ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ソニー銀行:円定期1年0.15%、2年0.15%」です。
徴用工問題に関する日韓の政治的な軋轢がついに「韓国向け半導体材料の輸出規制」へと発展しました。
安倍総理が自ら
「1965年の日韓請求権協定で互いに請求権を放棄した。国と国の約束をたがえたらどうなるかということだ。」「約束を守らない上では今までの優遇措置は取らない。」
と明言していますね。
ただ個人的には今回の措置は引っ掛かるものがあります。
1つ目は商売のパワーバランスは基本的には「買い手」にありますから、「売り手」である日本が嫌がらせをしても最終的には日本が取引を失い損してしまいそうなこと。
2つ目は今回の措置によって韓国政府が「あ、ごめんなさい。やっぱり約束を守ります。」とはならなそうなこと。
その点ではこの措置は「参院選前の国内世論対策」ということなのでしょうねぇ。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の「円定期預金
夏のボーナスキャンペーン!」を取り上げました。その気になる金利はと言うと・・・
■楽天銀行「円定期預金 夏のボーナスキャンペーン!」
・6ヶ月:0.12%
・1年 :0.11%
いつも楽天銀行のキャンペーンは3ヶ月ものや2年ものというややマイナーな期間が対象ですが、今回もボーナスキャンペーンということで「王道」とも言える6ヶ月もの・1年もの定期預金が対象ですね。
金利水準としては6ヶ月で0.12%ならまずまずと言えそうですが、ただ上記の通り読者の方の期待値が「0.2%超え」ということであれば物足りないと感じる方もいそうです。
なお上記金利は2つのキャンペーンから構成されており、1年もののキャンペーン期間は2019年7月16日まで、6ヶ月もののキャンペーン期間は2019年7月31日までとなっていますのでご注意ください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.2」。真ん中が3つ★ですので、それを下回る残念な評価ということですね。
やはり0.1%台だとこれくらいの評価になるということですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月28日まで。
>>>楽天銀行の「円定期預金
夏のボーナスキャンペーン!」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=674
前回のコラム:「楽天銀行:円定期6ヶ月0.12%、1年0.11%」
今回は、ソニー銀行の円定期預金特別金利キャンペーンを取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:3年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。加えて最近は世界的な金利低下傾向を受けて、一時は上昇した長期金利もだいぶ下がっています。本日の長期金利は「-0.170%」と大きくマイナス水準です・・・。
いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期が近づいてきていることもあってか、金利アップの動きが出始めていますね。
そうした動きの1つと言えるのが、今回取り上げるソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」ですね。その気になる金利はと言うと・・・
■ソニー銀行「円定期特別金利キャンペーン」
・6ヶ月:0.15%
・1年 :0.15%
・2年 :0.15%
どれも0.15%ということですね。毎回、恒例の金利水準となっています。
悪くない金利であるのは間違いありませんが、ただこの夏の定期預金金利の高金利の目安は0.20%程度であることを考えれば「物足りない」と考える方も少なくなさそうです。
しかしそうは言いつつ、足元の1年もの市場金利をチェックすると「-0.070%」となっていますので、そこから見れば「抜群の高金利」と言えます。市場金利はマイナスなわけですからね!
ちなみに気になるソニー銀行の経営状態ですが2019年3月期決算で96億円となっており、前年同期の72億円から大きく増加しています。素晴らしいことですね!
引き続き安定経営を続けながらの顧客還元に期待したいと思います。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・SBJ銀行 0.35% ※キャンペーン金利、上限100万円
・あおぞら銀行 0.25% ※インターネット支店
・東京スター銀行 0.25% ※投資商品100万円以上
・住信SBIネット銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.20%
・ソニー銀行 0.15% ※キャンペーン金利
・楽天銀行 0.12%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・じぶん銀行(現auじぶん銀行) 0.05%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.01%
ソニー銀行の金利はやはりまずまずの水準ですね。
ではこの、6ヶ月もの・1年もの・2年ものが0.15%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★★」くらいとしておきます。投票は8月5日まで。
>>>ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】6ヶ月もの・1年もの・2年ものが0.15%となる、ソニー銀行の「円定期預金特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は8月5日まで)
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