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新生銀行:円定期2年0.16%

執筆者: ginko (2019-05-31)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「新生銀行:円定期2年0.16%」です。

ルノーとフィアット・クライスラー・オートモービルズとの間で経営統合の話が出ていますね。フランスのルノー、イタリアのフィアット、アメリカのクライスラー、そして日本の日産に、アジアに強い三菱自動車を加えればその親和性はかなり高そうです。

またそうした地域性に加え、フィアットはマセラッティなどの高級ブランドを持ち、クライスラーはジープというSUVブランドを持つなど、ブランドの補完関係も悪くなさそうです。

そうでなくても生産規模拡大に伴うコストダウンメリットは大きいでしょうしね。

日産や三菱自動車の株主からすれば魅力的に映る提案かと思いますが、日産の西川社長は慎重な姿勢を示しています。単に保身を図った抵抗勢力なのか、株主ファーストを考える経営者なのか、氏の真価が問われる状況が早くも訪れようとしている、ということですかね。

日産社内での氏の評価も気になるところです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBI証券のSBI債を取り上げました。このSBI債の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:第39回SBI債

・2年:0.43%


期間2年で0.43%ということですから、前回取り上げた時の0.48%から少し下がりましたがそれでも高金利ですね!また、2年後にSBI証券の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありませんし、特に相対的にリスクの大きい金融機関はそういった「突然死」の可能性があります。

過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。SBI証券の格付けもR&Iの評価で「BBB+」ということですから、投資できるギリギリの水準ですしね。

とは言いながら、この金利はやはり相場よりは高いとは思います。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.3」。最高が5つ★ですので、かなり高い評価ということですね。

そしてその評価の通り、早速売り切れたようです。次回の販売に期待しましょう。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は6月24日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=651

前回のコラム:「SBI証券:SBI債2年0.43%」

今回は、新生銀行のパワーダイレクト円定期預金を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:3年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近は世界的な金利低下傾向を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.095%」と再びマイナス水準です・・・。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づいてきていることもあってか、金利アップの動きが出始めていますね。

そうした定期預金の1つが新生銀行パワーダイレクト円定期預金です。インターネット専用、預入金額30万円以上となりますが、以下のような金利となっています。

■新生銀行「パワーダイレクト円定期預金30」

・1年:0.01%
・2年:0.16%
・3年:0.01%

一見して分かるように2年ものだけ金利をアップして0.16%ということですね!できれば0.2%台に乗せてほしかった気もしますが、しかし現在の金利環境を考えると「出血大サービス」の水準であるのは間違いありません。

なお、新生銀行では2週間で満期となる「2週間満期預金」も提供していますね。気になる金利はこのようになっています。

■新生銀行「2週間満期預金」

・2週間:0.03%


0.03%ということで残念ながら金利メリットは少ないですが、新生銀行は残高別の優遇制度を提供していて、この2週間満期預金に100万円以上預けると自動的に「新生ゴールド」というステータスとなり、以下のような優遇が受けられます。

・他行あてネット振込手数料 : 月5回無料
・円定期の金利優遇
・外貨為替手数料優遇
・住宅ローン優遇


分かりやすいのはネット振込み手数料無料ですが、現状の金利水準を踏まえると手数料無料メリットの方が利息のメリットよりはるかに大きそうです。

一応、計算すると、他行宛て振込みの手数料が通常300円だとして、月5回無料というのは月1,500円。年18,000円。元本が100万円とすると、税引き前金利に換算すれば「年2.25%」相当の利回りということになりますね。

加えて「新生ゴールド」となると、コンビニのATM手数料が何度でも無料ですしね。こういった点も参考にしてみてはいかがでしょうか。

ではこの、2年0.16%となる新生銀行のパワーダイレクト円定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・金利水準に加え、口座サービスの内容も勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は7月1日まで。

>>>新生銀行の円定期預金について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


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