まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>TポイントとVポイントが統合されて新Vポイントとなるようですが、あなたが貯めているポイントはどれ?」では・・・
1位:楽天ポイント 58%
2位:Pontaポイント 50%
3位:dポイント 42%
4位:Tポイント 33%
〃:Vポイント 33%
6位:その他のポイント 25%
7位:PayPayポイント 17%
8位:ポイントは貯めていない 8%
となりました。1位は「楽天ポイント」で6割です。なるほど。ネットショッピングを楽しむほぼ全ての人が楽天アカウントを持っているのでしょうし、楽天ポイントが人気なのも当然かもしれません。
そんな筆者も良いタイミングかなと思い楽天のポイントカードを作りましたが、いざ使い始めてみるとそんなには貯まらないですね。ローソンやセブンではポイントがつきませんし・・・。
その点ではローソンでポイントがつけられるPontaポイントが2位、dポイントが3位となるのも理解できます。
筆者のようにdocomoユーザーじゃない人がdポイント貯めて意味あるのでしょうか・・・後で調べてみたいと思います・・・。
それはともかくとして、知らない間にポイントシステムは日本の消費者に深く浸透しているわけですね。
実際、楽天のポイントカードを作ってみた筆者は今後積極的にファミマを利用するかもしれませんし、win-winと言えなくもありません。
ポイントに踊らされていると言えば踊らされているわけですが。
まぁせっかく重い腰を上げたので、しばらく踊ってみたいと思います。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは7月14日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1741
〔前回のコラム〕ポイント貯めてる?
--- Ginkou ---
夏ボーナス3.4%増、コロナ前回復 ベアは過去最高に
23年本社調査
https://www.nikkei.com/
日本経済新聞社がまとめた2023年夏のボーナス調査(4月20日時点、中間集計)は、平均支給額が前年比3.4%増の85万2012円だった。2年連続のプラスで、新型コロナウイルス禍前の20年実績(80万7835円)を上回った。業績回復を背景に賞与額の引き上げも相次ぐが、ほぼ全業種が前年を上回った賃上げ動向とは違って業種別ではまだら模様だ。
外出制限の緩和などを受け、サービスや小売企業の業績は復調傾向にある。ボーナスの引き上げも目立ち、非製造業のボーナスの伸び率は14.15%と、製造業(2.27%)を上回った。
対照的なのは食品や建設などの業種でいずれも昨夏から約5%減った。円安や燃料高、原材料高が逆風となっている。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
すでに6月も下旬ということで、早いところではもう夏のボーナスが支給され始めているでしょうか?公務員は月末ですかね。
この夏のボーナスは全体的にアフターコロナでの業績回復を受けて、大きく伸びることが予想されています。
というより、そもそもインフレで去年より物価が3%以上上昇しているわけですから、「伸びてくれないと困る」という言い方もできます。賃金より物価のインフレ率の方が高ければ、実質的に「減給」ということになってしまいますからね・・・。
では具体的に夏のボーナスはどのように妥結しているかと言うと全体ではこうなっています。
昨年の夏と比較して、「+3.4%」ということですね。足元のインフレ率「+3.5%」と比較するととても微妙な水準ですが・・・しかしちゃんと伸びているのは素晴らしいですね。
ただその中身を見ると
・製造業:+2.27%
・非製造業:+14.15%
ということで、製造業と非製造業とでは大きな差が出ています。製造業はコロナ禍の時も業種によっては堅調だった一方、非製造業はコロナ禍の影響をモロに食らった反動が出ているということでしょうか。
しかし実際の金額をチェックすると
・製造業:89万6千円(38.9歳)
・非製造業:61万円(39.9歳)
となっており、もちろん単純比較はできませんが、「非製造業はもっともっと増えてくれないと困る」という言い方もできそうです。
ちなみに同じ記事で、ベア=賃上げ状況についても紹介されており、こうなっています。
こちらは全体で+3.89%ということですが、どの業種も満遍なく上昇していますね!
今回のインフレは、円安やウクライナ危機に伴うコストプッシュ型のインフレだったわけですが、ちゃんと賃上げ=ベースアップまでつながったのは良かったです。
このままインフレが定着してしまうなんてことがあるんですかね!?
経済のためには多少、インフレ基調の方が良いと思いますが、今後の物価動向に注目ですね。
では今回の読者アンケートは、「今年の夏のボーナスは、日経新聞の調査によると製造業で+2.27%となる一方、非製造業では+14.15%と大幅増加が見込まれていますが、あなたの夏のボーナスは増える?減る?」でいきましょう。投票は7月22日まで。
■【読者アンケート】今年の夏のボーナスは、日経新聞の調査によると製造業で+2.27%となる一方、非製造業では+14.15%と大幅増加が見込まれていますが、あなたの夏のボーナスは増える?減る?(7月22日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1746
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