ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ最大0.75%」です。
今朝のニュースによればフェイスブックの北米での利用者が減少に転じたとのことです!フェイクニュース対策が影響とのことですが、おそらくそれだけではないのでしょうね。要するにSNSメディアにおいても世代交代が静かに進んでいるのではないでしょうか?
先日、一回りも二回りも違う若人と話す機会がありましたが、ショッピングはゾゾタウン、個人間売買はメルカリとのことでした。何をいまさら、ということかもしれませんが、筆者の世代ではショッピングは楽天、個人間はヤフオクですよ・・・(苦笑)。
ガリバーが寡占し、勢力図が固まったように見えたネットの世界でも新陳代謝は確実に起こっているのですね。健全かつ自然な姿なのでしょうけれど、昭和のオジサンとしては代謝されてしまう方にシンパシーを感じてしまいます。「WEB1.0」世代のネット企業もぜひがんばってほしいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ソニー銀行:円定期1年0.15%、2年0.15%を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%
・2年 :0.15%
どれも0.15%ということですね。悪くない金利であるのは間違いありませんが、ただこの冬の定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることに加え、ソニー銀行の夏のキャンペーン金利も一律0.20%だったことを考えれば「物足りない」と考える方も少なくなさそうです。
しかし市場金利の水準は夏とほとんど変わっていないと思うのですが、なぜキャンペーン金利を引き下げたのでしょうね?やはり「もう預金はいらない」ということなのでしょうか。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.0」。真ん中が3つ★なのでちょうど真ん中ということですね。
まずまずの評価と言えるのではないでしょうか?
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月26日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=302
前回のコラム:「ソニー銀行:円定期1年0.15%、2年0.15%」
今回は、住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。これにより金利がもう一段低下するのは確実と思われたわけですが、しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。
皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年7月末の追加緩和発表後は「失望」からか長期金利が大きく上昇し、さらにトランプラリーによってアメリカの長期金利が急上昇し、それに連動する形で日本の金利も上昇してきました。足元でも+0.095%ということでプラス水準を維持しています。
となると更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。本日の長期金利は上昇傾向ですが、仮にもう一段上昇すれば昨年に引き続き「指値オペ」が実施され、長期金利は0.1%以下の水準に戻るものと思います。
つまりは「金融緩和が継続している間は大幅な金利上昇は期待できない」ということですね。実際、2017年に限れば金利はほとんど全く上昇しませんでした・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さてそのように金利がなかなか回復しない中で預金者としてとり得る選択肢は、短い定期預金でつないで金利上昇を待つか、逆に当面の金利上昇を諦め長めの定期預金で少しでも高い金利で固定してしまうか、ということではないかと思います。
後者の可能性を探られている方に選択肢に加えていただきたいのが仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
そういった制約がある代わりに金利が高いというわけです。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」
<フラット型>
・最短1年、最長10年タイプ : 0.40%
<ステップアップ型>
・最長10年タイプ : 当初1年/0.35% → 延長された場合10年目/0.75%
これまでの回号と比較すると、結構金利を引き上げてきましたね!市場金利も定期預金金利も低迷している現状では「相対的に魅力が増している」と感じる方も多そうです。
さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.40%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。
一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.447%」ということで・・・つまり見た目と異なり両者の金利設定にあまり差はないということですね。
同じ銀行の同じ期間の商品ですので当然かもしれませんが。
ちなみにこうした仕組み預金は、今のように金利がなかなか上昇しない中では延長されずにそのまま満期を迎えることがあります。仮にそうなった場合の金利は以下のようになります。
<フラット型>
・1年 : 0.40%
<ステップアップ型>
・1年 : 0.35%
・・・と、これまでご案内してきたわけですが。
最近の判定結果を見ると、結構、延長していますね。具体的には2016年2月22日以降判定が来たものについては順次延長されています。今回のプレーオフは金利が高めですので同じように延長されるかどうかは分かりませんが・・・。
https://www.netbk.co.jp/wpl/NBGate/i900500CT/PD/playoff_close_2016
いずれにしても、途中で満期を迎える可能性があるとしても基本的には最後まで延長されることを想定して「10年間使わない資金」で利用すべきということですね。
ここで主要な銀行の5年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■5年もの定期預金金利比較(100万円以上)
・住信SBIネット銀行 0.40% ※仕組み預金、最長10年
・オリックス銀行 0.30%
・SBJ銀行 0.30%
・あおぞら銀行 0.15% ※インターネット支店
・関西アーバン銀行 0.15% ※インターネット支店
・楽天銀行 0.04%
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.03%
・住信SBIネット銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
商品性や期間が異なるため単純比較はできませんが、住信SBIネット銀行のプレーオフは好水準と言えそうです。
ではこの住信SBIネット銀行が取り扱う、金利が最大0.75%となる仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・制約はあるもののそれなりの金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は3月2日まで。
>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】金利が最大0.75%となる、住信SBIネット銀行の仕組預金「プレーオフ」。あなたの評価は?(投票は3月2日まで)
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