ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「住信SBIネット銀行:仕組預金プレーオフ0.16%」です。
昨日は株価が大きく下落しましたね。日経平均は1202円下がり、節目である3万円もあっさり下回りました。
直接的な原因は各国の金利上昇傾向ですね。日本の長期金利も0.15%と最近では見たことのない水準まで上昇しています。
確かに金利が上がれば借入コストも上昇し、企業収益を圧迫することになりますので株価には逆風です。
とは言いつつなぜ金利が上昇しているかと言えば、コロナワクチン接種の順調な拡大や新規感染者の減少を背景に、今後の景気回復期待が高まっているからですね。
つまりは「景気が回復するから株価が下がる」と言っているようなものでさすがに違和感を感じます。
今までの株価上昇は急激すぎましたから、ただ単に調整局面が来ただけでキッカケは何でもよかったのかもしれません。日経平均の過去1年のグラフを見ても上昇トレンドは全く崩れていませんね。一喜一憂せず、世界経済の本格的な回復に期待したいと思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、あおぞら銀行BANKの普通預金を取り上げました。気になる金利はこのようになっております。
■あおぞら銀行BANK/普通預金
・年0.20% ※2021年2月27日現在、税引き前
何と年0.20%という高水準です!すごいです・・・もちろん他行と比較しても断トツですね。
メガバンクの普通預金の金利は概ね年0.001%ですから、それと比較すれば「200倍」の金利ということになります!極めて魅力的です。
しかも以前はあった「残高基準」なども撤廃され、誰でも利用できるようになっています。
これだけ金利が良くて、優遇条件などもなく、いつでも下ろせるなど十分な利便性も確保されているわけですから、上記のような「しばらく様子を見たい」という方だけでなく、「積極的に好金利で運用したい」という方のニーズにも合いそうです。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.4」。最高が5つ★ですので「かなり良い評価」ですね。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は3月20日まで。
>>>あおぞら銀行BANK/普通預金について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1121
前回のコラム:「あおぞら銀行:普通預金0.2%+振込ATM無料」
今回は住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、今後の長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がりました。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.150%」となっており、アフターコロナを見据えだいぶ上昇してきました。定期預金顧客としては更なる金利上昇に期待したいと思います。
さて今回取り上げるのは仕組み預金ですね。仕組み預金とは以下のような制約がある預金です。
・途中で解約できない
・満期のタイミングを預金者は選べない(銀行が延長もしくは短縮を決める)
こうした制約がある代わりに金利が高いというわけですね。ではその仕組み預金の代表的な商品の1つである、住信SBIネット銀行「プレーオフ」の具体的な金利水準はと言えば・・・
■住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」
<フラット型>
・最短1年、最長10年タイプ : 0.16%
<ステップアップ型>
・最長10年タイプ : 当初1年/0.05% → 延長された場合10年目/0.60%
まだまだ低いですね。上記の通り長期金利の上昇が預金金利に波及していくことを祈りたいと思います。
さて、この住信SBIネット銀行が取り扱う2種類の仕組み預金を比較すると、分かりやすいのは前者です。延長されてもされなくても金利は0.16%のままですから、定期預金との金利比較もしやすいです。
一方、徐々に金利が上がっていくという点が魅力的な後者のステップアップ型ですが、金利がややこしいのが難点です。仮に最長10年間延長され続けた場合の平均金利は「0.195%」ということで・・・つまり見た目と異なり両者の金利設定にあまり差はないということですね。
同じ銀行の同じ期間の商品ですので当然かもしれませんが。
ちなみにこうした仕組み預金は金利が上昇しない場合、延長されずにそのまま満期を迎えることが多いです。仮にそうなった場合の金利は以下のようになります。
<フラット型>
・1年 : 0.16%
<ステップアップ型>
・1年 : 0.05%
もし短期で終了するのであれば逆にフラット型の方がお得ということですね。
最近の判定結果を見ると、延長が多いようではありますが。
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/yen/shikumi/playoff/boshu/2020.html
つまりは最後まで延長されることを想定して「10年間使わない資金」で利用すべきなのは言うまでもありません。
ではこの住信SBIネット銀行が取り扱う、最長10年で金利が0.16%の仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・「★★★」くらいですかね。投票は3月27日まで。
>>>住信SBIネット銀行の仕組み預金「プレーオフ」について詳しくはこちら
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】住信SBIネット銀行が取り扱う、最長10年で金利が0.16%の仕組み預金「プレーオフ」。あなたの評価は?(投票は3月27日まで)
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