした方々には大変申し訳ないですし、不謹慎と思われそうではありますが、筆者はと言うと「ようやく投資のタイミングが来たなぁ」という思いが強いです。
2016年の春先にほとんどの投資資産を売却して「次の危機」を待っている状況でしたが、それから4年というのは想定外の長さでした。しかも危機の原因がウイルスとは・・・これまた完全に想定外です。
その点では先見の明があったというより、ただ単に運が良かっただけですが、この株価暴落の最中にほぼ無傷で次の投資に前向きに臨めるのはありがたいことです。
・・・と書きながらふと気になって、アメリカ株と日本株の過去5年のグラフを見るとこうなっています。
どちらも、今でも2016年1月時点の水準を上回っているように見えます。
とすると本当に売却して危機を待つ戦略が正しかったのか微妙ですね・・・株価がこれ以上下がるかどうかがカギとなってきます。あくまで結果論にすぎませんが。
いずれにしても今回の暴落を契機に投資を再開した筆者にとって、このコロナショックがいつまで続くのかが気になるところです。
コロナウイルスの流行自体は長くても1年くらいで収束するのではないかと思います。新型インフルエンザも1年で収束しましたし、上記記事で引用したように「第2波以降」ということなのであれば今年の冬、つまり11月以降ということで、やはり「1年くらい」ということになります。
ただコロナウイルスが収束する前に、経済危機としての「コロナショック」はもう少し早く収束するのではないかと思います。
とりあえず数週間外出禁止にすれば新たな患者の発生が抑えられるのは中国が良い前例となっています。今や感染の中心となっているヨーロッパでもかなり強力な抑制策が取られていますので、欧米での新規感染者の発生が落ちついてくればコロナショック自体は沈静化していきそうです。
今のところまだ落ち着く兆しはありませんが。
またトランプ大統領が発言した「感染拡大は7月か8月まで」という発言も参考になるかもしれません。
「コロナウイルスはともかくコロナショックは半年くらいで落ち着いてくる」という見立てもできそうですね。
特に「60歳以下の人はかかっても大丈夫」というコンセンサスが広がるとかなり雰囲気が変わってきそうです。
ちなみに筆者がなぜコロナショックがいつまで続くか気になるかと言うと、再開した投資資金をどれくらいの期間をかけて投資に回していくか想定が必要だからですね。半年で収束するなら毎月1/6ずつ投資していくことになりますし、1年なら1/12です。
今のところ毎月1/10ずつくらい投資していくイメージですが・・・。
それはともかくリーマンショックや原発事故と違い、ウイルスは自然のものであって「先が見えない不安」というのはあまり感じません。絶交の投資チャンスと思うのですがどうなのでしょうねぇ。
というわけで今回の読者アンケートは、「コロナウイルスの感染は1年くらい続くという見通しがありますが、株価の暴落=コロナショックはいつまで続く?」でいきましょう。投票は4月19日まで。
■【読者アンケート】コロナウイルスの感染は1年くらい続くという見通しがありますが、株価の暴落=コロナショックはいつまで続く?(4月19日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=867
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー