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2023年は損した?儲かった?

執筆者: ginko 発行日付: 2023-04-11

まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「<複数回答可>2023年冬のボーナス、何で運用する?」では・・・

1位:定期預金 62%
2位:普通預金で様子見 54%
3位:外国株・外国株投信 46%
4位:日本株・日本株投信 23%
〃:国内債券・国内債券投信 23%
6位:国内不動産・国内不動産投信 15%
7位:国債 8%
〃:外国債券・外国債券投信 8%
〃:ボーナスはない 8%

となりました。1位は「定期預金」で6割となっています。なるほど。久しぶりの金利上昇局面ですから定期預金が盛り上がるのも当然でしょうね。

加えて今年の金融市場が「利下げ」に向かうのであれば、定期預金金利はピークアウトするかもしれません。その点でもこの冬は貴重な機会だと言えそうです。

他方、悩ましいのは投資の方ですね。仮に利下げ相場となると、株価は上昇するでしょうけれど、素直に考えれば為替は円高となります。つまり海外に投資した途端、為替差損が発生する可能性があるということです。

であれば「円高を待とう」となってもおかしくありません。「普通預金で様子見」という回答が多いのもそうした背景がありそうです。外国株に投資したいという回答も多いですが。

ちなみに前回の夏のボーナス時のアンケート結果はこうでした。

1位:定期預金 55%
2位:外国株・外国株投信 45%
3位:日本株・日本株投信 27%
4位:普通預金で様子見 18%
〃:国内不動産・国内不動産投信 18%
〃:海外不動産・海外不動産投信 18%
〃:ボーナスは使い切るので運用しない 18%

https://www.ginkou.info/enquete/?p=1765

前回と比べて「定期預金」も「外国株」も増えていますが、目立って増えているのはやはり「普通預金で様子見」ですね。

筆者も今から投資するのであれば積み立て投資などの形で投資タイミングを分散するでしょうねぇ。

ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは1月27日まで。

〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1876

〔前回のコラム〕
2023年冬のボーナスの運用先は?

 --- Ginkou ---

優待名人・桐谷広人さんの2023年の運用成績を公開!
https://diamond.jp/


2023年は株式市場が大きく飛躍した1年となった。11月中旬には日経平均株価が年初来高値の3万3853円をつけ、年初からの上昇率は約30%を記録。その株式市場の盛り上がりを受け、株主優待名人の個人投資家・桐谷広人さんの投資成績も、大きくプラスになった。

「2023年は資産が約16%増えました。相場全体と比べると成績は振るいませんでしたが、その分、配当と株主優待をたくさんもらえたので、私としては大満足の1年でした。ほかの個人投資家も、コツコツ現物で分散投資した人は、非常にいい結果になったと思います。2023年を表す漢字は、株式市場が非常に栄えているという意味を込めて『栄』かな」(桐谷さん)

株主優待に関しては、2023年も廃止の発表が多かった。ただ、桐谷さんは「増配とセットでの発表や、株式公開買付の非上場化による優待廃止などもあったので、マイナスなものだけではなかったですよ」と語る。一方で、株主優待の新設や大幅な拡充を行う銘柄もあり、優待株投資の魅力は健在だ。

一方、投資以外ではX(旧Twitter)での情報発信に力を入れた。日々の優待生活や優待株に関する情報などをほぼ毎日投稿し、フォロワー数は26万人超えに。優待生活の写真や動画をつけるなど、趣向を凝らしながら情報発信を楽しんでいるとのことだ。

※抜粋

〔 出典:ダイヤモンドZAI 〕

 --- Ginkou ---

あっと言う間に新年を迎えたわけですが、昨年=2023年は筆者は「株安円高」の予想でした。「アメリカで利上げに伴うリセッション=不景気が到来し株安→利下げに転じた後で円高」になると予想していたわけです。

筆者のみならず多くの市場関係者が同じように考えていたのではないでしょうか?

株価と為替のWパンチで大損を食らうなら今のうちに利益を確定させようかなと半分本気で考えたものですが、しかし蓋を開けてみればアメリカの景気はいくつかの銀行が破綻したものの力強く、利上げも続き、「株高円安」というラッキーな展開になりました。

つまりは予想と正反対の結果になったわけです。相場を読むのは難しいですねぇ。利確しなくて良かったです・・・。

そのような望外の追い風を受けて2023年の運用成績がどうなったかと言うと、既に公表している通り、1年を通してみれば

・2022年12月:883万1,129円



・2023年12月:1,039万6,411円

https://www.ginkou.info/column/20231218.html

ということで、「+18%」ということになりました。追加資金は一切なくここまで増えたわけですから、やはりラッキーな1年でしたね・・・。

ちなみに上記の通り優待名人で有名な桐谷さんも+16%ということですから、大体同じです。優待生活には単純な利回りに換算できないメリットもあるのでしょうけれど。

そのように投資環境としては幸運に恵まれた2023年でしたが、では今年はと言うと株価が大きく崩れることはないと思いますが、全く分からないのが為替相場ですね!

なぜか粘り強い円安が続いていますが、いよいよアメリカで利下げが始まれば円高に進むのではないかと思います。

■ドル円相場



素直に考えれば今年は「株高vs円高」の戦いかと予想しますが、とは言いつつ当たらないのが相場予想ですからね。

どうせ外れるのであれば昨年と同じく良い方向に外れてほしいものです。

ということで今回の読者アンケートは、「2023年は予想外の円安株高の追い風で筆者の運用成績も好調でしたが、あなたの2023年の運用成績は?」でいきましょう。投票は2月11日まで。

■【読者アンケート】2023年は予想外の円安株高の追い風で筆者の運用成績も好調でしたが、あなたの2023年の運用成績は?(2月11日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1902

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