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銀行キャンペーンを斬る!

三菱UFJ国際投信:eMAXIS Slim

執筆者: ginko (2020-03-20)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「三菱UFJ国際投信:eMAXIS Slim」です。

感染者が数百人の段階で政治決断された一斉休校ですが、感染者が1,000人に迫る中で「延長しない」という方針が示されたようですね。

何となくチグハグした印象を受けなくもないですが、ただ若い人は感染しても軽症で済むようですし、どこかで日常生活を取り戻していくことも大切です。

またウイルスは湿度に弱いようですし、風にもすぐ飛ばされてしまうみたいですので、これから高温多湿の季節を迎える中で、空調を切って換気を良くすれば感染は限定的となるかもしれません。

いずれにしても一定割合の人がかかることは許容した上で、感染スピードのコントロールと日常生活、そして経済活動のバランスをどうやって取っていくのか・・・事実に基づいた冷静な議論が深まることを期待したいと思います。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」を取り上げました。新規客限定×上限100万円ながら「ミリオくん」「ミリオくん2」の金利はこうなっています。

■SBJ銀行「ミリオくん」「ミリオくん2」

<ミリオくん>

1年:0.20%

<ミリオくん2>

2年:0.25%

上限100万円とは言え0.20%&0.25%ということで・・・高水準です。「広告宣伝目的」ということなのでしょう。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.3」。真ん中が3つ★ですのでそれを上回るまずまずの評価ということですね。

もうちょっと評価が良くてもいいような気もしますが上記の通り新規客限定×上限100万円ということを考えればこんなものなのかもしれません。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月14日まで。

>>>SBJ銀行の「ミリオくん」「ミリオくん2」について詳しくはこちら

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=865

前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.20%、2年0.25%」

今回は、三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。

加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は大きく下がっています。

しかし本日の長期金利は「+0.075%」とコロナショックの割にはプラス水準に戻っていますね。なぜでしょう?それでも歴史的な低水準にあることには変わりはありませんが。

いつか我々の目が黒いうちに金融緩和が縮小され、金利が自然に上昇することを願いたいと思います。

さて本題に戻りまして、いつもであれば各種定期預金キャンペーンをご案内するのが通例ではありますが、このような株価暴落のタイミングで呑気に定期預金をご案内するのも違和感がありますので、今回は投資信託についてです。

別の欄でもご案内したようにほぼ4年ぶりに投資を再開した筆者ですが、問題は何に投資するかですね。

デイトレードは性に合いませんし、そもそも日本株に投資する気もありませんので、消去法的に投資先は「外国株に投資するファンド」ということになります。

また、アクティブファンドは信用しておりませんので、結果的には「外国株のインデックスファンド」が選択肢となってきます。

というわけで以下のような形でスクリーニングしていくことにします。

・外国株に投資するインデックスファンド

・手数料無料

・信託報酬0.5%以下

・残高100億円以上

この条件でSBI証券の検索機能を利用すると以下のようなファンドが残ります。信託報酬を併記するとこうなります。

・ニッセイ外国株式インデックスファンド : 0.1023%

・eMAXIS Slim 先進国株式インデックス : 0.1023%

・eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) : 0.1144%

・eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本) : 0.1144%

・楽天・全世界株式インデックス・ファンド (愛称:楽天・バンガード・ファンド(全世界株式)) : 0.222%

・One-たわらノーロード 先進国株式 : 0.10989%

・SMT グローバル株式インデックス・オープン : 0.55%

・外国株式インデックスe : 0.55%

・三井住友・DCつみたてNISA・全海外株インデックスファンド : 0.275%

・野村つみたて外国株投信 : 0.209%

いずれもMSCIの各株価指数に連動した動きを目指すインデックスファンドですので成績はどれも変わりません

また手数料無料であり、残高も100億円以上あるのであれば、後の判断基準は「信託報酬」ということになります。信託報酬は運用会社が徴求する手数料のようなものですね。

これらの中で最も信託報酬が低いのは「ニッセイ外国株式インデックスファンド」と「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」です。

実際のところどちらのファンドも相対的に残高が多いのはやはり低い信託報酬が魅力だからでしょうね。

残高だけを比べると前者の「ニッセイ外国株式インデックスファンド」の方が1,187億円と多いですが、「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」も652億円と必要十分ですし、このeMAXISはシリーズ化されていてそれ以外のインデックスファンドが充実している点も魅力です。

この3月17日に信託報酬を引き下げたのも、「業界最低水準を維持する」という姿勢が現れているようで好感が持てますね。

というわけで筆者は「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」を選びましたが皆さんのご判断はいかがでしょうか?

ではこの手数料が無料で信託報酬も最低水準となっている三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズ。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・低コストを評価して「★★★★★」としたいと思います。つまり満点ということですね。投票は3月21日まで。

>>>三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】手数料が無料で信託報酬も最低水準となっている三菱UFJ国際投信の「eMAXIS Slim」シリーズ。あなたの評価は?(投票は4月21日まで) >>>投票はこちら

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