ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「auじぶん銀行:円定期1年0.20%」です。
金利が下がり、運用難の時代が続いていますが、今朝の日経新聞には個人向け社債について取り上げられていました。
その中身を見ると概ね格付けに金利は反比例して0.1%~0.39%と言った水準ですね。
ちなみにソフトバンクGの社債はかなりトリッキーな金利設定の上に期間もべらぼうに長いですからちょっと比較対象にはなりません・・・。
それはともかくとしてイオンモールの0.39%やオリックスの0.21%も個人客を意識したやや大盤振る舞いなレートのように感じます。
つまりは実態としてはもう一段低い可能性が高く、なかなか魅力的な金利というのはないということですね。
折しもボーナスシーズンであり、現状を理解した上で、少しでもいい運用先を探していただければと思います。あえてリスクを取らないというのも手ですが。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、ローソン銀行の「定期預金キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はこのようになっています。
■ローソン銀行「定期預金キャンペーン」
・1ヶ月 : 0.25%
・2ヶ月 : 0.25%
・3ヶ月 : 0.25%
・6ヶ月 : 0.25%
期間は1年未満ながら、金利は0.25%ということで魅力的です。誰でも利用できる点もいいですね。まだまだ少数かもしれませんが、既存のローソン銀行の顧客も利用できるということです。
6ヶ月ものであれば半年後の冬のボーナス時にも高金利で乗り換えられるかもしれませんしね。
キャンペーンは2021年7月30日までとなっています。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「4.2」。最高が5つ★なのでかなり良い評価ですね。
金利が最高水準ですから当然かもしれませんが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は7月26日まで。
>>>ローソン銀行の「定期預金キャンペーン」について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1211
前回のコラム:「ローソン銀行:円定期6ヶ月0.25%」
今回はauじぶん銀行の「夏の特別金利キャンペーン」を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.040%」とジワジワ下がってきました・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。
さてそのように市場金利については残念な状態ですが、一方、うれしい動きと言えばボーナス時期ということもあり定期預金キャンペーンが出揃っていますね。その1つが今回取り上げるauじぶん銀行の「夏の特別金利キャンペーン」です。
ご存知の通りauじぶん銀行は三菱UFJ銀行とKDDIという日本を代表する企業の子会社であり、経営基盤は磐石ですね。
おそらくこうした利益が、定期預金キャンペーンを推進する原資となっているのではないかと思いますが、ではそのキャンペーンの気になる金利はと言うと・・・
■auじぶん銀行/「夏の特別金利キャンペーン」
・1年 : 0.20%
1年ものが0.20%ということですね。auじぶん銀行の昨年のキャンペーン金利は0.25%でしたので少し下がりましたが、それでも十分魅力的です。
キャンペーン期間は7月31日までとなっていますのでご興味がある方はお急ぎください。
なお金利以外のメリットに目を向けると、auじぶん銀行の定期預金の利点は1円から設定できる点です。もちろん元本が1円だと永遠に利息がつかないことになりますが、これから貯金をはじめようという方にもやさしい商品性と言えそうです。
また、ユーザーの皆さんの中には、三菱UFJ銀行の口座をお持ちの方も多いと思いますが、上記の通り三菱UFJ銀行はauじぶん銀行の親会社であるということもあって、auじぶん銀行と三菱UFJ銀行の口座間の振込手数料は無料ですね。
三菱UFJ銀行の口座が給与振込口座の場合は、毎月余ったお金をこまめにauじぶん銀行に振り替えることで、より着実に貯金を増やすこともできそうです。
auウォレットなどの決済サービスも便利そうですね。
では、ここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利と比較してみたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・ローソン銀行 0.25% ※6ヶ月、キャンペーン金利
・東京スター銀行 0.25% ※6ヶ月
・東京スター銀行 0.25% ※新規顧客向け
・SBJ銀行 0.25% ※新規顧客向け、キャンペーン金利
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・auじぶん銀行 0.20% ※キャンペーン金利
・住信SBIネット銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・ソニー銀行 0.13% ※キャンペーン金利
・オリックス銀行 0.12%
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
auじぶん銀行の金利はやはり魅力的ですね。
ではこの1年ものが0.20%となるauじぶん銀行の「夏の特別金利キャンペーン」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・相対的に高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は8月3日まで。
>>>auじぶん銀行の「夏の特別金利キャンペーン」について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年ものが0.20%となるauじぶん銀行の「夏の特別金利キャンペーン」。あなたの評価は?(投票は8月3日まで)
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