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都知事選は小池氏に勝ってほしい?

執筆者: ginko 発行日付: 2020-06-25

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「日本の在宅勤務率は現在25%程度という調査もあるようですが、在宅勤務の方がいい?通勤する方がいい?」では・・・

1位:在宅勤務の方がいい 50%
2位:どちらとも言えない 30%
3位:通勤の方がいい 20%

となりました。1位は「在宅勤務の方がいい」で約5割ですね。当然と言えば当然という気もしますし、逆に意外と言えば意外な気もします。

当然と思えるのは、在宅勤務は圧倒的に楽だからですね。通勤時間がなくなるわけですから、毎日2、3時間は節約できます。これは大きいメリットです。

加えて交通費なども抑えられるわけで良いことづくめです。

仮に都心から離れたところに住めば居住コストも大きく削減できそうです。

ただ一方で意外と思えるのは、恐らく在宅勤務というのは「仕事がやりにくいだろうなぁ」ということです。

仕事の内容にもよりますが、人はコミュニケーションの過半を表情やしぐさなどの言語外で行っているとすると、テレワークでは伝わるものも伝わらない気がします。

会議などもやりにくいでしょうし、同僚が何をやっているのも分かりませんし、もしかするとアイデアも浮かびにくくなるかもしれません。

しかしそれでも筆者は間違いなく「在宅勤務派」です。メリットが大きいですから。ちゃんと根付けばいいですね。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは7月18日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=932

〔前回のコラム〕
在宅勤務の方がいい?


 --- Ginkou ---

小池氏、大きくリード 都知事選情勢調査 コロナ対策「評価」63%
https://www.nikkei.com/


7月5日投開票の東京都知事選について、日本経済新聞社は19~21日に電話調査を実施し、情勢を探った。現職の小池百合子氏(67)が大きくリードしている。元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(73)やれいわ新選組代表の山本太郎氏(45)らが追う展開となっている。

初当選時と同様に無所属で出馬した小池氏は、男女を問わず幅広い年代で支持を広げている。都議会で対立関係にある自民党の支持層の8割を固めた。野党支持層にも浸透し、無党派層も5割を押さえた。

立憲民主、共産、社民の各党の支援を受ける宇都宮氏は、野党支持層の3割を固めた。山本氏は野党支持層から支持を受けている。

都知事選にはほかに、元熊本県副知事の小野泰輔氏(46)やNHKから国民を守る党党首の立花孝志氏(52)ら計22人が立候補。投票先について態度を明らかにしていない人が2割おり、今後の情勢に影響を及ぼす可能性がある。

今回の都知事選について「関心がある」としたのは91%で、2016年の前回選と同じ水準だ。69%が投票に「必ず行く」と回答し「なるべく行くつもり」も合わせると97%だった。

都は国に先立って都民に外出自粛を求め、休業要請に応じた事業者に最大100万円の協力金を支払うなど、独自の取り組みを進めてきた。都のこうした取り組みに63%が「評価する」と回答した。

〔 出典:日本経済新聞 〕

 --- Ginkou ---

さて気が付けば、というほどのことではないですが、7月5日は都知事選だそうです。

東京都民以外には全く関係のない選挙ですが、小池知事の知名度は全国区でしょうし、選挙結果に関心がある人も少なくないと思います。

今回の選挙は実質的に小池都知事の「信任選挙」ということになるのでしょうけれど、足元の評価などを勘案すれば無風で再選されるのでしょうね。

実際のところ上記記事の通り、日経新聞が実施した電話調査では小池都知事が「大きくリードしている」ということですから、そういうことなのでしょう。

やはりコロナ禍に対する「安心・安全重視」という姿勢が支持されているのだと思います。

では筆者が小池都知事を支持しているかと言うと正直、微妙です。あくまで結果論ですが、自粛要請はほとんど意味がなかった可能性が高いですし、上記の通り「安心・安全重視」に偏りすぎていて「原理主義」に見えなくもありません。

休業要請については、対象や年齢を絞り込むなど、もう少しスマートな方法があったように思います。経済が完全に殺されましたからね・・・。

その点では忘れることができないのが築地市場の移転問題です。だれがどう考えても豊洲市場の方が築地市場より安全で清潔なのは間違いないはずなのに、いたずらに移転を長引かせ、結果的に多額の不要な費用が発生することになりました。

結局、豊洲市場に移転したわけですからね。そうした迷走の責任をだれも取らず、知事自身は涼しい顔をしているわけですから困ったものです。

ちなみに今回のコロナ禍では安倍首相には厳しい視線が注がれているわけですが、小池知事や大阪の吉村知事など、知事には割と好意的な評価が多いように感じます。

もちろんご本人の能力が大きいのは間違いありませんが、ただこうした傾向をあえて一般化すると、「本部(首相)は批判されやすいけれど現場(知事)は支持されやすい」というのがありそうです。

東日本大震災の時も、東京電力自体は批判されたものの、福島の現場で働く人々は賞賛されていたましたね。文字通り命を懸けていたわけですから評価されて当然ですが。

加えて日本人は「現場でこそ力を発揮する」特性があるような気がします。言い換えればトップとしての特性はあまりないと言うことですが・・・。

というわけで今回の読者アンケートは、「7月5日の都知事選は小池都知事が大きくリードしているようですが、小池都知事に勝ってほしい?勝ってほしくない?」でいきましょう。投票は7月25日まで。

■【読者アンケート】7月5日の都知事選は小池都知事が大きくリードしているようですが、小池都知事に勝ってほしい?勝ってほしくない?(7月25日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=937



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