まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「水際対策の撤廃によってインバウンドはすでにコロナ前の6割まで回復している状態ですが、あなたはインバウンド回復に賛成?反対?」では・・・
1位:賛成 58%
2位:どちらとも言えない 25%
3位:反対 17%
となりました。1位は「賛成」で6割。多いような少ないような。
逆の見方をすれば4割の人が「賛成ではない」ということですから、「拮抗している」と言う事なのかもしれません。
インバウンドに反対する理由は人それぞれだと思いますが、一番多いのはやはり・・・「コロナウイルス新種の拡散が心配」ということなのでしょうね。
国を開くのが正しいのか、閉じるのが正しいのかは、結局は結果論ですから、最後はエイヤっと決めるしかありません。国を開くのが「吉」となることを祈っています。
3月からはいよいよマスク着用も個人の判断になってくるわけですが、みなさんはどうされるのでしょうね?
筆者は1日も早くマスクを外したい気持ちがありますが、さすがに3年も掛け続けると「今さら外せない」という人も結構いそうですね。
駅でもチラホラ、ノーマスクの人を見かけるようになってきていますが、ノーマスクの割合がどれくらいになるのか、気になるところです。
いずれにしても、望む望まざるに関わらず、「正常化」が進んでいくのは間違いないということですね。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは3月16日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1658
〔前回のコラム〕インバウンド回復に賛成?反対?
--- Ginkou ---
世界のマネー、米国債に集中 国外の買越額が昨年最大
https://www.nikkei.com/
世界の投資マネーが米国債に押し寄せている。米国外から米国債への資金流入は2022年に過去最大の規模となった。米連邦準備理事会(FRB)の利上げで投資妙味が増し、長期投資家やオイルマネーなどの資金流入が目立った。23年も積極的な投資が見込まれる。米国外の投資マネーが米国債に集中すれば新興国などから資金流出が進み、世界経済のリスク要因となる可能性もある。
米財務省の国際資本統計によると、米国外勢による22年の米中長期国債の買越額は世界全体で7500億ドル(約100兆円)と、22年の中長期国債の発行額の約2割に相当する。これまで最大だった10年を500億ドル上回り、12年ぶりに過去最大を更新した。
米国債に資金が流入した一因は投資妙味が増したからだ。長期金利の指標となる10年物国債利回りは21年末の1.5%から22年末の3.8%まで上昇(債券価格は下落)した。債券運用では債務不履行(デフォルト)に陥らなければ購入時点の価格で満期まで保有した際の利回りが決まる。生命保険会社や年金基金など満期保有を前提とした投資家のマネーが利回り水準が切り上がった米国債に流入している。
フランス系大手運用会社アクサ・インベストメント・マネージャーズの木村龍太郎債券ストラテジストは「米国は欧州より先に物価上昇がピークアウトしつつある。リスクが小さい2~5年債の投資妙味が大きいと判断している」という。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
アメリカ国債の人気が高まっているという記事ですね。筆者の期待リターンは3%~4%と言った感じなので、アメリカ国債が4%なのであれば正直、「それで十分」という気持ちもあります。
そのように考えるのは機関投資家も同じようで、外国人のアメリカ国債購入額はこのように推移しているようです。
確かに金利が上昇した2022年は大幅買い越しとなり、外国人のアメリカ国債買い越し額としては過去最大のようです。
具体的な金利の推移としてはこうなっています。
アメリカ国債は他の先進国と比較しても高利回りで、4%前後の水準ということですから、人気が出るのも当然ですね。
ただ・・・日本の投資家として気になるのはやはり円安ですね。仮に5年で20%のリターンを得られても、円が20%円高になったらプラスマイナス0円ということになります。
歴史的な円安は修正されつつありますが、仮に1ドル=135円が115円となったら15%のマイナス・・・なかなか悩ましい。
115円水準に戻ることは十分あり得ますしね。
というわけで筆者は外債投資にモジモジ、躊躇しているわけですが、手軽な外貨預金の金利は例えば新生銀行の米ドル預金だとこうなっています。
4%前後ということですね。為替相場を無視すれば魅力的な金利水準であるのは間違いありませんが・・・悩ましいところです。
ということで今回の読者アンケートは、「アメリカFRBの利上げを受けて、米ドル定期は4%前後の金利となっていますが、金利4%の米ドル定期は魅力的?」でいきましょう。投票は3月23日まで。
■【読者アンケート】アメリカFRBの利上げを受けて、米ドル定期は4%前後の金利となっていますが、金利4%の米ドル定期は魅力的?(3月23日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1663
思い立ったら、今すぐこの場で資料請求!
銀行.info メインメニュー