まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「政府は東京都に８月２２日まで緊急事態宣言を発出する見込みのようですが、この方針を支持する？支持しない？」では・・・

１位：支持する　６９％
２位：支持しない　３１％

となりました。１位は「支持する」が７割で差がつきましたね。

筆者はこれまで緊急事態宣言には懐疑的でしたがその考えは翻しつつありまして、その理由は

・誰も今さらコロナにはかかりたくないだろうから、ワクチン接種がさらに広がる８月下旬まで我慢するのはあり。

・緊急事態宣言が出るたびに確実に新感染者が減るので効果は明白。

・逆に宣言を解除すると患者が増えるのだからもはや自業自得。

と言った感じです。東京都以外にお住まいの方も同じ感覚なのではないでしょうか・・・。

ではその後、新規感染者数がどうなっているかと言うとこうです。



確かに首都圏で、と言うより東京都で増えていますね。次に重症者数はこう。



こちらはやや減速しつつも徐々に減少していることが分かります。最後に死者はこう。



こちらは激減していることが分かります。

ワクチン接種を高齢者優先で行ったこと、またワクチンの効果が「重症化を防ぐ」ということがよく分かる状況ですね。

あと１ヶ月とちょっとでなるべく多くの人がワクチン接種を受け、今回が最後の緊急事態としてほしいと思います。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは8月7日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1219

〔前回のコラム〕東京の緊急事態宣言、支持する？


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「夏のボーナス」の使い道...8年連続で「貯金・預金」が1位。「投資信託」が初の上位10位に入る。
https://www.loyalty.co.jp/

夏のボーナスの使い道は8年連続で、1位「貯金・預金」（37.1％）となった。

次いで2位「食品（ふだん食べるもの）」は5.3％。3位「旅行（宿泊を伴うもの）」は過去最も低い5.2％となった。

また10位「投資信託」は、2014年に調査を開始して以来初めて、上位10位に入った。

「支給されない・分からない」は46.4％となった。。

※抜粋

〔　出典：loyalty.co.jp　〕

　－－－　Ｇｉｎｋｏｕ　－－－

今年の夏のボーナスはやはり全体的に下がったようですね。コロナ禍を考慮すれば仕方ないと思いますが、ただ一方で統計的に見れば個人の預貯金は大きく増えています。

コロナによって消費が瞬間蒸発したにも関わらず、平均的に見れば給料が大きく減ることはなかったため、貯蓄が積み上がったということですね。一律給付金もありましたし。

となると「余ったお金」をどのように使うのか興味が湧くところですが、「第47回Ponta消費意識調査」によればその使い道はこのようになっています。



１位は５年連続かつ圧倒的なシェアで「貯金・預金」ですね。

そしてこれまで２位だった「旅行」は時節柄大きくシェアを落としています。

逆にそれ以外については意外とさほどシェアに変化はないですね。あえて言えば「お取り寄せ」が増えているのはコロナ禍ならではという感じがしますが。

ちなみに見出しにあるように投資信託が初の１０位に！とのことですが、全体から言えば極めて僅少です。株式のシェアも低いですね。

コロナショックで証券会社の口座開設が急増したというニュースがありましたが、あくまで相対的なものであって、まだまだ投資のすそ野が広がっている様子は伺えません。

このアンケートの調査対象が偏っている可能性もそれなりにありそうではありますが。

「支給されない・分からない」と回答された方が半数近くもおられますしね。

投資している人としていない人とで格差がさらに広がらないことを祈っております・・・。

というわけで今回の読者アンケートは、「＜複数回答可＞２０２１年夏のボーナス、何で運用する？」でいきましょう。投票は8月14日まで。

■【読者アンケート】＜複数回答可＞２０２１年夏のボーナス、何で運用する？（8月14日まで）
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1223