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マネックス証券:個人向け国債変動0.07%

執筆者: ginko (2021-11-27)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「マネックス証券:個人向け国債変動0.07%」です。

日本ではなぜかすっかりコロナ感染も落ち着き、感染者ゼロまであともう一歩という状況ですが、昨日は南アフリカのコロナ変異型発見のニュースに世界の金融市場が動揺しました。

確かに南アフリカでの感染割合を見ると新型がデルタ型を凌駕しているようにも見えますので、そうした警戒感は当然なのかもしれませんが、ただ一方で重症者や死者数の推移、そしてワクチンの有効性を確認しないと正しいリスク判断はできません。

少なくとも昨日の株価下落は明らかに行きすぎで、週明けは大幅反発しそうです。

とは言いつつコロナとの戦いは思っていたより長く続きそうですね。来年春にはと期待していましたが、完全な正常化にはあともう1年くらいかかるのかもしれません。悪い方に想定しておいた方が良さそうです。




さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、オリックス銀行のeダイレクト預金を取り上げました。現状の定期預金金利はこうなっています。

■オリックス銀行「eダイレクト預金」

・1年 :0.17%
・3年 :0.22%
・5年 :
0.25%

※2021年11月27日現在、年利、税引き前、100万円以上

ボーナス商戦を意識していから従来より少し金利を引き上げてきたわけですね!中でも3年0.22%、5年0.25%が魅力的です。

1日も長くこの好金利を続けていってほしいものです。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価です。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は12月22日まで。

>>>オリックス銀行の「eダイレクト預金」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1311

前回のコラム:「オリックス銀行:円定期3年0.22%、5年0.25%」

今回はマネックス証券の取り扱う個人向け国債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.070%」と低水準です・・・金利が本格的に上昇するのはまだまだ先ですね。

さて本題に戻りまして今回はお久しぶりの個人向け国債です。

個人向け国債の特長をご案内すると、まず指摘できるのはこの点です。

・制度設計上、いくら長期金利がマイナスになっても0.05%以下にはならない。

つまり預けっぱなしにしておいても金利がマイナスになる懸念がないわけで、これは一定の魅力だと言えます。実際のところ「マイナス金利時代の運用方法」として、FPなどの専門家がこの「個人向け国債」を推奨しておりますが、その理由はそういうことなのですね。

加えて変動金利である「変動10」を選べば、こうしたメリットもあります。

・市場金利が上昇すればダイレクトに運用利回りも上昇する。

仮に世の中の金利が上昇すればそれに連動して利回りが上昇していくということです。金利が本格的に上昇するのは一体いつになるのか全く分かりませんが、万が一そうした状況になっても悔しい思いをしなくてすむのはメリットです。

と言うことで気になる今月の金利はと言うと以下の通りです。

■個人向け国債

・固定3年タイプ :0.05%
・固定5年タイプ :0.05%
・変動10年タイプ:0.07%


変動10年タイプの金利は先月の長期金利の上昇傾向を受けて、これまでの0.05%=つまり下限金利から久しぶりに0.07%へ上昇したわけですね。

長期金利が今の水準で推移すると来月には再び最低水準である0.05%に低下しそうですが、それはともかく今月金利改定を迎える過去の変動10年タイプの金利も一斉に0.07%に引き上げられたわけで、久々に変動金利タイプのメリットを実感できました。

なお、「変動10年タイプ」は上記の通り金利上昇メリットを狙えることに加えて、1年経てばいつでも中途解約でき、中途解約時のペナルティも重くないという利便性も魅力と言えそうです。ペナルティは平たく言えば「過去1年分の利息を放棄すること」ですね。

また、もし読者のみなさまが有り余るほどの預金をお持ちの場合、預金を1,000万円ずつ分散して預けるのは大変でしょうから、信用力のある国債を利用するのが便利ですね。

ではこの、変動金利タイプの金利が0.07%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・他にはない魅力的な商品性を評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は12月27日まで。

>>>マネックス証券が取り扱う個人向け国債について詳しくはこちら

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】変動金利タイプの金利が0.07%となる、マネックス証券が取り扱う個人向け国債。あなたの評価は?(投票は12月27日まで)  >>>投票はこちら

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