ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「UI銀行:円定期1年0.20%、2年0.20%」です。
折からの世界的なインフレ傾向に加え、円安やウクライナ危機、それに伴う原油高などによって商品の価格が徐々に値上げを始めているようですね。
普段テキトーに買い物をしている筆者には、細かな価格変動はなかなか気が付きませんが、それでも報道によれば食パン価格が6%上昇したり、冷凍食品が3%上昇したりと着実に価格転嫁が進んでいるようです。
いよいよ日銀が待ち望んだ「インフレ経済」の実現ですね。
ただもちろんこうしたコストプッシュ型のインフレは内需産業を中心にむしろ減益要因となるわけで、日銀は「景気拡大に伴う良いインフレ」が起こるまで金融緩和を続けるようです。
そうなってくると・・・金融緩和を永遠に続けないといけない気がしますね。
4月以降のインフレ率の動向と、日銀の緩和姿勢には注目です。
さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。
前回の「キャンペーンを斬る」では、楽天銀行の楽天エクステ預金を取り上げました。具体的な金利水準はと言えば・・・
■楽天銀行「楽天エクステ預金(フラット)」
・10年タイプ : 0.001%
・15年タイプ : 0.230%
10年タイプは相変わらずめちゃくちゃ低金利ですね・・・仮にそれぞれ満期まで運用できたとして元本を100万円とすると利息はそれぞれ
・10年タイプ : 10年で80円
・15年タイプ : 15年で2万7,450円
ということで少なくとも10年タイプについては、この金利で運用したいと思う人は皆無なのではないかと思います。上記の通り途中で解約できませんからね!
他方で15年タイプはそれなりの利率であることから、15年で見ればそれなりに利息らしい利息が出てくることが分かります。
金利が今より低下すれば継続されずに満期を迎えてしまうと思うので、その点でもより金利の高い15年タイプの方が有利ですね。
さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.4」。真ん中が3つ★なので残念な評価です。
期間の縛りを考えればこれくらいが妥当な気もしますが。
では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は4月25日まで。
>>>楽天銀行の楽天エクステ預金について詳しくはこちらから
投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1417
前回のコラム:「楽天銀行:エクステ15年0.23%」
今回はUI銀行の定期預金を取り上げたいと思います。
ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。
■長期金利推移(グラフ期間:5年)
2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。
さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。
ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。
となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。
2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。
本日の長期金利も「0.220%」と以前に比べれば跳ね上がりましたが、しかし低水準です。
いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。
さて定期預金については4月となり、定期預金キャンペーンとしては閑散期です。
そうした中で久しぶりに新規参入銀行としてデビューしたUI銀行の定期預金金利をチェックしてみたいと思います。
そのUI銀行ですが、きらぼし銀行のグループ会社となりますので、完全な新規参入銀行というよりは、きらぼし銀行グループ内のネット銀行という位置づけですが、利用者からすればお得なサービスさえ提供してくれればどんな銀行だって構いません。
で、その金利はこうなっています。
■UI銀行/定期預金
・1ヶ月:0.12%
・3ヶ月:0.12%
・6ヶ月:0.12%
・1年:0.20%
・2年:0.20%
・3年:0.20%
・5年:0.20%
期間1年以上はいずれも0.2%の高金利ですね!こうした高水準の金利が続くことを祈りたいと思います。
加えてUI銀行は口座サービスも魅力的でATM無料回数・他行宛て振り込み無料回数が残高別にこのような内容となっています。
・10万円未満:ATM無料月1回/他行振り込み無料月2回
・10万円以上:ATM無料月3回/他行振り込み無料月5回
・300万円以上:ATM無料月7回/他行振り込み無料月7回
・500万円以上:ATM無料月15回/他行振り込み無料月15回
残高が500万円以上の場合、それぞれ月15回無料になるということですからすさまじいですね!
こうした基本サービスに注目して口座開設するのもありかと思います。
ではここで主要な銀行の1年もの定期預金の金利をチェックしたいと思います。
■1年もの定期預金金利比較(300万円以上)
・新生銀行 0.50% ※新規顧客向け、3ヶ月
・UI銀行 0.20%
・SBJ銀行 0.20% ※新規顧客向け
・東京スター銀行 0.20% ※新規顧客向け
・あおぞら銀行BANK 0.20%
・オリックス銀行 0.17%
・東京スター銀行 0.10% ※6ヶ月
・新生銀行 0.03% ※2週間満期
・住信SBIネット銀行 0.02%
・ソニー銀行 0.02%
・auじぶん銀行 0.02%
・楽天銀行 0.02%
・PayPay銀行 0.02%
・三菱UFJ銀行 0.002%
やはりUI銀行の金利は好金利ですね!
ではこの1年ものが0.20%、2年ものが0.20%となるUI銀行の定期預金。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・高金利であることを評価して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は5月1日まで。
>>>UI銀行について詳しくはこちらから
■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html
【読者アンケート】1年ものが0.20%、2年ものが0.20%となるUI銀行の定期預金。あなたの評価は?(投票は5月1日まで)
>>>投票はこちら
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