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SBI証券:SBIホールディングス債0.50%

執筆者: ginko (2017-3-17)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「 SBI証券:SBIホールディングス債0.50%」です。

アメリカの中央銀行であるFRBは15日の米連邦公開市場委員会(FOMC)にて、昨年12月以来の利上げを決めました。つまり米ドルの金利が上昇するということです。

とすると市場のセオリーからすれば米ドルが上昇し、株価が下がるわけですが、実際には「ドル安・株高」になっていますね!分からないものです・・・。

ただこれは、今回の利上げが市場に完全に織り込まれていたことに加え、「今後の利上げは思ったほど加速しない」という読みが広がったことが背景にあるようです。ナルホド。

とは言いつつ、そのように行きつ戻りつしながらも、アメリカの利上げが続く限り基本的には「円安ドル高・米国株安」の圧力が続くものと思います。米国企業の業績がそうした株安圧力を跳ね返せるのかどうかも気になるところですが、一方、日本企業全体から見れば「円安」は株価上昇圧力となりますので、その見通しはさらに複雑ですね。

そもそもこうしたアメリカの利上げ局面はリーマンショック以前までさかのぼるわけで、もはや記憶が完全に薄れてしまっているというのも問題です(苦笑)。忘却力も時には大切ですが、久しぶりに超長期の経済指標の推移でもチェックしてみますかねぇ。



※ドル円チャート

さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天証券の取り扱う、福岡市公募公債(10年)を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■楽天証券/福岡市平成27年度第5回公募公債(10年)

・10年:0.205%


まだまだ低水準ではありますが、ただ半年前は0.06%でしたので、そこからすると3倍以上に上昇しました!こうして見ると金利の回復を実感しますね。

楽天証券では1万円から購入できるようですので、気になる方は検討してみてください。

ただし販売期間は3月23日(木)14:30までと時間が限られていることに加え、発行ボリュームや人気度合いによっては、それを待たずして売り切れる可能性もあります。ご注意ください。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「1.8」・・・低い!最低点が1つ★なので、それに肉薄する低評価です。

金利水準としては今の金利環境を考えれば悪くないはずですが、それでも10年=0.2%では満足できない、ということなのでしょうね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月10日まで。

>>>楽天証券が取り扱う福岡市公募公債(10年)について詳しくはこちら

投票:http://www.old-ginkou.info/modules/xoopspoll/index.php?poll_id=1356

前回のコラム:https://www.ginkou.info/news/20170310.html

今回は、SBI証券のSBIホールディングス社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。

皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇したわけですが、さらにトランプショックによってアメリカの長期金利が急上昇しており、それに連動する形で日本の金利も上昇しております。

足元では+0.070%ということで、これまでの水準と比較すればかなり回復してきました。

となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。実際、長期金利が0.15%まで上昇した局面では日銀が「指値オペ」を行い、直ちに0.1%以下の水準まで長期金利を引き下げています。

やはり金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できないということですね。いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて、このように金利が低迷中ではありますが、それでも比較的高い金利が期待できる運用商品がないわけではありません。その1つがSBI証券の取り扱うSBIホールディングス社債です。要はSBIホールディングスが発行する社債ですね。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の点が挙げられます。

途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証だが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。


素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このSBIホールディングス社債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第36回SBIホールディングス債

・2年:0.50%


期間2年で0.5%の金利ということですから、かなりの高水準ですね!

また、2年後にSBIグループの経営が傾いてしまっている可能性は、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良だった企業が一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースはありますし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性はゼロではありません。

過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

とは言いながら、この金利はやはり相場よりはお得だと思います・・・加えて。

これまでは高金利を背景にこの社債は「抽選制」だったりするのですが、今回も前回に引き続き「先着順」ということで、要するに「早いもの勝ち」です。売り切れる前であれば、買いたいと思った人が必ず買えるというのは精神衛生上良いですね。

一瞬にして売り切れそうではありますが・・・。

もし買いそびれた方は事前に口座を開設し、「次回」を待っていただければと思います。

ちなみにSBIホールディングスの業績はどうなっているかと言うと、2017年3月期の第3四半期決算での税引き前利益が約334億円ということで堅調です。前年同期が307億円ということで増益ですね!すばらしい。

しっかり利益を稼いでこのSBIホールディングス債のような形で顧客還元が図られることを祈りたいと思います。

では、このSBI証券が取り扱う、2年0.50%のSBIホールディングス社債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、期間も短く、高めの金利であることを勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。先着順というのも良いです。投票は4月17日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html

SBI証券が取り扱う、2年0.50%のSBIホールディングス社債。あなたの評価は?(投票は4月17日まで)  >>>投票はこちら

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