ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ソニー銀行:円定期1年0.15%、2年0.15%」です。
今朝のニュースによればトランプ米大統領が昨年離脱を決めたTPPについて、「はるかに良い協定になるならば、参加するだろう」と有利な条件が得られることを前提に復帰を検討する意向を示したとのことです。
根はビジネスマンということなのでしょうけれど、「TPP交渉破棄」という公約は守りつつ、「もっと良い条件を得られた」ということを言い訳にすればメンツも保たれるわけで、実利を取ようとすることはあり得そうですね!したたかです・・・。
ただ彼のコアな支持層が受け入れるかどうかは分かりませんし、そもそも日本を含めたTPP参加国にそうした交渉の余地はなさそうですので、実際にはアメリカのTPP復帰は次期大統領に期待するしかなさそうです。
しかしトランプ大統領の当選は意外でしたが、その後のアメリカ経済の好調さも意外ですね。つまりトランプ大統領の政策運営は結果的には意外にうまく行っているということです。大規模減税も実現させましたしね。
ではトランプ大統領の支持率が上昇しているかと言えば・・・全くそんなことはありません!これまた「意外」と言えるのかもしれませんね。意外続きの大統領ですが、次はどんな意外さを見せてくれるのでしょうか?期待しているわけではありませんが・・・。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」を取り上げました。1月は全体的にはキャンペーンが終わっていくタイミングですが、あえてここからキャンペーンを開始するというのも楽天銀行らしいですね・・・。
もちろん運用機会というのは何もボーナスばかりとは限りませんので、逆張り的にキャンペーンを実施していくのは預金者だけでなく銀行にとってもメリットがあるのではないかと思います。
それはともかく、この楽天銀行の円定期預金特別金利キャンペーンの気になる金利はと言うと・・・
■楽天銀行「円定期預金特別金利キャンペーン」
・3ヶ年:0.11%
・2年 :0.15%
つまり・・・タイミングも「逆張り」なら、「3ヶ月と2年」という預入期間もまた「逆張り」と言えそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.6」。真ん中が3つ★なのでそれを下回る残念な評価ということになります。
ただ金利水準を考慮すれば妥当な評価ではないでしょうか。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月19日まで。
>>>楽天銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=298
前回のコラム:「楽天銀行:円定期3ヶ月0.11%、2年0.15%」
今回は、ソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.075%ということでプラス水準を維持しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということです。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇しませんでしたからね・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さて本題に戻りまして、1月は「冬の定期預金キャンペーン期間終盤」といえるわけで魅力的な定期預金金利を提供している銀行が散見されますが、その1つがソニー銀行で、「円定期預金特別金利キャンペーン」を実施していますね。その気になる金利はと言うと・・・
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%
・2年 :0.15%
どれも0.15%ということですね。悪くない金利であるのは間違いありませんが、ただこの冬の定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることに加え、ソニー銀行の夏のキャンペーン金利も一律0.20%だったことを考えれば「物足りない」と考える方も少なくなさそうです。
しかし市場金利の水準は夏とほとんど変わっていないと思うのですが、なぜキャンペーン金利を引き下げたのでしょうね?やはり「もう預金はいらない」ということなのでしょうか。
ということで久しぶりにソニー銀行の決算書をチェックしてみると2017年9月末現在の預金量は2兆1,615億円となっており、その半年前の2017年3月末現在の預金量は2兆1,096億円ということですから、半年で約500億円、順調に増加していることが分かります。
これくらいのペースがちょうどいいのか、あるいはもう少しペースを抑えたいという意図から少し金利を引き下げたのかもしれません。とすると利用者からすれば、預ければ預けるほど金利が下がるわけで残念な状況です・・・どこの銀行も同じでしょうけれど。
なおそうは言いつつ、足元の1年もの市場金利をチェックすると「+0.035%」となっておりますので、そこから見れば「抜群の高金利」であるのは間違いありません。
ちなみに気になる利益の方は、同じ2017年中間期決算で24億円となっており、前年同期の11億円から大きく増加しています。素晴らしいことですが、であればもう少し利用者に還元してくれても良さそうです。
引き続き安定経営を続けながら、顧客還元に努めてほしいものです。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・住信SBIネット銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・新生銀行 0.30% ※新規顧客向け、3ヶ月
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.20% ※キャンペーン金利
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・オリックス銀行 0.18%
・楽天銀行 0.15% ※キャンペーン金利、2年
・SBJ銀行 0.15%
・関西アーバン銀行 0.15% ※いちょう並木支店
・ソニー銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・楽天銀行 0.11% ※キャンペーン金利、3ヶ月
・楽天銀行 0.03%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
ソニー銀行の金利はやはりまずまずの水準ですね。
ではこの、6ヶ月もの・1年もの・2年ものが0.15%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいでしょうか。投票は2月26日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】6ヶ月もの・1年もの・2年ものが0.15%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は2月26日まで)
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