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2020年冬のボーナスの運用先は?

執筆者: ginko 発行日付: 2020-12-24

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「11月の消費はクレジットカードデータによると前年比で10.9%減ったようですが、あなたの消費はどれくらい減った?」では・・・

1位:1割減 40%
2位:2割減 30%
3位:4割減以上 20%
4位:変わらない 10%

となりました。1位は「1割減」で4割ということですね。なるほど。上記の通りクレジットカードデータに基づけば「10.9%減」ということですので整合性が取れた結果と言えます。

ただ筆者自身の感覚からすればもう少し減っている気がします。「7割経済」「8割経済」という表現もよく目にしますしね。

その点では「2割減」「4割減以上」と回答された方がいるのも納得できる気がします。

個人的には消費が減ってお金が貯まるのは歓迎なわけですが・・・日本経済のことを考えればやはりそれではいけません。

これだけコロナ患者が増えてくると単純に消費を勧める気にはなれませんが、感染リスクは気にしつつもメリハリのつけたお金の使い方をしたいものですね。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは1月10日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1058

〔前回のコラム〕
消費はコロナ前と比べていくら減った?


 --- Ginkou ---

【2020年 冬ボーナス調査】平均支給額35万円、昨対比は4%減
https://prtimes.jp


お金の情報サイト「まねーぶ」は、全国20代~60代正社員800人を対象に2020年度の冬ボーナス調査を実施しました。

みずほ総合研究所の発表によると、2020年冬の民間企業の一人当たりボーナス支給額は前年比▲7.5%と予測され、リーマンショック以来の大幅減の見通しとなっています。その背景には、コロナ禍での業績悪化が挙げられ、特に観光や宿泊、飲食や娯楽などのサービス業においては営業自粛や休業による低迷が続いており、その影響は計り知れないものとなっています。

「まねーぶ調べ」では、全国正社員800人を対象に2020年度の冬ボーナス調査を行い、支給額と昨対比そしてボーナスの使い道や評価について明らかにしました。

※抜粋

〔 出典:PRタイムス 〕

 --- Ginkou ---

この冬のボーナスが全体的に低迷したのは各種調査が明らかにしていて間違いないですが、この「まねーぶ」の調査ではこのようになっています。



去年の平均が約36万円のところ、今年は約35万円ということで、その減少幅は「-4.0%」とのことです。他の調査と比較すれば減少幅は少な目ですね。

ではその気になる使い道はと言うとこのようになっています。



貯金」が圧倒的な1位となっているのは他の調査結果とも同じですが、昨年と比べるとその「貯金」の割合がやや減少する一方で、2位の「生活費」や3位の「ローン返済」の割合が増加しており、より生活防衛色を感じる結果となっています。

遊興費」や「被服費」も減少していますしね。

他方で株価が上昇を続けるなど投資には追い風が吹いている状況ですが、その「投資・金融商品」の割合が増加しているのは好ましい結果のように感じます。

ただそれでもその割合はわずか3.7%に留まります・・・「貯金」の割合から考えればもう少し投資に振り向けても良いような気がしますがいかがでしょうか。

ちなみにこの冬のボーナスの満足度はこのようになっています。



6割を超える方が「納得」と回答しているわけですね!興味深いです。この経済状況では支給されただけありがたい、ということですね。

来年のボーナスは回復することを期待しましょう。

というわけで今回の読者アンケートは恒例の「<複数回答可>2020年冬のボーナス、何で運用する?」でいきましょう。投票は1月24日まで。

■【読者アンケート】<複数回答可>2020年冬のボーナス、何で運用する?(1月24日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1063



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