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SBI証券:ソフトバンクG社債2.48%

執筆者: ginko (2022-01-22)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:ソフトバンクG社債2.48%」です。

オミクロン株の感染拡大に伴う新規感染者の爆発的増加は悩ましい問題ですが、しかし投資家としてもっと直接的に悩ましいのが最近の株価下落傾向ですね。

伸び悩んできた日本株が下がることには既視感がありますが、しかし最近の投資家にとってよりダメージが大きいのがここまで上昇を続けてきた米国株の調整ではないでしょうか。

特に今流行りのレバレッジを組み込んだファンドは上昇も2倍、下落も2倍ですからかなりの精神的なストレスになっていそうです。

そもそもレバレッジは長期投資に向いていませんので、とっとと解約した方がいいと思いますが、それはさておき今の株価下落の根源的な問題である世界的なインフレは、数ヶ月後か、半年後か、1年後かは分からないにせよ、いつかコロナ収束のタイミングで沈静化するのは間違いありません。

コロナ禍のもとで需要そのものが拡大しているわけではありませんからね。

とすると株価もそのうち落ち着きを取り戻すわけで、今はただ静観しておけば良いと思います。本当の下落局面は数年後でしょうね・・・。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、ローソン銀行の「定期預金キャンペーン」を取り上げました。気になる金利はこのようになっています。

■ローソン銀行「定期預金キャンペーン」

・1ヶ月 : 0.20%

・2ヶ月 : 0.20%
・3ヶ月 : 0.20%
・6ヶ月 : 0.20%

期間は1年未満ながら、金利は0.20%ということで魅力的です。誰でも利用できる点もいいですね。まだまだ少数かもしれませんが、既存のローソン銀行の顧客も利用できるということです。

6ヶ月ものであれば半年後の夏のボーナス時にも高金利で乗り換えられるかもしれませんしね。

キャンペーンは2022年1月31日までとなっています。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「3.6」。真ん中が3つ★なのでまずまず良い評価です。

ただ金利水準を考えるともう少し高い評価でも良い気がしますが・・・。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は2月15日まで。

>>>ローソン銀行の「定期預金キャンペーン」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1369

前回のコラム:「ローソン銀行:円定期6ヶ月0.20%」

今回はSBI証券のソフトバンクグループ社債を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.130%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。

さて本題に戻りまして1月も下旬となり、冬の定期預金キャンペーンが終了していくタイミングですが、そうした時に候補に上がってくるのが「定期預金以外の運用商品を探してみる」ということかもしれません。

そうした預金者の方の検討対象となるかもしれないのが、今回ご紹介するSBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債です。

社債の説明ですが、利率は最初から決まっていて、運用期間中は上がることも下がることもありません。そして満期になれば元本と利息が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

ただ定期預金と大きく違うのは2点あって、1つ目は途中解約という概念がない、ということですね。どうしても換金したくなれば市場でその社債を売るしかありませんが、その時の値段は、その会社の信用力や金利環境によって変わってきます。場合によっては元本割れする可能性があります。

2つ目は預金保険の対象ではない、ということですね。もちろんその会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性があります。購入する際にはその会社の信用力・安全度をしっかり見届ける必要があります。

このソフトバンクグループ社債は「無担保」ということですから尚更ですね。

さらに今回の社債は

・劣後特約付き

となっており、仮にソフトバンクグループ社が破綻した場合、他の債券に対して劣後し、返済の順番が「後回し」になるということです。場合によっては1円も返ってきません。後回しですからね。

つまりは投資家に対して「不利」なわけで、逆に言えばその分だけ金利が高いということです。

ではこのSBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債の気になる金利はと言うと以下の通りです。

■SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債

・商品名:ソフトバンクグループ株式会社 第5回無担保社債(劣後特約付)
・満期償還日:2029/2/2
・期間:約7年
・利率:年2.48%

期間7年で上記のようなリスクは考慮しないといけないものの金利は2.48%ということで破格です。

ただソフトバンクグループ社の格付けはJCRという日本の格付け機関ですら「BBB+」と低いです。リスク感覚を強くもって投資の可否を慎重にご判断いただければと思います。

ちなみにこの社債の発行額は5,500億円ですので少なくともすぐに売り切れてしまうことはないと思いますが、ただSBI証券のサイトでは「お急ぎください!残りわずかです!」となっていますね。

人気あるのですかね・・・。一応販売期間は「1/21(金)12:00 ~ 2/3(木)14:00」となっています。

ではこの、期間が約7年で金利が2.48%の、SBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債(劣後特約付)。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・リスクがありつつも好金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。甘いです。アンケートの投票は2月22日まで。

>>>SBI証券が取り扱う、ソフトバンクグループ社債について詳しくはこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】期間が約7年で金利が2.48%の、SBI証券が取り扱うソフトバンクグループ社債(劣後特約付)。あなたの評価は?(投票は2月22日まで)  >>>投票はこちら

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