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SBI証券:ソシエテ・ジェネラル円建債券5年約0.65%

執筆者: ginko (2022-11-06)

ユーザー参加型の銀行比較・ランキングサイトである銀行infoがご案内する、最新の銀行キャンペーンに関するニュース。今回は「SBI証券:ソシエテ・ジェネラル円建債券5年約0.65%」です。

気が付けばアメリカの中間選挙は8日に投開票ということでもう明後日の話となっています。

日本で報道されていないように感じるのはなぜでしょう?ウクライナ情勢だったり、ソウルでの事故といったニュースと比べれば地味ということかもしれませんが、とは言え選挙の結果は今後2年間のアメリカの政治に大きく影響するわけで、日本人にとっても無関心ではいられません。

ざっくり言えば「福祉の民主に経済の共和」ですから、株価や経済のことを考えれば共和党が勝つ方がいいわけですが、現大統領は民主党のバイデン氏ですから共和党が勝てばバイデン政権はレイムダック化しますし、共和党の裏にはトランプ元大統領がいるわけで、どちらを応援すればよいかなかなか難しいところですね。

下院の方は共和党優勢が確定的のようですが、上院は競っているようですので、民主党を応援しておきますかね・・・もちろん筆者は投票権を持っていませんので何の意味もありませんが。

果たしてどのような結果となるでしょうか。

ちなみに共和党は減税策を打ち出しているようですが、インフレの時に減税すると家計の購買力が増え、さらにインフレが進んでしまいますね。つまりは悪手なわけですが、それでも導入しようとするのか気になるところです。



さて、まずは前回取り上げた商品・キャンペーンのみなさんの評価をみてみたいと思います。

前回の「キャンペーンを斬る」では、新生銀行のパワーステップアップ預金を取り上げました。気になる金利はと言うと・・・

■新生銀行「パワーステップアップ預金2」

・当初5年間:0.45%

・以降、満期が延長されるたびに金利がステップアップ(上昇)

・6~8年目 :0.50%


・9~10年目 :0.55%

ということになっております。当初5年間が0.45%というのも、それ以降が0.50%→0.55%というのも、今の金利状況からすると・・・相対的に魅力的です。

仮に最後まで延長されると平均金利は「0.485%」となり、長期金利の水準を大きく上回ることも好感が持てます。

さて投票結果ですが、5つ★満点で「2.9」。真ん中が3つ★ですからやや残念な結果ですね。

では、投票がまだの方はぜひ投票をお願いします。投票は11月29日まで。

>>>新生銀行の「パワーステップアップ預金2」について詳しくはこちらから

投票:https://www.ginkou.info/enquete/?p=1567

前回のコラム:「新生銀行:ステップアップ預金最大0.55%」

今回はSBI証券が取り扱うソシエテ・ジェネラル円建債券を取り上げたいと思います。



ここでいつものように世の中の金利動向をチェックしておくと、こうなっております。

■長期金利推移(グラフ期間:5年)



2013年4月初旬の「異次元緩和」以降、一時的に金利が上昇することはあっても、全体的には長期金利は徐々に低下しています。つまりは超・低金利傾向が鮮明となってきているわけですね。

さらに大きな金利低下圧力になったのが2014年10月31日に発表された追加金融緩和策です。しかし金利の「最大の刺客」は2016年1月末にやってきました。皆さんよく御存じの「マイナス金利」政策です。これが驚くくらいに市場に波及し、長期金利はマイナス水準まで低下しました。

ただ2016年後半からは新しい金融緩和の枠組み=イールドカーブコントロールが始まったこともあって長期金利はプラス水準に回復しました。

となると預金者としては更なる金利上昇を期待してしまいますが、しかし日銀が長期金利の操作目標を「0%」に設定している以上、そこから大きくかい離して上昇するというのは考えにくいですね。

2018年7月と2021年3月には日銀が長期金利の変動幅を拡大させたことから、長期金利は現在「-0.25%~+0.25%」の範囲内で動いていくことになりましたが、それでもその上限は「0.25%」と低いままです。

本日の長期金利も「0.250%」と上限に達していますが、やはり低水準です。

いつか異次元緩和が解除され金利が上昇することを祈りたいと思います。

さて本題に戻りまして、時期的には11月ということで定期預金キャンペーンについては「閑散期」となっていますが、そうした中では「定期預金以外の商品」も検討してみるのも手ですね。

そうした場合に候補になりそうなのでが、SBI証券が取り扱うソシエテ・ジェネラル円建債券です。要はフランスの大手金融グループであるソシエテ・ジェネラルが発行する社債です。

社債についてはこれまで何度も取り上げたことがありますが、利率は最初から決まっていて、満期になれば元本が還ってくるという点では、ほぼ定期預金のような商品です。

が、注意事項としては以下の通りです。

・途中解約という概念がないので、換金したくなれば市場でその社債を売るしかないが、その時の値段によっては元本割れする可能性がある。

・その会社が存続する限りは元本保証ですが、万が一、その会社が倒産したり法的整理になったりすると、元本が大幅にカットされる可能性がある。預金を肩代わりしてくれる「預金保険」のような制度がない。

素人としては特に後者の、発行会社が傾いてしまうリスクというのがよく分からない点ですね。そうしたリスクと見返りに金利は比較的高くなっているのが通例ですが、このソシエテ・ジェネラル円建債券の金利はと言うとこうなっております。

■SBI証券:ソシエテ・ジェネラル 2027/11/30満期 円建債券

・5年:0.40%~0.90%


まだ仮条件ですが、通例ではその真ん中くらいですから期間5年で0.65%とすると悪くない金利ですね。

また、5年後にソシエテ・ジェネラル社の経営が傾いてしまっている可能性も、直感的にはほぼないと思いますから、その点でも魅力的な気がします。

もちろん、超優良企業から一気に破綻が懸念される状態まで転げ落ちてしまうケースは0ではありません。過剰に怖がる必要はありませんが、「リスクがある分金利が高い」という原則は常に頭に入れておきたいものです。

ただソシエテ・ジェネラル社の格付けはMoody’sの評価で「A1」、S&Pの評価で「」ということですから、信用力は高いとは言えそうです。

そう考えると、この金利はそれなりに魅力的だと思います。特に発行額は明記されていないようですが、いくらくらいなんでしょうね。募集期間は21日(月)9時~29日(火)14時となっています。

気になる方はチェックしてみてください。

ではこの、SBI証券が取り扱う5年約0.65%の「ソシエテ・ジェネラル円建債券」。あなたの評価を教えてください。筆者は・・・社債としてのリスクはありますが、まずまずの金利と信用力を勘案して「★★★★★」としておきます。つまり満点ですね。投票は12月6日まで。

>>>SBI証券の口座開設はこちらから

■最新の定期預金金利比較はこちら
https://www.ginkou.info/tinycontent/tinycontent_id8.html


【読者アンケート】SBI証券が取り扱う5年約0.65%の「ソシエテ・ジェネラル円建債券」。あなたの評価は?(投票は12月6日まで)  >>>投票はこちら

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