執筆者: ginko 発行日付: 2022-03-28
3月号の内容はこのようなものです。
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1.銀行最新キャンペーン
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3.銀行関連ニュース
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4.今月の購買力平価
https://www.ginkou.info/column/20220306.html
5.今月の世界の株価収益率
https://www.ginkou.info/column/20220320.html
6.自腹で資産運用中!(15年11ヵ月目)
https://www.ginkou.info/column/20220321.html
7.17年3ヵ月目のひとりごと:
「ダイナミズム」
+19,500本+396万円
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6.自腹で資産運用中!(15年11ヵ月目)
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7.17年2ヵ月目のひとりごと:
「奇なり」
+19,400本+393万円
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・17年2ヵ月目のひとりごと
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■「奇なり」
先月の当欄ではブラックストーン・グループ/バイロン・ウィーン氏の「2022年びっくり予想」を取り上げましたが具体的にはこういう内容でした。
1.S&P500は上昇せず。ボラティリティは高く、20%未満の調整がある。
2.コモディティ価格は下がるが、家賃は上昇を続け、インフレは4.5%と高止まり。
3.10年債利回りは2.75%に。年内の利上げは4回。
4.コロナウィルスの影響は残るが、人々の生活は概ね正常化。
5.中国が投機的な住宅投資を抑制する結果、中国家計の待機資金が増える。
6.ヘッジ需要が高まり、金は20%上昇し史上最高値に。
7.原油の供給は十分拡大できず、WTIは100ドル超に。
8.安全性向上が図られ、原子力発電が選択肢に。
9.ESGが発展する。
10.米グリーンエネルギー計画がリチウム・バッテリー不足で暗礁に。
わざわざ再掲する必要はなかったかもしれませんが、どこにもロシアによるウクライナ危機は書かれていません。経済の専門家にとっても今回の侵攻は「想定外」だったということなのでしょう。
実際のところ筆者もまさか侵略戦争が始まるとは思っていませんでした。東部戦線で圧力を強めた上で、欧米とテーブルの下で「数年はウクライナをNATOに加入させない」と約束させて手打ちになるのかと考えていました。
ではなぜロシアが侵略戦争に踏み切ったかと言うと・・・ただ単に「ウクライナをNATOに加入させない」だけでは安全保障としては不十分で、「親ロ派政権」を作ることが必要と考えているのでしょうね。
民主主義の下でそうした傀儡政権をどうやって維持していくのか全く分かりませんが・・・ロシアのように野党党首を暗殺してまで徹底的に実質的な独裁体制を敷くということでしょうか。
また今回の「ギャンブル」の背景には、クリミア半島の併合がうまくいったというのもありそうです。あの時は本当にあっと言う間に侵攻して、ウクライナ軍からの反撃もほとんどなく、住民からの支持も高く、見事に奪取に成功しました。
そうしたわけで今回も、あっという間にキエフに侵攻してオシマイと思っていたのかもしれませんが、この記事を書いている2月27日時点ではキエフは陥落せず、ウクライナのゼレンスキー大統領も抵抗活動を続けています。
クリミアの時のウクライナ軍の弱腰と今回との違いは一体何なのかは分かりませんが、ウクライナが抵抗を続ければ続けるほど、国際社会の支持も高まっています。軍備に大きな差がありそうですが、抵抗は大事ですね・・・。
仮にキエフが陥落したとしても4,400万人の人口がいるウクライナを10万人そこそこの軍隊で征服するのは不可能です。ウクライナ国民がロシアを受け入れるのか、逆に抵抗を続けるのかでウクライナの将来は大きく変わりますね。
当たり前ですが、ウクライナの未来はウクライナ国民が決めるということなのでしょう。何も力になれませんが、ウクライナの人々の安全と平和を祈りたいと思います。
さてそのようにウクライナ国民の生き死にが掛かっている中で、株価の上がり下がりなどちっぽけなことですし、不謹慎なことだとも感じますが、敢えて触れておくとポイントになってくるのは
・資源価格の動向
・経済制裁の影響
・FRBの利上げへの影響
と言った点でしょうか。資源価格についてはもちろん侵攻によって上昇圧力となるわけですが、仮に早期に停戦となれば下落するものと思います。
ロシアに対する経済制裁も世界経済に対してどれくらい影響があるのでしょうね?最大のリスクは欧州への天然ガス供給ですが、ロシアとしてはもちろん売りたいし、欧州としてもできれば買いたいのでしょうから、どこかで軟着陸するのかもしれません。
ただ中長期的にはロシアへのガス依存を下げることが欧州にとって安全保障上のカギですね。
最後に一番大きいのがFRBの利上げへの影響です。仮にFRBが経済の混乱を軽減させるために利上げを遅らすようなことがあれば株価には上昇要因となってきます。
正直、筆者には今後株価が上昇するのか下落するのかさっぱり分かりませんが、ウクライナ侵攻後の株価の動きを見ると、「噂で売り真実で買え」「銃声が鳴ったら買え」と言った動きになっています。
とは言いつつ繰り返しになりますが、ウクライナで血が流れている時に株価上昇を喜ぶ気にはなれません。
抵抗するにせよ、降伏するにせよ、ウクライナの方々の決断を応援したいと思います。
しかし令和のこの時代に侵略戦争を見ることになるとは・・・1ヶ月後には果たしてどういう結末を迎えているのでしょうか。
事実は小説より奇なりですね。
<御礼>
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