ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「ローソン銀行:普通預金最大0.15%」です。
今日の日経平均は大きく下がりましたが、これは日銀の金融政策決定会合で、日銀が購入するETFから日経平均に連動するものが外されTOPIXに連動するものに一本化されたためですね。結果的にこのようになっています。
・日経平均:-1.41%
・TOPIX:+0.18%
つまりは日経平均が下がりTOPIXが上昇したわけですが、めちゃくちゃ素直な反応ですね・・・金融市場は金融政策にこんなにも従順に反応するものなのかと少しおかしくなってしまいました。
しかし今回の金融政策決定会合で個人的に衝撃だったのは、イールドカーブコントロールにおける長期金利の変動幅が従来の「-0.2%~+0.2%」から「-0.25%~+0.25%」へわずかながら拡大されたことです。
これがなぜ衝撃的だったかと言うと、日銀の黒田総裁は2週間前国会でこの金利変動幅について「拡大することが必要とも適当とも思っていない」と断言していたからですね。
2週間で一体何があったというのでしょうか・・・。
ただこの変動幅拡大によって金利が上昇する余地も拡大されましたので、預金者としては喜んでいいことかとは思います。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」を取り上げました。金利はこのようになっています。
■SBJ銀行「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」
・1年:0.12%→0.20%
・2年:0.15%→0.25%
・3年:0.15%→0.25%
・5年:0.20%
1年もの、2年もの、3年ものの金利を引き上げ、かなりの好金利ですね!
加えて新規客向けの金利はこうなっています。
<新規客向け>
・1年:0.25%
・2年:0.30%
・3年:0.30%
さらに金利アップするということですね!なかなか魅力的です。
キャンペーン期間は7月14日までという超ロングランですが、途中で終了する気もします。気になった方は早めに申し込みください。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価ですね。
金利水準を考えればもう少し良くてもいい気がしますが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月13日まで。
>>>SBJ銀行の「SOL×ぐでたまサンキューキャンペーン」について詳しくはこちら
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1136
前回のコラム:「SBJ銀行:円定期1年0.25%、2年0.30%」
今回はローソン銀行の普通預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は「-0.2%~+0.2%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.2%」と低いままです。
加えてその後は世界的な金利低下傾向やFRBの連続利下げを受けて長期金利は下がりました。
とは言いつつ本日の長期金利は「0.115%」となっており、アフターコロナを見据えだいぶ上昇してきました。定期預金顧客としては更なる金利上昇に期待したいと思います。
さて本題に戻りまして、3月となり冬の定期預金キャンペーンも完全終了ですね。ここからは「いつも金利がよい銀行」を選ぶことが重要になってきますが、そうした銀行の1つがローソン銀行です。ローソン銀行では普通預金の残高が300万円を超えると以下のような金利が適用されます。
■ローソン銀行「普通預金」
・残高300万円以上 : 0.15%
300万円以上の残高にのみ適用されるのではなく、残高が300万円以上になると「全ての残高に0.15%が適用される」ということです。
加えて金利計算は日割りでされるようですので、「月末に必ず300万円を超えないといけない」と言ったことを気にしなくてもいいのも良いですね。
なおローソン銀行の金利以外のメリットとしてはまずはローソン銀行のATMが以下の時間帯無料になる点が挙げられます。
・7:00~19:00
それ以外の時間帯も110円ということで割安ではあります。
もう1つはポイントサービスである「Ponta」との連携ですね。例えばクレジットカードである「ローソンPontaプラス」を利用すれば100円ごとに4ポイントもらえます。
こうした点が魅力的に感じる方はご検討ください。
では、ここで主要な銀行の期間の短い預金の金利と比較してみたいと思います。
■普通預金~2週間預金金利比較
・あおぞら銀行 0.20% ※インターネット支店限定
・ローソン銀行 0.15% ※残高300万円以上
・GMOあおぞらネット銀行 0.11% ※証券コネクト口座
・SBJ銀行 0.10% ※普通預金プラス
・SBJ銀行 0.10% ※1週間満期
・オリックス銀行 0.10% ※2週間満期
・楽天銀行 0.10% ※楽天証券との共同口座
・イオン銀行 0.10% ※Myステージプラチナ
・東京スター銀行 0.05% ※1週間満期
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.01% ※SBI証券との共同口座
・PayPay銀行 0.01%
・auじぶん銀行 0.01%
・ソニー銀行 0.001%
・三菱UFJ銀行 0.001%
やはりローソン銀行の普通預金金利は残高制限があるものの最高水準ですね。
ではこの、残高が300万円以上の場合、全残高に0.15%の金利がつくローソン銀行の普通預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は4月19日まで。
>>>ローソン銀行の普通預金について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】残高が300万円以上の場合、全残高に0.15%の金利がつくローソン銀行の普通預金。あなたの評価は?(投票は4月19日まで)
>>>投票はこちら
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