まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「この夏のボーナスは前年比で+6.1%と増額が期待される一方で、製造業はプラス、非製造業はマイナスと明暗が分かれそうです。あなたのこの夏のボーナスは増える?減る?」では・・・
1位:減る 38%
2位:ボーナスはない 31%
3位:増える 15%
〃:変わらない 15%
となりました。1位は「減る」で約4割となっています。前回のコラムの通り、日経新聞の調査では全体的に前年比で+6.1%増ということでしたが、あくまで増えるのは上場企業の製造業だけの話ということなんですかね・・・アンケート結果はまだまだ厳しいです。
また「ボーナスはない」という方も3割いて、シニアの方なのか、非正規の方なのか、はたまた自営業の方なのかは分かりませんが、円安景気が全体に波及するのは時間がかかるということでしょうか。
とは言え2割の方は「増える」ということですから、今後、正常化が進む中で、さらなる賃上げ・収入増の好循環が起こることを期待したいと思います。
特にインバウンド復活は影響が大きそうです。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは6月25日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1460
〔前回のコラム〕2022年夏のボーナス、増える?減る?
--- Ginkou ---
参院選投票先、自民50% 維新8%、立民7%
https://www.nikkei.com/
夏の参院選で投票したい政党や投票したい候補者がいる政党を日本経済新聞社の世論調査で聞いた。もっとも多かった回答は自民党で50%だった。2位は日本維新の会の8%、3位は立憲民主党の7%だった。
参院選の投票先を聞く質問で特定の政党が50%に達したのは調査結果を比較可能な2002年以降で初めて。「まだ決めていない」は15%、「いえない・わからない」は8%で計2割を超えた。回答した人が投票日までに投票先を変える可能性はある。
同じ質問をした2月調査で自民党は42%、維新は12%、立民は9%だった。
支持政党のない「無党派」層に絞って分析すると今回の調査で自民党は16%、維新は6%、立民は5%だった。
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
もう参院選の話題が出ているのですね。と言う事は前回の参院選から3年が経過したわけですか。月日が経つのは早いものです。
今回の参院選はどうなるかと言うと・・・やはり無風で自民党の圧勝なのでしょうね。上記記事の通りですが、日経新聞の調査によれば各政党の支持率はこのようになっています。
2位の維新に対してダブルスコアどころか、6倍以上ですからこのまま行けば自民党の圧勝に間違いありません。
そして繰り返しになりますが、2位が維新というのも前回の衆院選の通りですが新鮮ですね。
自民が右寄りなのか中道なのか、維新が右寄りなのか中道なのかは分かりませんが、少なくともどちらも左派ってことはないでしょうから、「1億総保守化」が進んでいるのかもしれません。
実際のところロシアがウクライナに侵攻するなど、戦後始まって以来の地政学リスクの増大を考慮すれば、安全保障を重視する保守化が進むのも当然なのでしょうね。
しかしそれより何より驚きなのが岸田政権の高支持率で、何もしていないのに支持率はスイスイ上昇しています。
何かもう不人気だった菅総理が可愛そうになるくらいですが、これもまぁ民意なわけですから皮肉ったところでしょうがありません。
最近では「資産所得倍増計画」を打ち出していますが、就任当初の金融増税構想は一体どうなったのでしょうね?
とは言え支持率が低迷して政治が漂流するくらいなら支持率が高い方がいいわけで、国外が荒れ模様になっている今だからこそ、国内政治は安定することを祈りたいと思います。
そのように考えると参院選の投票先は消去法で自民党ですかね・・・。
と言う事で今回の読者アンケートは、「この夏の参院選では再び自民党が圧勝しそうですが、あなたはどの政党を支持する?」でいきましょう。投票は7月1日まで。
■【読者アンケート】この夏の参院選では再び自民党が圧勝しそうですが、あなたはどの政党を支持する?(7月1日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1465
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