まずは前回の読者アンケートを振りかえってみます。前回の「裏金問題で自民党の支持率も岸田政権の支持率も大きく低下していますが、政権交替の機運はあまり高まっていません。あなたは政権交替を求める?求めない?」では・・・
1位:求める 36%
2位:求めない 27%
〃:政党による 27%
4位:分からない 9%
となりました。1位は「求める」で4割となっています。なるほど。筆者も今なら政権交替してもいいと思いますね。「政治とカネ」の問題を一掃するには政権交替が一番です。与党が変わればお金の流れが変わりますから。
ただそうは言いつつ「単純な政権交替」を求める人が4割に留まるところがまさに現状の政治の難しいところかもしれません。政権交替を「求めない」という人も3割となっていますし、「政党による」という人も3割です。
「消去法による自民党支持」が根深く残っている様子が分かります。
かく言う筆者もどちらかと言うとリバタリアンであり、 さらに財政再建派でもありますが、そうなると全く選択肢がありません。
「非自民・非民主」で行くとすると「維新」ということになるのかもしれませんが、維新の政策って目玉は何なのでしたっけ?
というわけで維新のサイトから抜粋するとこういうことのようです。
1.「身を切る改革」と徹底した透明化・国会改革で、政治に信頼を取り戻す
2.中央集権の限界を突破する統治機構改革、地方分権と地方の自立
3.ウクライナ危機を受けた、安全保障の抜本強化とリアリズム外交
4.減税とコロナ対応、日本を再び飛躍させる緊急経済対策
5.「日本大改革」に向けた税制改革・社会保障制度改革・規制改革
6.教育・子育てへの徹底投資、多様性を支える社会政策
7.国土と国民を守る危機管理改革、未来のための科学技術・環境政策
8.憲法改正に正面から挑み、時代に適した「今の憲法」へ
「身を切る改革」が一番のポリシーなのですね。その点では確かに今の状況には一番マッチしているかもしれません。減税やベーシックインカムなど、バラマキ感が鼻につきますが、とは言え民主系よりはマシですかね・・・。
次の国政選挙がいつになるかは分かりませんが、近づけばもう少し真面目に公約をチェックしたいと思います。
ではアンケートへの投票がまだの方は投票をお願いいたします。アンケートは4月6日まで。
〔投票〕https://www.ginkou.info/enquete/?p=1936
〔前回のコラム〕政権交替を求める?求めない?
--- Ginkou ---
ビットコイン、初の1000万円超え ETF経由の買い続く
https://www.nikkei.com
代表的な暗号資産(仮想通貨)ビットコインが初めて1000万円を超えた。ドル建てでも最高値圏で推移する。上場投資信託(ETF)への資金流入を背景に、オプションなどのヘッジ買いが勢いをつけている。
ビットコインは5日、一時前日比9%高の6万8000ドル台に上昇した。もともと6万5000ドルにはオプションのコール(買う権利)の建玉が多くたまっていた。6万5000ドルに近づいたことで売り方によるヘッジの現物・先物の買いを誘い急騰したとみられる。
ビットコインの現物に投資するETFには資金流入が続いており、取引量も増えている。
情報サイトのザ・ブロックによると3日時点で世界のビットコインの取引額は7日移動平均で216億ドルと23年9月末から6倍近い量に増えた。ETFをきっかけに市場が活気を取り戻している。
※抜粋
〔 出典:日本経済新聞 〕
--- Ginkou ---
先日のコラムでも触れたばかりですが、ビットコインの価格が上昇していますね!何と1,000万円を超えたとのことです。もともとの値段がいくらかは知りませんが、10枚でも持っておけば今や1億円です。すごい。
とは言いつつここまで何度も価格が崩壊しているわけで、根気強く保有を続けている人はどれくらいいるのですかね。チャートをチェックするとこうです。
これまでに今回を含め、概ね4回の「ビットコインバブル」が訪れていたことが分かります。しかもその後の下落は結構えげつないですね。1/3や1/5になり、しかも低迷する期間は1年単位です。
辛抱強く保有し続けられた人は相当の胆力の持ち主ですね・・・。
ではなぜそこまで無惨に下がるかと言えば、「仮想通貨に本質的な価値がないから」という点に尽きます。
仮想通貨に本質的な価値がない以上、値段はテキトーです。1億円になるかもしれませんし、100万円になるかもしれません。まさに現代版の「チューリップバブル」と言えます。
と言うとチューリップに失礼ですが・・・。
ただ紆余曲折があっても数年に渡り実績を積み上げる中で、ビットコインに一定の信頼感が出てきたのも事実です。今後100万円まで下がるかもしれませんが、10万円にまで下がることはなさそうです。これこそ実績の重みであり、言い換えればいよいよビットコインにも「本質的な価値」が付き始めたと言えるのかもしれませんね。
加えて褒められた話ではありませんが、マネーロンダリングや規制逃れに使えるのであればそれもまぁ価値と言えば価値です。
では筆者がビットコインに投資したいかと言えば・・・やっぱり投資したいとは思いませんねぇ。特に今のように高騰しているタイミングでは尚更です。
逆に値段が下がったら良いかと言えば、今度は「適正価格」がいくらか分からないので躊躇しそうです。
つまりは筆者のような慎重派はいつまで経っても仮想通貨に投資できないということです。それはそれでいいと思いますが。
投資には「その投資対象の未来を信じられるかどうか」という点が絶対的に必要だということなのでしょうねぇ。
ということで今回の読者アンケートは、「ビットコインが高騰を続け、ついに1,000万円を超えましたが、ビットコインは魅力的?魅力的ではない?」でいきましょう。投票は4月6日まで。
■【読者アンケート】ビットコインが高騰を続け、ついに1,000万円を超えましたが、ビットコインは魅力的?魅力的ではない?(4月6日まで)
https://www.ginkou.info/enquete/?p=1940
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