まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「アメリカのインフレ率が予想以上に強かったことから、世界の株式相場は総崩れとなっていますが、今は投資するべき?やめるべき?」では・・・
1位:今、投資するべき 67%
2位:今はやめるべき 33%
となりました。1位は「今、投資するべき」で約7割となっています。想像以上に皆さん強気ですね!
今の株価下落の要因は各国の利上げで、なぜ利上げしているかと言えばインフレがひどいからですが、このインフレはいつか収束するのは間違いありません。
金利が上がれば需要が減りますし、物価高の要因となっているコロナ下での供給制限もそのうち改善されるものと思います。
とすれば今、投資をしても「インフレが収まるのを待ちさえすれば上昇する」わけで、勝つ可能性は高そうですね。
と言うわけで筆者も投資したいところですが・・・やはり引っ掛かるのは足元の円安です。
仮にインフレが収まってくれば各国の利上げが終わり、円安から円高に巻き戻っていくことになります。135円→115円に戻れば円建てでは-15%ですね。
株価が更に下落しない限り、今の為替水準で筆者が追加投資することはなさそうです。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは7月15日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1472
〔前回のコラム〕今は投資するべき?やめるべき?
--- Ginkou ---
重視政策「景気回復」44% 本社世論調査 年金・医療35%、外交・安保28% 物価対策「評価せず」69%
https://www.nikkei.com/
日本経済新聞社が17~19日に実施した世論調査で、7月10日投開票の参院選で重視する政策について12項目から複数回答で聞いた。トップは景気回復の44%で、年金・医療・介護が35%、外交・安全保障が28%と続いた。新型コロナウイルス対策は16%で7番目だった。
参院選は22日の公示を受けて選挙戦が正式に始まる。与野党は街頭演説や公約で訴える政策を通じて支持基盤固めや他党支持層への浸透を狙う。
投票の際に重視する政策を世代別に分析すると18~39歳と40~50代でもっとも割合が大きかったのは景気回復で、それぞれ44%と53%だった。60歳以上は年金・医療・介護(44%)が首位だった。
どの世代も新型コロナ対策は最重視政策にならなかった。政府の新型コロナ対応を「評価する」は63%で5月の前回調査から7ポイント下がったものの引き続き高い水準にある。
感染状況が比較的落ち着いている足元の状況を踏まえ、世論が経済重視へ傾いていることがうかがえる。政府・与党の物価高対策を「評価しない」は69%で5月から8ポイント上昇した。「評価する」は21%で5月の28%よりも低い。内閣支持率を押し下げる要因になった。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
3年に一度の参院選が7月10日に投開票ということであっという間ですね。
何がどう転んでも自民党が勝利するのは間違いないと思いますが、ポイントとなるのは野党第一党がどこになるのかということで、今は維新に追い風が吹いていそうですね。
立憲に投票しても完全な死に票になるだけですし、公明党も今ひとつ存在感がありませんので、その点では恐らく改革志向政党である維新に投票するのも面白そうです。
財政再建派の筆者からすると維新の消費税減税要求はちょっと引っ掛かりますが・・・。
もし仮に減税するのであれば、政府支出の何を削るのかも明記してほしいものですね。単に赤字国債を増やすだけであればバラマキです。
そうした政党選びにも関わってくる「政策選び」ですが、上記の通り日経新聞のアンケートによれば参院選で重視する政策についてはこのような回答結果となったようです。
1位は「景気回復」というわけですね。ちょうどコロナ禍が収束しつつあるタイミングですので、景気に関心が高まるのは当然かと思います。
また3位に「外交・安全保障」が入っているの時節柄ということなのでしょうね。
そしてこの結果を見ればやはり自民党の圧勝は間違いなさそうです。
筆者はどの政党に投票しますかね・・・。
と言う事で今回の読者アンケートは、「7月10日に迫った参議院選挙、あなたが重視する政策はどれ?」でいきましょう。投票は7月22日まで。
■【読者アンケート】7月10日に迫った参議院選挙、あなたが重視する政策はどれ?(7月22日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1477
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